睡眠障害

睡眠障害とは

睡眠障害とは、眠りに何らかの問題があり、日常生活や健康に支障をきたす病気の総称です。単に眠れないだけでなく、日中の過度な眠気、睡眠中の異常な行動、呼吸の問題など、睡眠に関連する様々な症状が含まれます。

厚生労働省の令和4年「国民健康・栄養調査」によると、日本人成人の5人に1人が慢性的な不眠に悩んでいると報告されており、当院にも睡眠障害でお困りの方が多く来院されます。

特に男性の30～50歳代、女性の40～60歳代では4割を超える人が睡眠不足を経験しており、仕事や生活のストレス、生活習慣の乱れなどによる現代社会に影響を受けている症状のひとつです。

睡眠障害を放置すると、日中の集中力や記憶力の低下、判断力の低下により仕事の生産性が著しく低下します。また、免疫力も低下し感染症にかかりやすくなり、ホルモンバランスの乱れから高血圧、心疾患、脳卒中になるリスクが高まります。

さらに、慢性的な睡眠不足はうつ病や不安障害などの精神疾患を引き起こし、日常生活に支障をきたす恐れがあります。

睡眠障害の原因

開院以来、当院には睡眠障害でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えることは、睡眠障害は複数の原因が複雑に絡み合っておきているということです。

睡眠障害の原因として次のものが挙げられます。

このように睡眠障害は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、自律神経の乱れや筋肉の緊張、ホルモンバランスの崩れなどが発生し、睡眠障害が発症します。それは人によって違い、単に睡眠薬を服用したり生活習慣を変えるだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

日常生活に支障が出ている睡眠障害やどこに行ったらいいのか分からない症状でお困りなら、おひとりで悩まれずに、経験豊富な私たちにご相談ください。

病院とはここが違います

睡眠障害への対応として、次のようなものが一般的です。

睡眠衛生指導

生活習慣の改善には時間がかかり、患者自身の強い意志と継続的な努力が必要です。また、仕事や家庭の事情により実践が困難な場合も多く、効果が現れるまでに数週間から数ヶ月を要することがあります。

薬物療法

睡眠薬には依存性や耐性の問題があり、長期使用により効果が弱まることがあります。また、日中の眠気、ふらつき、記憶障害などの副作用が現れる場合があり、高齢者では転倒のリスクが高まります。

薬物治療は対症療法であり、根本的な原因の解決にはならないため、薬をやめると症状が再発する可能性があります。

認知行動療法

専門的な知識を持つ治療者が限られており、治療を受けられる医療機関が少ないのが現状です。また、治療期間が長く、患者の積極的な通院と継続的な取り組みが必要で、効果を実感するまでに時間がかかります。

睡眠障害を改善するために

まずはあなたの睡眠障害の原因を検査を通じて明らかにします。睡眠の問題は単一の原因ではなく、自律神経の乱れ、筋肉の緊張、姿勢の歪み、ストレスなど複数の要因が関係しているからです。

当院は、丁寧なカウンセリングと4種類の検査結果を基に全身の歪みを整え、滞っていた血液、神経の流れを正常に戻し自然治癒力を高める施術をします。

そして症状がなくなった後も再発しないよう睡眠障害の原因であった生活習慣の改善や今後のアドバイスもお伝えし、健康な状態を維持できるようサポート致します。

当院の特徴

歴10年以以上の経験豊富な施術者が専属でカウンセリングから検査、施術まで最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。男女の施術者が在籍しており同性に相談できるのも強みです。

身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで担当者が専属して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めています。

薬に頼りたくない方や、病院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

睡眠障害のQ＆A

睡眠障害は自然に治りますか？

一時的なストレスが原因の軽度な睡眠障害であれば自然に改善することもありますが、慢性化した睡眠障害は適切な治療が必要です。根本原因を特定し、生活習慣の改善や専門的な治療を受けることで改善が期待できます。

睡眠障害の人がやってはいけないことは？

就寝前のカフェイン摂取、激しい運動、スマートフォンやパソコンの使用は避けるべきです。また、不規則な睡眠時間、長時間の昼寝、寝酒も睡眠の質を悪化させるため控えることが重要です。

睡眠薬を飲み続けても大丈夫ですか？

医師の指導の下で適切に使用すれば安全ですが、長期使用には依存性や耐性のリスクがあります。定期的に医師と相談し、必要に応じて薬の種類や量の調整、減薬を検討することが大切です。

睡眠時間は何時間取れば十分ですか？

成人では7～9時間が理想的とされていますが、個人差があります。重要なのは時間よりも質で、朝すっきり目覚め、日中に眠気を感じない程度の睡眠が取れていれば適切と考えられます。

昼寝をしても良いのでしょうか？

短時間（15～30分程度）の昼寝は疲労回復に効果的ですが、長時間の昼寝や夕方以降の仮眠は夜の睡眠に悪影響を与える可能性があります。昼寝をする場合は午後3時前までに済ませることをお勧めします。

カフェインはどのくらい控えるべきですか？

カフェインの効果は4～6時間続くため、就寝時刻から逆算して午後2～3時以降の摂取は控えることが望ましいです。個人差があるため、睡眠に影響を感じる場合はより早い時間から控えることをお勧めします。

スマートフォンやパソコンの使用は睡眠に影響しますか？

これらの機器から発せられるブルーライトは体内時計を乱し、メラトニンの分泌を抑制するため睡眠に悪影響を与えます。就寝1～2時間前からは使用を控え、リラックスできる活動に切り替えることをお勧めします。

睡眠障害で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の自然治癒力を高める施術は睡眠障害の症状と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。睡眠障害が改善されることで、これまで制限されていた日常生活が大きく変わります。

質の良い睡眠により体の自然治癒力が正常に働き、記憶の整理や学習能力の向上も期待でき、疲れにくい体質になり、病気に対する抵抗力も高まります。

睡眠障害は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。お一人で悩まれずにお気軽にご連絡ください。