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耳鼻科で治らないめまい…顎関節症を疑うべき理由

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耳鼻科で「異常ありません」と言われたのに、めまいが続いてお困りではありませんか。実はそのめまい、顎関節症が原因かもしれません。顎の痛みや口を開けるときの音に加えて、ふらつきや動揺性のめまいを感じている方は少なくありません。

院長:下園

原因不明のめまいに悩まされている方の中には、実は顎関節症が隠れているケースがあります。検査でしっかり原因を特定することが改善への第一歩です

目次

顎関節症とめまいの関連性

顎関節症によってめまいが引き起こされる理由は、顎関節の位置と構造に深く関わっています。顎関節は耳のすぐ前に位置しており、耳の奥にある平衡感覚を司る三半規管と非常に近い場所にあります。そのため、顎関節に問題が生じると、その影響が三半規管にまで及んでしまうのです。

顎関節の炎症や筋肉の過度な緊張が側頭骨を歪ませ、それが三半規管の機能に影響を与えることでめまいが発生します。また、顎周辺の筋肉の緊張は首や肩の筋肉にも波及し、血流障害を引き起こすことで脳への血液供給が不十分になり、めまいやふらつきを感じることがあります。

耳鼻科で検査をしても「異常なし」と診断されるのは、三半規管そのものには問題がないためです。しかし原因は顎関節にあるため、耳鼻科の検査では見つけられないのです。

顎関節症でめまいが起こるメカニズム

側頭骨と三半規管への影響

顎関節は側頭骨という頭蓋骨の一部に位置しています。食いしばりや歯ぎしりによって顎周辺の筋肉が過度に緊張すると、側頭骨が歪んでしまいます。この側頭骨の中には平衡感覚を感知する三半規管が収まっており、骨の歪みが直接的に三半規管の機能低下を招くのです。

三半規管は体のバランスを保つために非常に重要な器官です。わずかな歪みでも敏感に反応し、めまいやふらつきといった症状として現れます。

自律神経の乱れによる影響

顎関節症の方の多くは、ストレスを抱えています。精神的なストレスは無意識のうちに歯を食いしばる習慣を生み、これが顎関節への負担となります。この慢性的な筋緊張は自律神経のバランスを崩し、交感神経が過剰に優位になることで血管が収縮し、脳への血流が低下します。

自律神経の乱れは、めまいだけでなく頭痛、耳鳴り、肩こりなど複数の不定愁訴を引き起こす原因となります。実際に当院に来院される方の多くが、めまいと同時にこれらの症状を併発されています。

筋肉の緊張による血流障害

顎の筋肉は咬筋、側頭筋、翼突筋など複数の筋肉で構成されています。これらの筋肉が慢性的に緊張すると、首や肩の筋肉にも影響が及びます。特に胸鎖乳突筋や僧帽筋といった首周りの筋肉が硬くなると、脳へ向かう血管が圧迫され、血流が滞ってしまいます。

脳は大量の酸素と栄養を必要とする器官です。血流が不十分になれば、めまいやふらつき、集中力の低下といった症状が出てくるのは当然のことです。

こんな症状はありませんか

顎関節症によるめまいには、いくつかの特徴的な症状があります。次のような症状に心当たりがある方は、顎関節症が原因の可能性が高いです。

  • 耳鼻科で検査をしても「異常なし」と言われためまいがある
  • 口を開け閉めするときにカクカク、ポキポキという音がする
  • 朝起きたときに顎が痛く、だるさを感じる
  • ストレスがかかると無意識に歯を食いしばっている
  • めまいと同時に頭痛や肩こり、耳鳴りもある
  • 長時間のデスクワークで姿勢が悪くなっている
  • 動揺性のめまい(ふわふわする感じ)が続いている

これらの症状が複数当てはまる場合、顎関節症が根本原因となってめまいを引き起こしている可能性があります。放置すると症状が悪化し、日常生活に大きな支障をきたすこともありますので、早めの対処が重要です。

一般的な治療法とその限界

耳鼻科での治療

めまいの症状で耳鼻科を受診すると、メニエール病や良性発作性頭位めまい症などの検査が行われます。しかし顎関節症が原因の場合、これらの検査では異常が見つかりません。結果として「原因不明」と診断され、めまい止めの薬を処方されるだけで終わってしまうケースが多いのです。

