線維筋痛症

線維筋痛症とは

線維筋痛症は全身に慢性的な激しい痛みが生じる病気です。血液検査やレントゲンなどの一般的な検査では異常が見つからないにも関わらず、体のあちこちに強い痛みが続きます。

痛みの原因は脳や神経系の痛みを処理する機能に異常が生じることと考えられており、軽く触れただけでも激痛を感じることがあります。

厚生労働省の2004年の疫学調査によると、日本における推定患者数は約200万人とされ、特に中高年女性に多く見られる疾患で、当院にも原因不明の全身の痛みでお困りの方が多く来院されます。

線維筋痛症を放置すると、慢性的な痛みにより日常生活が著しく制限され、患者の34％が休学や休職を余儀なくされています。睡眠障害や抑うつ状態が悪化し、社会復帰が困難になる可能性があります。

線維筋痛症の原因

開院以来、当院には線維筋痛症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えることは、線維筋痛症は複数の原因が複雑に絡み合っておきているということです。

線維筋痛症の原因として次のものが挙げられます。

このように線維筋痛症は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、脳内の痛み処理機能の異常や免疫細胞の過度な活性化などが発生し、線維筋痛症が発症します。それは人によって違い、単に痛み止めを服用したり筋肉をほぐすだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

日常生活に支障が出ている線維筋痛症やどこに行ったらいいのか分からない症状でお困りなら、おひとりで悩まれずに、経験豊富な私たちにご相談ください。

病院とはここが違います

線維筋痛症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

副作用として眠気、めまい、体重増加、便秘などが現れることがあり、日常生活に支障をきたす恐れがあります。また、効果には個人差が大きく、複数の薬を試しても十分な効果が得られない場合があります。

長期服用による依存性や耐性の問題もあり、薬の調整に時間がかかることも多いです。

運動療法

痛みがある状態での運動は困難で、無理をすると症状が悪化する可能性があります。継続的に行うことが必要ですが、痛みのために運動を続けることが難しく、専門的な指導なしでは適切な強度や方法を判断するのが困難です。

認知行動療法

効果が現れるまでに時間がかかり、患者さん自身の積極的な参加と継続的な取り組みが必要です。専門的なカウンセラーが少なく、治療を受けられる施設が限られているのが現状です。

また、根本的な痛みの解決にはならない場合があります。

線維筋痛症を改善するために

まずはあなたの線維筋痛症の原因を検査を通じて明らかにします。原因が特定できなければ一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

当院は、丁寧なカウンセリングと4種類の検査結果を基に全身の歪みを整え、滞っていた血液、神経の流れを正常に戻し自然治癒力を高める施術をします。

そして痛みがなくなった後も再発しないよう線維筋痛症の原因であった生活習慣の改善や今後のアドバイスもお伝えし、健康な状態を維持できるようサポート致します。

当院の特徴

施術歴10年以上の経験豊富な施術者が専属でカウンセリングから検査、施術まで最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。男女の施術者が在籍しており同性に相談できるのも強みです。

身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで担当者が専属して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めています。

薬に頼りたくない方、病院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

線維筋痛症のQ＆A

線維筋痛症は自然に治りますか？

線維筋痛症は慢性疾患であり、自然治癒は期待できません。しかし、適切な治療により症状の改善は可能です。早期の診断と治療開始が重要で、放置すると症状が悪化する可能性があります。

線維筋痛症の人がやってはいけないことは？

過度な安静や運動不足は症状を悪化させます。また、無理な運動や急激な生活変化も避けるべきです。ストレスを溜め込まず、規則正しい生活リズムを心がけることが大切です。

なぜ検査で異常がないのに痛みがあるのですか？

線維筋痛症は脳の痛みを処理する機能に異常が生じる疾患のため、従来の検査では異常が見つかりません。痛みは実際に存在しており、決して気のせいではありません。

線維筋痛症は完治する病気ですか？

現在のところ完治は困難ですが、適切な治療により症状をコントロールし、生活の質を大幅に改善することは可能です。早期治療により良好な予後が期待できます。

どの診療科を受診すればよいのでしょうか？

リウマチ科や整形外科、ペインクリニックでの診療が一般的です。線維筋痛症に詳しい専門医を受診することが重要で、複数の診療科と連携した治療が効果的です。

家族や周囲に理解してもらうにはどうすればよいですか？

線維筋痛症について正しい情報を共有し、見た目では分からない痛みがあることを説明することが大切です。患者会や専門医からの情報提供も理解促進に役立ちます。

仕事を続けることはできますか？

症状の程度により異なりますが、適切な治療と職場環境の調整により仕事を続けることは可能です。必要に応じて勤務形態の変更や休職制度の利用も検討しましょう。

整体で線維筋痛症は改善しますか？

当院の独自の整体技術により、多くの線維筋痛症患者様の症状改善実績があります。薬物療法で効果が得られなかった方も、整体により痛みが軽減されるケースが多く見られます。

どのくらいの期間で効果が現れますか？

個人差はありますが、多くの方が8回から16回程度の施術で効果を実感されています。症状の程度や発症からの期間により異なりますが、3ヶ月から4ヶ月が平均的な改善期間です。

線維筋痛症に運動は良いのですか？

適度な運動は症状改善に効果的ですが、無理は禁物です。当院では患者様の状態に合わせた運動指導も行っており、安全で効果的な運動方法をお教えします。

線維筋痛症で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の自然治癒力を高める施術は線維筋痛症の症状と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

線維筋痛症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。お一人で悩まれずにお気軽にご連絡ください。