40代以上必読!顎関節症の注射治療を選ぶ前に

口を開けるたびに痛みが走る、あくびをするのも怖い、そんな顎関節症の症状に悩まされていると、本当に辛いですよね。

マウスピースを試してみたけれど思うような効果が得られず、「注射での治療はどうなんだろう」と気になって調べていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。実際、当院にも注射治療を検討されている方や、注射を受けたけれど根本的な改善には至らなかった方が数多く来院されています。

顎関節症に対する注射治療の種類

顎関節症の治療法として、いくつかの注射による方法が歯科医院や口腔外科で行われています。代表的なものとして、ボトックス注射、ヒアルロン酸注射、関節腔穿刺などがあります。

ボトックス注射は咬筋という噛むための筋肉に注射することで、筋肉の過度な緊張を緩和させる方法です。効果は注射後2日から1週間程度で現れ始め、4ヶ月から6ヶ月ほど持続すると言われています。

関節腔穿刺は、顎関節の関節腔に針を刺して生理食塩水や局所麻酔薬を注入し、関節内を洗浄する治療法です。関節内に溜まった炎症物質を洗い流すことで痛みを軽減させる効果があり、成功率は75％から90％とされています。ヒアルロン酸注射は関節の潤滑を良くして痛みを和らげる目的で使用されることがあります。

これらの注射治療は、確かに一時的な症状緩和には有効な場合があります。特に強い痛みで食事も取れないような急性期には、痛みを抑える選択肢として検討される方も多いでしょう。

しかし、注射治療の多くは対症療法であり、顎関節症を引き起こしている根本的な原因を解決するものではありません。

注射治療のリスクと限界

注射による治療にはいくつかの注意点があります。

まず、ボトックス注射の場合、効果が切れると再び症状が戻ってくるため、定期的に注射を繰り返す必要があります。また、注射部位の痛みや腫れ、内出血などの副作用が生じることがあり、まれに表情筋への影響で硬いものが噛みにくくなるケースも報告されています。

関節腔穿刺については、関節に直接針を刺す処置のため感染リスクがゼロではなく、また一度の処置で改善しない場合は複数回の治療が必要になることもあります。さらに、これらの注射治療は自費診療となることが多く、経済的な負担も考慮しなければなりません。

最も重要なのは、注射治療では顎関節症を引き起こしている姿勢の歪みや生活習慣、ストレスによる食いしばりなどの根本原因にはアプローチできないという点です。そのため、一時的に症状が改善しても、根本原因が残っている限り再発を繰り返すことになってしまいます。

注射を検討する前に知っておきたいこと

注射治療を受けるかどうか迷っている方に、ぜひ知っていただきたいことがあります。

それは、顎関節症の多くは全身の姿勢の歪みや筋肉の緊張パターン、自律神経の乱れなど、複数の要因が複雑に絡み合って発症しているということです。特にストレートネックや猫背、デスクワークでの長時間の同じ姿勢などが、顎周辺の筋肉に過度な負担をかけている場合が非常に多いのです。

当院で初回の検査を受けられた顎関節症の方の多くに、首や肩、背中の筋肉の過緊張が見られます。また、日常的なストレスから無意識のうちに歯を食いしばる癖がついている方もいらっしゃいます。こうした全身のバランスの乱れを整えずに、顎だけに注射をしても根本的な解決にはならないのです。

整体院だからできる根本改善のアプローチ

当院では、顎関節症に対して注射や薬に頼らない、身体本来の治癒力を引き出す施術を行っています。まず丁寧なカウンセリングと4種類の検査を通じて、あなたの顎関節症がなぜ起きているのか、その原因を徹底的に分析します。姿勢分析ソフトを使って身体の歪みを数値化し、筋力検査や整形外科的検査も組み合わせることで、見逃しがちな隠れた原因まで特定していきます。

検査で原因が明らかになったら、その方の状態に合わせたオーダーメイドの施術を行います。顎周辺だけでなく、首や肩、背中など全身のバランスを整えることで、顎関節にかかっていた過度な負担を取り除いていきます。筋肉と関節の両面からアプローチする独自の整体技術は、自律神経も整えるため、ストレスによる食いしばりの改善にも効果的です。

実際に改善された方の声

実際に当院で施術を受けられた30代の女性の例をご紹介します。この方は1ヶ月前から左顎に痛みを感じるようになり、歯科医院でマウスピースを作ったものの改善せず、食べ物を咀嚼するたびに痛みが走る状態でした。注射治療も検討されていたそうですが、まずは整体を試してみようと当院に来院されました。