薬は一時的に症状を抑えることはできても、根本原因である顎関節の問題を解決することはできません。そのため薬の効果が切れるとまためまいが繰り返されることになります。

歯科でのマウスピース治療

歯科では顎関節症の治療としてマウスピース(スプリント)を用いることがあります。確かにマウスピースは睡眠中の歯ぎしりや食いしばりから歯を守る効果はあります。しかし、あくまで対症療法であり、顎関節の位置異常や筋肉の緊張、姿勢の歪みといった根本原因を解決するものではありません。

長期間使用すると顎の位置がさらにずれることもあり、症状が改善しないまま時間だけが過ぎてしまうこともあります。当院に来られる方の中にも、マウスピース治療で効果が得られなかったという方が少なくありません。

当院での顎関節症によるめまいへのアプローチ

4種類の検査で原因を特定

当院では、まず丁寧なカウンセリングと4種類の検査を行い、めまいの根本原因を特定します。姿勢分析ソフトを用いて全身の歪みを数値化し、筋力検査や整形外科的テストで顎関節の状態、首や肩の筋肉の緊張度、姿勢のバランスなどを詳しく調べます。

検査によって、あなたのめまいが本当に顎関節症から来ているのか、どの筋肉が過緊張を起こしているのか、姿勢のどこに問題があるのかが明確になります。原因が分からなければ改善できませんので、この検査が何よりも重要です。

全身のバランスを整える独自の整体

検査結果をもとに、顎関節だけでなく全身のバランスを整える施術を行います。筋肉と関節の両面からアプローチすることで、顎周辺の筋肉の緊張を緩和し、側頭骨の歪みを整え、首や肩の血流を改善します。

自律神経を整える独自の施術により、自然治癒力を最大限に引き出すことで、めまいだけでなく頭痛や耳鳴り、肩こりといった併発症状も同時に改善していきます。小さなお子さまからご高齢の方まで安心して受けていただける、身体に優しい施術です。

生活習慣の改善アドバイス

施術だけでなく、日常生活での注意点もお伝えします。食いしばりの癖を意識的に減らす方法、デスクワークでの正しい姿勢、ストレスへの対処法など、再発を防ぐための具体的なアドバイスを行います。

症状が改善した後も、健康な状態を維持できるようサポートいたしますので、安心してお任せください。

実際に改善された患者さまの声

当院で顎関節症によるめまいが改善された方からは、次のような喜びの声をいただいています。

  • 耳鼻科で異常なしと言われ不安だっためまいが、施術を受けて数回で楽になった
  • 顎の痛みとめまいが同時に改善し、仕事に集中できるようになった
  • 頭痛と耳鳴りも一緒に軽くなり、毎日が楽しくなった
  • 原因が分かって安心できた。もう不安に振り回されない
  • 長年悩んでいためまいから解放され、旅行も楽しめるようになった

原因不明と言われ続けて不安だった方々が、検査で原因が特定できたことで安心され、施術によって実際に症状が改善していく様子を見ることは、私たちにとっても大きな喜びです。

こんな方におすすめです

次のような方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

  • 耳鼻科で「異常なし」と言われためまいが続いている
  • 顎の痛みや音と一緒にめまいも感じている
  • マウスピース治療を試したが効果がなかった
  • 薬に頼らずに根本から改善したい
  • めまいの原因をはっきりさせたい
  • 頭痛や肩こり、耳鳴りなど複数の症状がある

当院は施術歴10年以上の経験豊富な施術者が、カウンセリングから検査、施術まで専属で最後まで担当します。男女の施術者が在籍しており、同性に相談できるのも強みです。

めまいの不安から解放されませんか

原因が分からないめまいほど、不安なものはありません。「いつまた起こるのか」「このまま治らないのでは」という恐怖は、日常生活の質を大きく下げてしまいます。でも、原因が分かれば不安はなくなりますし、適切な施術を受ければ改善への道が開けます。

私自身も会社員時代にぎっくり腰で苦しんだ経験があり、原因不明の痛みに悩む気持ちがよく分かります。だからこそ、当院では検査を大切にし、あなたが納得できるまで丁寧に説明します。症状に振り回される毎日から抜け出して、制限なく人生を楽しめるようになりましょう。

ひとりで悩まれずに、まずはお気軽にご相談ください。あなたの不安を取り除き、健康な毎日を取り戻すお手伝いができれば、私も嬉しいです。

北千住にある当院までお越しになることが難しい方へ

遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。


院長:下園

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