ナルコレプシー

ナルコレプシーとは

ナルコレプシーとは、日中に突然強い眠気に襲われ、時と場所を選ばず眠り込んでしまう睡眠障害です。「居眠り病」とも呼ばれ、脳内の覚醒を維持する物質（オレキシン）の働きが低下することで、睡眠と覚醒のリズムが乱れて起こります。

単なる寝不足とは異なり、十分な睡眠をとっても日中の眠気が改善されないのが特徴です。

日本睡眠学会のガイドラインによると、日本人のナルコレプシー有病率は約0.16%とされており、これは世界標準の0.04%の約4倍にあたり、日本の人口で計算すると、推定約20万人の患者さんがいると考えられており、当院にも突然の眠気でお困りの方が多く来院されます。

ナルコレプシーを放置すると、仕事や学業の成果や評価が低下し、最終的に退職や離職を余儀なくされる可能性があります。運転中や機械操作中の突然の眠気は重大な事故につながるリスクがあり、生命に関わる危険性も考えられます。

また、周囲からの理解が得られず「怠け者」というレッテルを貼られることで、うつ病などの精神疾患を併発したり、社会的孤立を招いたりする恐れがあります。症状の進行により生活の質が著しく低下し、人間関係や社会復帰が困難になる可能性もあります。

ナルコレプシーの原因

開院以来、当院にはナルコレプシーでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えることは、ナルコレプシーは複数の原因が複雑に絡み合っておきているということです。

ナルコレプシーの原因として次のものが挙げられます。

このようにナルコレプシーは複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、脳内で覚醒を維持するオレキシンという神経伝達物質の産生細胞が減少したり、機能が低下したりすることで発症すると考えられています。それは人によって違い、単に薬物療法だけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

日常生活に支障が出ているナルコレプシーやどこに行ったらいいのか分からない症状でお困りなら、おひとりで悩まれずに、経験豊富な私たちにご相談ください。

病院とはここが違います

ナルコレプシーへの対応として、次のようなものが一般的です。

中枢神経刺激薬の処方

長期間の服用により依存性や耐性の問題が生じる可能性があります。また、頭痛、動悸、不眠、食欲低下などの副作用が現れることがあり、個人差により効果に大きなばらつきがあります。

根本的な治療ではなく対症療法のため、薬物に依存した生活を続ける必要があります。

三環系抗うつ薬の投与

日中の眠気増強や消化器系の副作用（吐き気、食欲低下）が生じることがあります。効果が現れるまでに時間がかかり、副作用の調整のため頻繁な通院が必要になる場合があります。また、他の薬物との相互作用にも注意が必要です。

睡眠衛生指導

生活習慣の改善だけでは症状の根本的な解決には至らないことが多く、患者さんの強い意志と継続的な努力が必要です。

社会生活との両立が困難な場合があり、職場や学校での理解と協力が得られなければ実践が困難になります。

ナルコレプシーを改善するために

まずはあなたのナルコレプシーの原因を検査を通じて明らかにします。原因が特定できなければ一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

当院は、丁寧なカウンセリングと4種類の検査結果を基に全身の歪みを整え、滞っていた血液、神経の流れを正常に戻し自然治癒力を高める施術をします。

そして症状がなくなった後も再発しないようナルコレプシーの原因であった生活習慣の改善や今後のアドバイスもお伝えし、健康な状態を維持できるようサポート致します。

当院の特徴

施術歴10年以上の経験豊富な施術者が専属でカウンセリングから検査、施術まで最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。男女の施術者が在籍しており同性に相談できるのも強みです。

身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで担当者が専属して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めています。

薬に頼りたくない方、病院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

ナルコレプシーのQ＆A

ナルコレプシーは自然に治りますか？

ナルコレプシーは慢性疾患であり、自然治癒は期待できません。しかし、適切な治療と生活習慣の改善により症状をコントロールすることは可能です。当院の施術により、症状の軽減を図ることができます。

ナルコレプシーの人がやってはいけないことは？

運転や機械操作など危険を伴う作業は避けるべきです。また、アルコールの摂取や不規則な生活は症状を悪化させるため控える必要があります。規則正しい生活リズムを心がけることが重要です。

ナルコレプシーは完治する病気ですか？

現在のところ根治療法は確立されていませんが、適切な治療により症状を大幅に改善し、日常生活に支障のないレベルまで回復することは可能です。

ナルコレプシーと単なる寝不足の違いは何ですか？

寝不足は睡眠時間を確保すれば改善されますが、ナルコレプシーは十分な睡眠をとっても日中の強い眠気が続くのが特徴です。また、情動脱力発作などの特有の症状も見られます。

整体でナルコレプシーは改善しますか？

当院の自律神経調整に特化した施術により、睡眠の質の改善や日中の眠気の軽減が期待できます。薬物療法と併用することで、より効果的な改善が見込めます。

ナルコレプシーの症状は年齢とともに変化しますか？

一般的に、年齢とともに症状は安定する傾向にありますが、個人差があります。適切な治療を継続することで、症状の進行を抑制し、生活の質を維持することが可能です。

ナルコレプシーで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の自然治癒力を高める施術はナルコレプシーの症状と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ナルコレプシーは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。お一人で悩まれずにお気軽にご連絡ください。