慢性疲労症候群

慢性疲労症候群とは

慢性疲労症候群（ME/CFS）は、これまで健康だった人が突然、日常生活に支障をきたすほどの強い疲労感に襲われ、十分な休息をとっても回復しない状態が6か月以上続く病気です。単なる疲労とは全く異なり、軽い活動でも症状が極端に悪化してしまいます。

厚生労働省の疫学調査によると、日本の人口の約10万～36万人の患者が存在すると推定され、男性22.3%、女性77.7%で女性の方が約3.5倍多く特に30代の人に多くみられると報告されており、当院にも強い疲労感にお困りの方が多く来院されます。

慢性疲労症候群を放置すると、軽度の場合でも月に数日の休息が必要となり、中等度では1日の半分以上を横になって過ごす必要が生じます。

重症化すると寝たきりに近い状態となり、介助が必要になることもあります。

患者の約30%が重症者に該当し、70%の人が家事や仕事ができない状態になってしまい、社会復帰が困難になり、経済的な問題や家族関係の悪化、うつ症状の併発なども起こりやすくなります。

慢性疲労症候群の原因

開院以来、当院には慢性疲労症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えることは、慢性疲労症候群は複数の原因が複雑に絡み合っておきているということです。

慢性疲労症候群の原因として次のものが挙げられます。

このように慢性疲労症候群は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

何らかの感染症をきっかけに発症することが多く、体内に潜んでいたウイルスが再活性化することで症状が現れると考えられています。また、過労や睡眠不足などの身体的な負担、人間関係や仕事上のストレスなどの精神的負担が免疫系に影響を与え、症状の発症や悪化につながります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

日常生活に支障が出ている慢性疲労症候群やどこに行ったらいいのか分からない症状でお困りなら、おひとりで悩まれずに、経験豊富な私たちにご相談ください。

病院とはここが違います

慢性疲労症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

対症療法

根本的な治療ではなく症状を一時的に和らげるだけのため、長期間の服薬が必要となります。また、個人差が大きく効果が実感できない場合も多く、副作用のリスクもあります。薬物依存の可能性もあり、定期的な見直しが必要です。

睡眠障害治療

睡眠薬に依存してしまう可能性があり、長期使用により効果が弱まることがあります。また、薬物による眠気や倦怠感が日中まで持続し、かえって症状を悪化させる場合もあります。根本的な睡眠の質改善には時間がかかります。

向精神薬治療

副作用として眠気、めまい、体重増加などが現れることがあり、日常生活に支障をきたす場合があります。また、薬物への依存性や離脱症状のリスクもあり、医師との慎重な相談が必要です。効果が現れるまでに時間がかかることも多いです。

慢性疲労症候群を改善するために

まずはあなたの慢性疲労症候群の原因を検査を通じて明らかにします。原因が特定できなければ一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

当院は、丁寧なカウンセリングと4種類の検査結果を基に全身の歪みを整え、滞っていた血液、神経の流れを正常に戻し自然治癒力を高める施術をします。

そして症状がなくなった後も再発しないよう慢性疲労症候群の原因であった生活習慣の改善や今後のアドバイスもお伝えし、健康な状態を維持できるようサポート致します。

当院の特徴

施術歴10年以上の経験豊富な施術者が専属でカウンセリングから検査、施術まで最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。男女の施術者が在籍しており同性に相談できるのも強みです。

身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで担当者が専属して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めています。

薬に頼りたくない方や手術を避けたい方、病院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

慢性疲労症候群のQ＆A

慢性疲労症候群は自然に治りますか？

慢性疲労症候群は自然治癒が期待できる病気ではありません。適切な治療と生活管理により症状の改善は可能ですが、完全な自然治癒は困難とされています。早期の専門的な治療が重要です。

慢性疲労症候群の人がやってはいけないことは？

無理な運動や活動は症状を悪化させるため避けるべきです。また、ストレスの多い環境や睡眠不足、栄養不足も症状を悪化させます。自分の体調の限界を見極めて行動することが大切です。

単なる疲労と慢性疲労症候群の違いは何ですか？

単なる疲労は休息により回復しますが、慢性疲労症候群は十分な休息をとっても疲労が回復せず、軽い活動でも症状が悪化します。また、微熱や筋肉痛など多様な症状を伴うのが特徴です。

仕事や学校に復帰できますか？

症状の程度により異なりますが、適切な治療と職場や学校の理解があれば復帰は可能です。ただし、以前と同じペースでの活動は困難な場合が多く、段階的な復帰が必要です。

食事で気をつけることはありますか？

バランスの良い栄養摂取が重要です。特にビタミンやミネラルの不足は症状を悪化させる可能性があります。また、カフェインやアルコールの摂取は睡眠の質に影響するため注意が必要です。

慢性疲労症候群で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の自然治癒力を高める施術は慢性疲労症候群の症状と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

慢性疲労症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。お一人で悩まれずにお気軽にご連絡ください。