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顎関節症の悪化を防ぐ!避けるべき7つのこと

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こんにちは、北千住西口整体院の下園です。最近、顎を動かすときに「カクカク」と音がしたり、朝起きたときに顎が痛かったりしていませんか?もしかしたら、それは顎関節症のサインかもしれません。

顎関節症は放っておくと悪化する可能性が高く、日常生活でのちょっとした習慣が症状を悪化させてしまうことがあります。今回は、顎関節症でお悩みの方が絶対に避けるべき行動について、当院での臨床経験を踏まえてお話ししていきますね。

院長:下園

顎の症状は日常の何気ない習慣が原因になっていることが多いです。まずは何を避けるべきかを知ることが改善への第一歩です

目次

なぜ顎関節症は悪化しやすいのか

顎関節症が悪化しやすい理由は、顎が一日に何千回も動く関節だからです。食事のたびに、会話のたびに、そして無意識のうちにも顎は動き続けています。デスクワークをされている方は、集中しているときに無意識に歯を食いしばっていることが多いんですね。当院に来院される患者さんの中にも、自分では気づいていなかったけれど実は一日中顎に負担をかけ続けていたというケースが本当に多いです。

顎関節は耳の近くにある非常にデリケートな関節で、周囲には多くの筋肉や神経が集まっています。そのため、顎の問題が頭痛や肩こり、耳鳴りといった他の症状を引き起こすこともあるんです。症状が軽いうちに適切な対処をすることで、重症化を防ぐことができますので、これからお伝えする内容をぜひ覚えておいてくださいね。

日常生活で避けるべき7つの行動

硬い食べ物を頻繁に食べること

顎関節症の方が最も気をつけるべきなのが食事の内容です。せんべい、ナッツ類、フランスパン、硬いステーキ肉、スルメ、氷を噛むといった行動は顎関節に大きな負担をかけます。これらの硬い食べ物を噛むとき、顎関節には体重の何倍もの力がかかっているんです。すでに炎症を起こしている顎関節にとって、この負担は症状を一気に悪化させる原因になります。

食事を楽しみたい気持ちはよくわかりますが、症状が落ち着くまでは柔らかめの食材を選ぶようにしてください。煮込み料理や蒸し料理、豆腐や卵料理などがおすすめです。食材を小さく切って食べることも、顎への負担を減らす効果的な方法ですよ。

大きく口を開ける動作

あくびをするとき、大口を開けて笑うとき、歯科治療で長時間口を開けっぱなしにするとき、こうした場面で顎関節症は悪化しやすくなります。口を大きく開けると顎関節に過度なストレスがかかり、関節円板がずれたり炎症が悪化したりする可能性があります。

あくびが出そうになったら手で顎を軽く支えて、開く幅を制限してあげてください。歯科治療を受ける際は、事前に顎関節症であることを伝えて、こまめに休憩を挟んでもらうようにしましょう。無理に我慢せず、開けにくさを感じたらすぐに伝えることが大切です。

頬杖をつく癖

デスクワークをしていると、つい頬杖をついてしまうという方は多いのではないでしょうか。頬杖は顎関節に横方向の力をかけ続けることになり、関節の位置をずらしてしまう原因になります。片側だけに頬杖をつく癖がある方は、顎の左右のバランスが崩れて症状が片側だけ強くなることもあるんです。

スマホを見るときに顎を手で支える姿勢も同様に良くありません。気づいたときに意識的に手を離すようにして、机に肘をついて顔を支える代わりに、背筋を伸ばして正しい姿勢を保つよう心がけてください。

うつぶせ寝や横向き寝

睡眠時の姿勢も顎関節症に大きく影響します。

うつぶせで寝ると顎が布団や枕に押し付けられて、一晩中圧迫され続けることになります。横向き寝も下側になった顎に体重がかかるため、関節への負担が大きいんです。理想的な寝姿勢は仰向けですが、どうしても横向きでないと眠れない方は、顎に負担がかからないよう枕の高さを調整したり、抱き枕を使って体を支えたりする工夫が必要です。

枕が高すぎると首が曲がって顎に負担がかかりますし、低すぎても首の筋肉が緊張して顎周辺の筋肉にも影響します。自分に合った枕を選ぶことも、顎関節症の改善には重要なポイントになりますよ。

