パニック障害

パニック障害とは

パニック障害とは、突然理由もなく激しい不安や恐怖に襲われ、動悸、息切れ、めまい、冷や汗などの身体症状が現れる疾患です。この発作は「パニック発作」と呼ばれ、数分から10分程度でピークに達し、その後自然に治まります。

しかし、「また発作が起きるのではないか」という予期不安が生じ、発作を経験した場所や状況を避けるようになることで、日常生活に大きな支障をきたすのが特徴です。

厚生労働省の調査によると、日本におけるパニック障害の生涯有病率は約0.57%で、推定患者数は全国で約84万人から100万人以上に上ります。

特に20代から40代の働き盛りの年代に多く見られ、女性が男性の約2.5倍多く発症する傾向があると報告されており、当院にもパニック障害でお困りの方が多く来院されます。

パニック障害を放置すると、予期不安が徐々に強くなり、外出や人混みを避ける「広場恐怖」が発達します。重症化すると家から一歩も出られない状態になり、仕事や学業の継続が困難になります。

また、約50～65%の患者でうつ病を併発し、社会的孤立や経済的困窮に陥る可能性があります。さらに、アルコールや薬物に依存するリスクも高まる恐れがあります。

パニック障害の原因

開院以来、当院にはパニック障害でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えることは、パニック障害は複数の原因が複雑に絡み合っておきているということです。

パニック障害の原因として次のものが挙げられます。

このようにパニック障害は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、自律神経系の異常や不安回路の過敏化などが発生し、パニック発作が発症します。それは人によって違い、単に薬物療法や心理療法だけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

日常生活に支障が出ているパニック障害やどこに行ったらいいのか分からない症状でお困りなら、おひとりで悩まれずに、経験豊富な私たちにご相談ください。

病院とはここが違います

パニック障害への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

薬物への依存性や副作用のリスクがあり、特にベンゾジアゼピン系薬剤は長期使用により依存が形成される可能性があります。また、薬を中止すると症状が再発することが多く、根本的な解決にはならない場合があります。

暴露療法

治療過程で一時的に症状が悪化することがあり、患者さんにとって精神的な負担が大きくなります。段階的に進める必要があるため、治療期間が長期にわたることが多く、途中で挫折してしまう患者も少なくありません。

また、適切な指導者のもとで行わないと、かえって症状を悪化させるリスクもあります。

リラクゼーション法

技術の習得に時間がかかり、発作時に冷静に実行することが困難な場合があります。また、効果には個人差があり、すべての患者さんに有効とは限りません。

継続的な練習が必要で、日常生活に取り入れるための時間確保が困難な場合もあり、長期的な効果を維持するためには継続的な努力が必要です。

パニック障害を改善するために

まずはあなたのパニック障害の原因を検査を通じて明らかにします。原因が特定できなければ一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

当院は、丁寧なカウンセリングと4種類の検査結果を基に全身の歪みを整え、滞っていた血液、神経の流れを正常に戻し自然治癒力を高める施術をします。

そして症状がなくなった後も再発しないようパニック障害の原因であった生活習慣の改善や今後のアドバイスもお伝えし、健康な状態を維持できるようサポート致します。

当院の特徴

施術歴10年以上の経験豊富な施術者が専属でカウンセリングから検査、施術まで最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。男女の施術者が在籍しており同性に相談できるのも強みです。

身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで担当者が専属して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めています。

薬に頼りたくない方、病院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

パニック障害のQ＆A

パニック障害は自然に治りますか？

パニック障害は適切な治療を受けることで改善可能な疾患ですが、自然治癒は期待できません。放置すると症状が慢性化し、日常生活への影響が拡大する可能性があります。早期の専門的な治療が重要です。

パニック障害の人がやってはいけないことは？

カフェインやアルコールの過剰摂取、睡眠不足、過度なストレスは症状を悪化させる可能性があります。また、症状を恐れて完全に外出を避けることは、かえって恐怖を強化してしまうため注意が必要です。

家族はどのようにサポートすればよいですか？

症状を理解し、「気のせい」などと否定せず、患者さんの気持ちに寄り添うことが重要です。発作時は冷静に対応し、安心できる環境を提供してください。また、治療への理解と協力も大切なサポートとなります。

仕事や学校を休む必要がありますか？

症状の程度によりますが、無理をして悪化させるよりも、必要に応じて休息を取ることが重要です。職場や学校に相談し、理解を得ながら治療に専念できる環境を整えることが回復への近道となります。

運動や食事で改善できることはありますか？

適度な有酸素運動はストレス軽減と自律神経の調整に効果的です。また、カフェインや糖分の摂取を控え、規則正しい食生活を心がけることで症状の軽減が期待できます。ただし、治療の補助的な役割として考えてください。

完治までにどのくらいの期間がかかりますか？

個人差がありますが、適切な治療を受ければ数か月から1年程度で大幅な改善が期待できます。ただし、完全な回復には時間がかかる場合もあり、焦らずに治療を継続することが重要です。

整体でパニック障害は改善しますか？

当院の整体では、自律神経系の調整を通じてパニック障害の改善を図ります。身体の歪みや筋膜の緊張を解消することで、自然治癒力を高め、症状の軽減が期待できます。薬に頼らない自然な回復を目指す方に特に効果的です。

発作が起きた時の対処法はありますか？

発作時は深呼吸を心がけ、「これは一時的なもので必ず治まる」と自分に言い聞かせることが大切です。安全な場所に移動し、リラックスできる姿勢を取ってください。当院では、発作時の具体的な対処法もお教えしています。

パニック障害で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の自然治癒力を高める施術はパニック障害の症状と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

パニック障害は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。お一人で悩まれずにお気軽にご連絡ください。