うつ病

うつ病とは

うつ病は持続的な気分の落ち込み、興味や喜びの喪失、エネルギーの低下などが主な症状として現れる心の病気です。単なる気分の落ち込みとは異なり、日常生活に大きな支障をきたし、通常2週間以上症状が続く状態を指します。

脳内の神経伝達物質のバランスが崩れることで起こると考えられており、適切な治療により改善が期待できる疾患です。

厚生労働省の患者調査によると、令和5年時点で気分障害の患者数は約169万人に達しており、これは日本の人口の約1.3％に相当します。特に40代～50代女性の働き盛りの世代での発症が目立つと報告されており、当院にもうつ病でお困りの方が多く来院されます。

うつ病を放置すると症状が慢性化し、日常生活への影響がより深刻になります。仕事や学業に集中できなくなり、人間関係の悪化や社会的孤立を招く可能性があります。

身体症状として頭痛、肩こり、胃腸の不調なども現れやすくなり、免疫力の低下により他の病気にもかかりやすくなります。

うつ病の原因

開院以来、当院にはうつ病でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えることは、うつ病は複数の原因が複雑に絡み合っておきているということです。

うつ病の原因として次のものが挙げられます。

このようにうつ病は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、セロトニンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質の分泌異常や働きの低下が発生し、うつ病が発症します。それは人によって違い、単に薬物療法や休養だけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

日常生活に支障が出ているうつ病やどこに行ったらいいのか分からない症状でお困りなら、おひとりで悩まれずに、経験豊富な私たちにご相談ください。

病院とはここが違います

うつ病への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

抗うつ薬は効果が現れるまでに2～4週間程度かかることが多く、その間症状が続くため患者さんの不安が増大することがあります。また副作用として眠気、口の渇き、便秘、性機能障害などが現れることがあり、薬への依存性や離脱症状の心配もあります。

生活指導

うつ病の症状により意欲や気力が低下している状態では、生活習慣の改善を実行することが困難な場合が多くあります。

運動や規則正しい生活を始めようとしても継続できず、それが自己嫌悪や罪悪感につながることもあり、症状の悪化を招く可能性もあります。

休養指導

休養を取ることで社会復帰への不安が増大したり、経済的な問題が生じることがあります。また休養中に何もしていない罪悪感や焦燥感が強くなり、かえって症状が悪化することもあります。

復職のタイミングの判断も難しく、再発のリスクも高くなります。

うつ病を改善するために

まずはあなたのうつ病の原因を検査を通じて明らかにします。原因が特定できなければ一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

当院は、丁寧なカウンセリングと4種類の検査結果を基に全身の歪みを整え、滞っていた血液、神経の流れを正常に戻し自然治癒力を高める施術をします。

そして症状がなくなった後も再発しないよううつ病の原因であった生活習慣の改善や今後のアドバイスもお伝えし、健康な状態を維持できるようサポート致します。

当院の特徴

施術歴10年以上の経験豊富な施術者が専属でカウンセリングから検査、施術まで最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。男女の施術者が在籍しており同性に相談できるのも強みです。

身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで担当者が専属して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めています。

薬に頼りたくない方、病院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

うつ病のQ＆A

うつ病は自然に治りますか？

軽度のうつ病は自然に改善することもありますが、多くの場合は適切な治療が必要です。放置すると症状が長期化したり悪化する可能性が高いため、早期の専門的な治療を受けることが重要です。

うつ病の人がやってはいけないことは？

重要な決断を急いで行うこと、アルコールや薬物に依存すること、一人で抱え込むことは避けるべきです。また無理に頑張ろうとせず、十分な休息を取ることが大切です。

うつ病と単なる気分の落ち込みの違いは何ですか？

うつ病は2週間以上症状が続き、日常生活に大きな支障をきたします。単なる気分の落ち込みは一時的で、時間の経過とともに自然に回復することが多いのが特徴です。

うつ病は完治しますか？

適切な治療により多くの方が回復されています。ただし再発のリスクもあるため、治療後も定期的な経過観察と生活習慣の維持が重要です。完全に元の状態に戻ることは十分可能です。

家族や周囲の人にどう理解してもらえばいいですか？

うつ病は心の風邪のような病気であり、本人の甘えや怠けではないことを説明することが大切です。治療には時間がかかることや、周囲のサポートが回復に重要であることを伝えましょう。

うつ病になりやすい性格はありますか？

完璧主義、責任感が強い、他人に気を遣いすぎる、ストレスを溜め込みやすいなどの性格特性がある方は発症リスクが高いとされています。ただし性格だけが原因ではなく、環境要因も大きく関与します。

整体でうつ病は改善しますか？

整体により自律神経が整い、血流が改善されることで、うつ病の症状軽減に効果が期待できます。身体の緊張が緩むことで心の緊張も和らぎ、自然治癒力が高まります。

どのくらいの期間で効果を実感できますか？

個人差はありますが、多くの方が3回から5回の施術で何らかの変化を実感されています。根本的な改善には3ヶ月から6ヶ月程度の継続的な施術が効果的です。

薬を飲みながら整体を受けても大丈夫ですか？

はい、問題ありません。むしろ薬物療法と併用することで、より効果的な改善が期待できます。ただし、現在服用中の薬については事前にお知らせください。

うつ病で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の自然治癒力を高める施術はうつ病の症状と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

うつ病は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。お一人で悩まれずにお気軽にご連絡ください。