脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症の症例報告

脊柱管狭窄症とは

脊柱管狭窄症とは、背骨の中を通る神経の通り道（脊柱管）が狭くなり、その中にある脊髄や神経根が圧迫されることで痛みやしびれ、歩行困難などを引き起こす疾患です。特に歩くと症状が悪化し、休むと楽になる「間欠性跛行」が特徴的です。

厚生労働省の調査によると、国内における腰部脊柱管狭窄症の推定患者数は約240万人とされています。年齢が上がるほど増加し、当院にも脊柱管狭窄症でお困りの方が多く来院されます。

脊柱管狭窄症を放置すると、初期は歩行時のみの痛みやしびれでも、進行すると姿勢に関係なく常に症状が現れるようになります。歩ける距離が短くなり、最終的には20メートル程度の歩行も困難になることがあります。

さらに進行すると、足の筋力低下や感覚障害が進み、転倒リスクが高まります。特に高齢者の場合、転倒による骨折は寝たきりの原因になることもあるため、非常に危険です。

脊柱管狭窄症の原因

開院以来、当院には脊柱管狭窄症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えることは、脊柱管狭窄症は複数の原因が複雑に絡み合っておきているということです。

脊柱管狭窄症の原因として次のものが挙げられます。

このように脊柱管狭窄症は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

特に加齢による退行性変化は最も一般的な原因ですが、悪い姿勢や生活習慣も症状の悪化に関わっています。長時間の同じ姿勢や不自然な体の使い方は、脊柱に過度な負担をかけ、症状を悪化させる要因になります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

日常生活に支障が出ている脊柱管狭窄症やどこに行ったらいいのか分からない症状でお困りなら、おひとりで悩まれずに、経験豊富な私たちにご相談ください。

病院とはここが違います

脊柱管狭窄症への対応として、次のようなものが一般的です。

コルセットの装着

長期間装着すると、腰周りの筋肉が本来の役割を果たさなくなり、筋力が低下します。コルセットに依存することで70%程度の力しか発揮できない状態となります。

これにより、コルセットを外した際に腰を支えられなくなり、ぎっくり腰になるなど腰痛を再発させる原因となります。

神経ブロック注射

効果は一時的で、根本的な解決にはなりません。繰り返し注射を受ける必要があり、注射部位の感染リスクや組織損傷の可能性もあります。また、効果の個人差が大きく、全ての人に有効とは限りません。

手術療法

感染や出血、神経損傷などの合併症リスクがあります。また、手術後のリハビリテーションが必要で、完全回復までに時間がかかります。手術によって症状が完全に改善するとは限らず、再発するケースもあります。

脊柱管狭窄症を改善するために

まずはあなたの脊柱管狭窄症の原因を検査を通じて明らかにします。原因が特定できなければ一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

当院は、丁寧なカウンセリングと4種類の検査結果を基に全身の歪みを整え、滞っていた血液、神経の流れを正常に戻し自然治癒力を高める施術をします。

そして痛みがなくなった後も再発しないよう脊柱管狭窄症の原因であった生活習慣の改善や今後のアドバイスもお伝えし、健康な状態を維持できるようサポート致します。

当院の特徴

歴10年以以上の経験豊富な施術者が専属でカウンセリングから検査、施術まで最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。男女の施術者が在籍しており同性に相談できるのも強みです。

身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで担当者が専属して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めています。

薬に頼りたくない方や手術を避けたい方、病院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

脊柱管狭窄症のQ＆A

脊柱管狭窄症は自然に治りますか？

加齢による退行性変化が主な原因であり、一度狭くなった脊柱管が自然に広がることはないので自然に治ることは難しいです。ただし、適切な治療や生活習慣の改善によって症状を大幅に軽減することは可能です。

脊柱管狭窄症の人がやってはいけないことは？

腰を反ったり捻ったりする動作は避けるべきです。これらの動作は脊柱管をさらに狭める方向に働くからです。特に腰に負担がかかる動作を続けると症状が悪化する恐れがあります。日常生活では、長時間同じ姿勢を続けることも避けるべきです。

手術は必ず必要ですか？

いいえ、全ての脊柱管狭窄症患者に手術が必要なわけではありません。手術が検討されるのは、保存療法で効果がない場合や、膀胱直腸障害などの重い症状がある場合です。

歩行距離を伸ばすためにはどうすればいいですか？

歩行距離を伸ばすためには、まず正しい姿勢を身につけることが重要です。前かがみの姿勢は脊柱管を広げる方向に働くため、少し前傾姿勢で歩くと症状が和らぐことがあります。また、体幹の筋力強化や柔軟性の向上も効果的です。

脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアの違いは？

椎間板ヘルニアは椎間板の中心部分（髄核）が飛び出して神経を圧迫する状態であるのに対し、脊柱管狭窄症は加齢などにより脊柱管全体が狭くなる状態です。

脊柱管狭窄症で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の自然治癒力を高める施術は脊柱管狭窄症の症状と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

脊柱管狭窄症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。お一人で悩まれずにお気軽にご連絡ください。