姿勢矯正

姿勢の悪さとは

厚生労働省の調査によると、姿勢の悪化を実感している人は全体の半数以上に上り、コロナ禍での運動不足や在宅勤務の増加により、さらに悪化していることが明らかになっており、当院にも姿勢矯正の施術を受ける方が多く来院されます。

姿勢の悪さは肩こりや腰痛といった局所的な症状だけでなく、内臓機能の低下や自律神経の乱れなど、全身に様々な影響を及ぼします。

初期段階では軽い不快感や疲労感程度に感じていた症状が、次第に慢性的な痛みへと発展していきます。特に首や肩の筋肉の緊張は、頭痛や耳鳴りなどの思わぬ症状を引き起こすこともあります。

姿勢の悪さは見た目だけの問題ではなく、将来的には成人脊柱変形などの重大な疾患のリスク要因となる可能性もあるため、早期の対応が重要です。

姿勢改善の原因

開院以来、当院には悪い姿勢でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えることは、姿勢の悪さは複数の原因が複雑に絡み合っておきているということです。

悪い姿勢の原因として次のものが挙げられます。

このように姿勢の悪さは複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

特に現代社会では、デジタルデバイスの普及により「テキストネック」と呼ばれる症状が増加しています。スマートフォンやタブレットを見るために首を前に傾ける姿勢が続くと、頸椎に大きな負担がかかり、ストレートネックや首肩こりの原因となります。

また、運動不足による筋力低下も大きな要因です。特に腹筋や背筋などの体幹筋が弱まると、脊柱を支える力が不足し、猫背や腰痛を引き起こします。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

日常生活に支障が出ている悪い姿勢やどこに行ったらいいのか分からない症状でお困りなら、おひとりで悩まれずに、経験豊富な私たちにご相談ください。

病院とはここが違います

姿勢改善への対応として、次のようなものが一般的です。

姿勢矯正具の使用

矯正具に依存すると自身の筋肉が使われず、かえって筋力低下を招くことがあります。また、長時間の使用は不快感を伴い、継続が難しいケースが多いです。根本的な原因解決にはならず、使用をやめると元の姿勢に戻りやすい傾向があります。

薬物療法

薬によっては眠気が強くなるなど副作用のリスクがあり仕事や車の運転にも影響を与えます。効果も一時的な痛みの緩和だけであり根本的な姿勢の悪さを解決するものではありません。

リハビリテーション

マニュアル的なプログラムが多く、個々の身体の状態に合わせた細かい対応が難しいのが現状です。

さらに、リハビリは長期間継続する必要があり、時間と費用の負担が大きい割に、根本的な解決に至らないケースが多いです。

姿勢改善を改善するために

まずはあなたの悪い姿勢の原因を検査を通じて明らかにします。姿勢の悪さは見た目だけでなく、筋肉のバランスや骨格の歪み、日常生活の習慣など、様々な要因が複雑に関わっています。原因が特定できなければ、一時的に改善したとしても再び悪化してしまいます。

当院では、最新の姿勢分析ソフトを用いた検査や、筋力検査、整形外科的テストなどを通じて、あなたの姿勢の問題点を科学的に分析します。そして、その結果に基づいた個別の施術計画を立てていきます。

施術では、筋肉と関節の両面からアプローチします。緊張した筋肉を緩め、弱化した筋肉を活性化させることで、身体のバランスを整えていきます。また、関節の可動域を改善し、正しい姿勢を保つための土台を作ります。

そして体の歪みがなくなった後も再発しないよう悪い姿勢の原因であった生活習慣の改善や今後のアドバイスもお伝えし、綺麗な姿勢の状態を維持できるようサポート致します。

当院の特徴

歴10年以以上の経験豊富な施術者が専属でカウンセリングから検査、施術まで最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。男女の施術者が在籍しており同性に相談できるのも強みです。

身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで担当者が専属して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めています。

薬に頼りたくない方や手術を避けたい方、病院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

姿勢改善のQ＆A

姿勢の悪さは何歳からでも改善できますか？

はい、年齢に関係なく改善の可能性はあります。ただし、長年の不良姿勢によって骨格に変形が生じている場合は、完全な改善には時間がかかることがあります。高齢の方でも適切な施術と日常生活での意識改革により、姿勢は必ず良くなります。大切なのは諦めずに継続することです。

姿勢を良くするためのグッズは効果がありますか？

姿勢矯正グッズは一時的なサポートとしては役立つことがありますが、根本的な解決にはなりません。むしろ、グッズに頼りすぎると自分の筋肉を使わなくなり、かえって筋力低下を招くことがあります。最も効果的なのは、正しい姿勢を保つための筋力をつけ、日常生活での姿勢の意識を高めることです。

デスクワークが多いですが、姿勢を良くする方法はありますか？

デスクワーク中は30分に一度は立ち上がって体を伸ばすことをお勧めします。また、椅子とデスクの高さを適切に調整し、モニターは目線よりやや下になるよう設置しましょう。背中全体が椅子の背もたれに接するよう座り、足は床にしっかりつけます。腰痛予防のためにも、腰椎の自然なカーブを保つクッションの使用も効果的です。

姿勢の悪さは内臓にも影響しますか？

はい、大きな影響があります。猫背などの不良姿勢は胸郭を圧迫し、肺の拡張を制限するため、呼吸機能の低下を招きます。また、腹部が圧迫されることで消化器系の機能も低下し、便秘や消化不良などの症状を引き起こすことがあります。さらに、内臓の位置にも影響を与え、様々な機能障害の原因となる可能性があります。

姿勢の悪さは遺伝しますか？

体型の特徴は遺伝する可能性がありますが、姿勢そのものは主に生活習慣や環境要因によって形成されます。家族内で似た姿勢の傾向が見られる場合、それは遺伝というよりも、生活環境や習慣の共有による影響が大きいと考えられます。

姿勢の悪さで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の自然治癒力を高める施術は悪い姿勢を矯正させるのに非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

姿勢改善は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。お一人で悩まれずにお気軽にご連絡ください。