こむら返り

こむら返りとは

こむら返りとは、主にふくらはぎの筋肉が突然けいれんを起こし、強い痛みを伴いながら筋肉が収縮したまま動かせなくなる状態のことです。医学的には「有痛性筋痙攣」と呼ばれ、数秒から数分間続く激しい痛みが特徴です。

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、筋骨格系の症状で悩む人は全国で約1,300万人にいると報告されており、こむら返りは中高年に多く見られ、50歳以上の約60％が経験しているとされています。

特に妊娠中の女性や更年期以降の女性に頻発する傾向があり、当院にもふくらはぎの痛みでお困りの方が多く来院されます。

こむら返りを放置すると、睡眠不足による日中の集中力低下や疲労感が蓄積し、仕事や日常生活に支障をきたします。

背景に重篤な疾患が隠れている場合、早期発見が遅れることで糖尿病や下肢静脈瘤などの進行により、最悪の場合は歩行困難や血栓症のリスクが高まる可能性があります。

こむら返りの原因

開院以来、当院にはこむら返りでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えることは、こむら返りは複数の原因が複雑に絡み合っておきているということです。

こむら返りの原因として次のものが挙げられます。

このようにこむら返りは複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、筋肉の正常な収縮と弛緩機能の異常や神経伝達の障害などが発生し、こむら返りが発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり電解質を補給するだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

日常生活に支障が出ているこむら返りやどこに行ったらいいのか分からない症状でお困りなら、おひとりで悩まれずに、経験豊富な私たちにご相談ください。

病院とはここが違います

こむら返りへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

芍薬甘草湯は即効性があるものの、長期服用により偽アルドステロン症という副作用のリスクがあります。また、筋弛緩剤は眠気や倦怠感などの副作用があり、日常生活に支障をきたす場合があります。

根本的な原因解決にはならず、薬に依存する可能性もあるため注意が必要です。

電解質補正

サプリメントや点滴による一時的な改善は期待できますが、生活習慣や体質的な問題が解決されなければ再発を繰り返します。また、過剰摂取により他のミネラルバランスが崩れるリスクもあり、継続的な管理が必要になります。

生活指導

効果が現れるまでに時間がかかり、患者さん自身の継続的な努力が必要です。また、仕事や生活環境の制約により指導内容を実践することが困難な場合があり、ストレスや挫折感を感じる方も少なくありません。

こむら返りを改善するために

まずはあなたのこむら返りの原因を検査を通じて明らかにします。原因が特定できなければ一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

当院は、丁寧なカウンセリングと4種類の検査結果を基に全身の歪みを整え、滞っていた血液、神経の流れを正常に戻し自然治癒力を高める施術をします。

そして痛みがなくなった後も再発しないようこむら返りの原因であった生活習慣の改善や今後のアドバイスもお伝えし、健康な状態を維持できるようサポート致します。

当院の特徴

施術歴10年以上の経験豊富な施術者が専属でカウンセリングから検査、施術まで最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。男女の施術者が在籍しており同性に相談できるのも強みです。

身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで担当者が専属して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めています。

薬に頼りたくない方や手術を避けたい方、病院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

こむら返りのQ＆A

こむら返りは自然に治りますか？

軽度で一時的なこむら返りは自然に改善することもありますが、頻繁に繰り返す場合は背景に何らかの原因があることが多く、適切な対処が必要です。放置すると悪化する可能性があります。

こむら返りの人がやってはいけないことは？

急激な温度変化、過度な運動、アルコールの過剰摂取、水分不足は避けるべきです。また、痛みがある時に無理にマッサージすると筋肉を傷める可能性があるため注意が必要です。

夜中のこむら返りを予防する方法はありますか？

就寝前の軽いストレッチ、足の保温、適度な水分補給が効果的です。また、寝具を工夫して足が冷えないようにし、電解質バランスを整える食事を心がけることも重要です。

こむら返りと下肢静脈瘤の関係は？

下肢静脈瘤の初期症状としてこむら返りが現れることがあります。静脈の血流が滞ることで筋肉への酸素供給が不足し、特に夜間に症状が出やすくなります。適切な治療で改善が期待できます。

妊娠中のこむら返りは危険ですか？

妊娠中は血管の拡張や血流の変化、運動不足により起こりやすくなりますが、多くは生理的な変化によるものです。ただし、頻繁に起こる場合は医師に相談することをお勧めします。

運動後のこむら返りを防ぐにはどうすればいいですか？

運動前後の十分なウォーミングアップとクールダウン、適切な水分と電解質の補給、段階的な運動強度の調整が重要です。疲労を蓄積させないよう休息も大切にしてください。

こむら返りで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の自然治癒力を高める施術はこむら返りの症状と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

こむら返りは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。お一人で悩まれずにお気軽にご連絡ください。