片側だけで噛む習慣

無意識のうちに片側の歯ばかりで食べ物を噛んでいませんか。片側噛みは顎の筋肉バランスを崩し、よく使う側の筋肉が過度に発達して緊張状態が続きます。逆に使わない側の筋肉は衰えて、顎全体のバランスが悪くなってしまうんです。

食事のときは意識的に両側で均等に噛むようにしてください。最初は難しく感じるかもしれませんが、左で5回噛んだら右で5回噛むというように意識すると、だんだん自然にできるようになります。虫歯や歯の痛みで片側しか使えない場合は、早めに歯科治療を受けることをおすすめします。

長時間のスマホ使用と悪い姿勢

スマホを見るときに首を前に突き出す姿勢は、ストレートネックの原因になるだけでなく顎関節症も悪化させます。首が前に出ると頭の重さを支えるために顎周辺の筋肉が常に緊張状態になり、食いしばりを引き起こしやすくなるんです。猫背の姿勢も同様に、顎への負担を増やしてしまいます。

スマホを使うときは目の高さまで持ち上げて、首を真っすぐに保つようにしてください。パソコン作業をするときも、モニターの位置や椅子の高さを調整して、背筋を伸ばした正しい姿勢で作業できる環境を整えることが大切です。1時間に一度は立ち上がって肩や首を軽く回すなど、筋肉をほぐす習慣をつけると良いですよ。

ストレスによる食いしばりや歯ぎしり

精神的なストレスは、無意識の食いしばりや夜間の歯ぎしりを引き起こします。仕事に集中しているとき、イライラしているとき、不安を感じているとき、こうした場面で私たちは無意識に歯を強く噛みしめてしまうんです。夜間の歯ぎしりは自覚症状がないことも多く、朝起きたときの顎の疲労感や痛みで初めて気づくケースもあります。

日中は定期的に顎の力を抜くことを意識してください。「歯と歯を離す」と付箋に書いてデスクに貼っておくのも効果的です。夜間の歯ぎしりが心配な場合は、適切なマウスピースの使用を検討するのも一つの方法ですが、マウスピースだけでは根本的な解決にならないこともあります。ストレスの原因を取り除くことや、リラックスできる時間を作ることも大切にしてくださいね。

自己判断での対処が危険な理由

インターネットで調べると、顎関節症に良いとされるストレッチやマッサージの方法がたくさん出てきますよね。でも、間違った方法で顎を動かしたり、強く押したりすると、かえって症状を悪化させてしまうことがあるんです。顎関節は非常にデリケートな部位で、個人によって症状の原因も異なります。

当院では4種類の検査を通じて、あなたの顎関節症の根本的な原因を特定します。姿勢の問題なのか、筋肉の緊張なのか、それとも関節そのものの問題なのか。原因を明確にすることで、最短で改善へと導くことができるんです。マウスピース治療で効果が出なかった方や、どこに行ったら良いか分からず困っている方も、ぜひ一度ご相談くださいね。

当院での顎関節症へのアプローチ

当院では顎だけでなく、首や肩、背骨全体のバランスを整える施術を行っています。顎関節症の多くは、全身の姿勢の歪みや筋肉の緊張が原因になっているからです。丁寧なカウンセリングと検査で原因を特定したうえで、自然治癒力を高める独自の整体法により症状を改善していきます。

これまでにも、口を開けるときの痛みで食事が辛かった方が、施術を重ねることで好きなものを食べられるようになったり、長時間の会話で顎が疲れていた方が楽しく話せるようになったり、多くの改善事例があります。

薬に頼りたくない方や、マウスピース以外の方法を探している方にも対応できますので、おひとりで悩まず、まずはご相談いただければと思います。

顎関節症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も短くなります。

今回お伝えした7つの避けるべき行動を意識しながら、それでも症状が続く場合や悪化している場合は、専門家の力を借りることも大切です。痛みや不安を抱えながら毎日を過ごすのではなく、顎のことを気にせず笑ったり、好きなものを食べたり、そんな当たり前の日常を取り戻しましょう。

あなたが快適な毎日を過ごせるよう、私たちが全力でサポートいたします。いつでもお気軽にご連絡ください。

北千住にある当院までお越しになることが難しい方へ

遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。


院長:下園

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