初回の検査で、長時間のデスクワークによる猫背と首の筋肉の過緊張、そして咬筋の著しい緊張が見られました。施術では全身の姿勢バランスを整えながら、顎周辺の筋肉を丁寧に緩和していきました。3回目の施術後には痛みが半減し、6回目には食事での痛みがほぼなくなりました。

現在は再発予防のために月に1回のメンテナンスで通院されていますが、あの辛かった痛みは完全になくなったと喜んでいただいています。

注射治療と整体の違い

比較項目	注射治療	当院の整体
アプローチ	症状のある部位に直接注射	全身のバランスから根本原因を改善
効果の持続	4〜6ヶ月程度で再度必要	根本改善により再発しにくい
副作用リスク	痛み、腫れ、感染リスクあり	身体に優しい施術で安全
検査	症状のある部位のみ確認	4種類の検査で原因を特定
身体への負担	注射による侵襲あり	無痛で小さな子供も受けられる

このように、注射治療と整体では根本的なアプローチが異なります。注射は症状が出ている部位に対する対症療法であるのに対し、整体は身体全体のバランスを整えることで、顎関節症を引き起こしている根本原因そのものを解決していく方法です。

こんな方は整体を検討してください

次のような方には、注射治療よりも整体による根本改善をおすすめします。まず、マウスピース治療を試したけれど十分な効果が得られなかった方、何度も顎の痛みを繰り返している方、デスクワークや長時間のスマホ使用で姿勢が悪くなっている方などです。

また、ストレスで無意識に歯を食いしばってしまう方、肩こりや頭痛も併発している方も、全身のバランスを整えることで大きな改善が期待できます。

さらに、注射治療に抵抗がある方や副作用が心配な方、根本的に治したいと考えている方にとっても、整体は安全で効果的な選択肢となります。薬や注射に頼らずに身体本来の治癒力を高めていく方法ですので、小さなお子様からご高齢の方まで安心して受けていただけます。

当院が選ばれる理由

当院には施術歴10年以上の経験豊富な施術者が在籍しており、カウンセリングから検査、施術まで専属で担当します。男女の施術者がいますので、同性に相談したいという方にも安心していただけます。これまで数多くの顎関節症の方を施術してきた実績があり、症状と施術法の相性も非常に良いため、劇的に改善されるケースも少なくありません。

検査では最新の姿勢分析ソフトをはじめ、筋力検査、整形外科的検査、動きの検査などを組み合わせて、あなたの症状の原因を科学的に分析します。原因が特定できなければ何度も同じ症状を繰り返すことになりますから、当院では検査を最も重視しています。

そして、検査結果を基に当院の臨床データベースと照合して作成した治療計画をご説明し、根拠のある施術を進めていきます。

北千住駅西口から徒歩4分とアクセスも良く、平日は20時、土日祝は17時まで受付していますので、お仕事帰りにも通いやすいと好評です。完全予約制でお待たせすることもなく、明るく清潔な院内で女性やお子様連れの方にも安心してお越しいただけます。

顎関節症は早めの対処が重要です

顎関節症は放置すると、初期の軽い痛みや関節音から、やがて食事や会話に支障が出るほどの激痛へと悪化していく可能性があります。末期症状になると口の開閉すらできなくなり、慢性的な激痛で日常生活に大きな支障をきたしてしまいます。だからこそ、早めに適切な対処をすることが何より大切なのです。

注射治療を検討されている方の多くは、「今すぐこの痛みをどうにかしたい」という切実な思いをお持ちだと思います。その気持ちはとてもよく分かります。しかし、一時的に痛みを抑えるだけでなく、二度と同じ痛みに悩まされないようにするには、根本原因を解決することが不可欠です。

当院の自然治癒力を高める施術は、身体に負担をかけることなく、あなたが本来持っている回復する力を最大限に引き出します。顎だけでなく全身のバランスを整えることで、顎関節症だけでなく、肩こりや頭痛といった他の症状も同時に改善していくことが可能です。検査を通じて原因が明確になれば、不安も解消され、前向きに治療に取り組んでいただけます。

注射を打つべきか迷っている方、マウスピースで効果がなかった方、何度も症状を繰り返している方は、ぜひ一度当院にご相談ください。あなたの顎関節症がなぜ起きているのか、その原因を丁寧に検査し、根本から改善するための最適な治療計画をご提案いたします。

痛みに振り回される毎日から抜け出して、心から食事や会話を楽しめる生活を取り戻しましょう。お一人で悩まずに、いつでもお気軽にご連絡ください。