椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアの症例報告

椎間板ヘルニアとは

椎間板ヘルニアとは、背骨の間にあるクッション材である「椎間板」が変形して飛び出し、神経を圧迫することで腰や足に痛みやしびれを引き起こす症状です。

厚生労働省の調査によると、椎間板ヘルニアの推定患者数は約100万人とされています。腰痛を訴える患者の中でも多くの割合を占めており、当院にも椎間板ヘルニアでお困りの方が多く来院されます。

職業別では、重い物を頻繁に持ち上げる土木関係の仕事や、長時間座り続けるタクシードライバーや長距離トラックドライバーなどに発症しやすい傾向があります。

腰痛を放置すると初期は動作時のみの痛みでも、進行すると安静時や夜間にも痛みが生じるようになりその結果、寝不足になり仕事や家事など日常生活にも支障をきたす恐れがあります。

さらに悪化すると、足の筋力低下や感覚麻痺が起こり、歩行困難になることもあります。最悪の場合、神経が強く圧迫され続けることで、排尿・排便障害（馬尾症候群）を引き起こすこともあります。

椎間板ヘルニアの原因

開院以来、当院には椎間板ヘルニアでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えることは、椎間板ヘルニアは複数の原因が複雑に絡み合っておきているということです。

椎間板ヘルニアの原因として次のものが挙げられます。

このように椎間板ヘルニアは複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

長時間座っている状態のデスクワークや、立ったまま前かがみになるといった日常的な動作でも、椎間板には体重の約2.5倍の圧力がかかっています。このような負担の繰り返しが椎間板に変性をもたらし、ヘルニアに発展します。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

日常生活に支障が出ている椎間板ヘルニアやどこに行ったらいいのか分からない症状でお困りなら、おひとりで悩まれずに、経験豊富な私たちにご相談ください。

病院とはここが違います

椎間板ヘルニアへの対応として、次のようなものが一般的です。

コルセットの装着

長期間装着すると、腰周りの筋肉が本来の役割を果たさなくなり、筋力が低下します。コルセットに依存することで70%程度の力しか発揮できない状態となります。

これにより、コルセットを外した際に腰を支えられなくなり、ぎっくり腰になるなど腰痛を再発させる原因となります。

神経ブロック注射

即効性はありますが、効果は一時的で、繰り返し注射が必要になることがあります。また、全ての人に効果があるわけではなく、神経の伸展が改善されていない、炎症が改善されていないなどの理由で効果が出ないケースもあります。注射部位の痛みや感染のリスクもあります。

リハビリテーション

マニュアル的なプログラムが多く、個々の身体の状態に合わせた細かい対応が難しいのが現状です。

さらに、リハビリは長期間継続する必要があり、時間と費用の負担が大きい割に、根本的な解決に至らないケースが多いです。

椎間板ヘルニアを改善するために

まずはあなたの椎間板ヘルニアの原因を検査を通じて明らかにします。原因が特定できなければ一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

当院は、丁寧なカウンセリングと4種類の検査結果を基に全身の歪みを整え、滞っていた血液、神経の流れを正常に戻し自然治癒力を高める施術をします。

椎間板ヘルニアは、単に腰部だけの問題ではなく、姿勢や日常の動作、生活習慣など様々な要因が複雑に絡み合っているので全身のバランスを考慮した施術が重要です。

そして痛みがなくなった後も再発しないよう椎間板ヘルニアの原因であった生活習慣の改善や今後のアドバイスもお伝えし、健康な状態を維持できるようサポート致します。

当院の特徴

歴10年以以上の経験豊富な施術者が専属でカウンセリングから検査、施術まで最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。男女の施術者が在籍しており同性に相談できるのも強みです。

身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで担当者が専属して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めています。

薬に頼りたくない方や手術を避けたい方、病院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

椎間板ヘルニアのQ＆A

椎間板ヘルニアは自然に治りますか？

多くの場合、自然治癒する可能性があります。突出した髄核は白血球により分解され、1～2ヶ月で消滅することもあります。ただし症状の程度や個人差により回復期間は異なり、神経症状が強い場合は専門的治療が必要です。当院では自然治癒力を高める施術を提供しています。

椎間板ヘルニアの人がやってはいけないことは？

前かがみの姿勢や重いものを持ち上げる動作は避けましょう。長時間同じ姿勢も控え、定期的に姿勢を変えることが大切です。激しい運動や衝撃のあるスポーツも症状を悪化させてしまいます。

椎間板ヘルニアの治療にはどのくらいの期間がかかりますか？

軽症なら1～2ヶ月で改善することも多いですが、神経症状が強い場合や慢性化したケースでは3～6ヶ月以上かかることもあります。強い腰痛は炎症が治まるまで約3ヶ月が目安です。当院では一人ひとりの状態に合わせた施術プランで効率的な回復をサポートします。

椎間板ヘルニアの痛みを和らげる寝方はありますか？

仰向けに寝て膝の下に枕を置く姿勢が最適です。これにより腰椎の自然なカーブが維持され、椎間板への圧力が軽減されます。横向きなら膝の間に枕を挟むと良いでしょう。うつ伏せは腰への負担が大きいため避けてください。適切な硬さのマットレス選びも重要です

椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の違いは何ですか？

椎間板ヘルニアは椎間板が飛び出して神経を圧迫する状態を指し、坐骨神経痛は腰から足にかけての痛みやしびれという症状を表します。椎間板ヘルニアが坐骨神経痛の原因になることが多いですが、梨状筋症候群や脊柱管狭窄症なども坐骨神経痛を引き起こします。

椎間板ヘルニアで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の自然治癒力を高める施術は椎間板ヘルニアの症状と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

椎間板ヘルニアは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。お一人で悩まれずにお気軽にご連絡ください。