
院長:下園お気軽にご相談ください!

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最近、朝起きた時のこめかみの痛みや、夕方になると締め付けられるような頭痛に悩まされていませんか。もしかすると、その頭痛の原因は顎にあるかもしれません。実は顎関節症と偏頭痛には深い関係があり、当院にも顎の違和感と頭痛の両方に苦しんでいる方が多く来院されています。
頭痛薬を飲んでも根本的には良くならない、病院で検査を受けても異常なしと言われた、そんな経験はありませんか。今回は顎関節症と偏頭痛の関係について、これまでの臨床経験から分かったことをお伝えします。




顎の痛みと頭痛が同時に起こるのは偶然ではなく、実は密接な関係があります
顎関節症が偏頭痛を引き起こすメカニズムは、咀嚼筋の緊張にあります。


顎を動かすための筋肉、特に側頭筋という筋肉はこめかみから頭の横にかけて広がっており、この筋肉が過度に緊張すると頭痛が発生します。食いしばりや歯ぎしりによって側頭筋が常に緊張状態になると、血流が悪化し神経も圧迫されて、締め付けられるような痛みを感じるようになるのです。
さらに顎関節症の方の多くは、首や肩の筋肉も同時に緊張しています。
デスクワークで長時間同じ姿勢を続けていると、首から肩にかけての筋肉が硬くなり、それが頭部への血流を阻害します。顎周辺の筋肉の緊張と首肩の緊張が重なることで、慢性的な頭痛が発生しやすい状態になってしまうのです。
当院では開院以来、多くの顎関節症の患者さんを診てきましたが、頭痛を併発している方の割合は非常に高いです。顎の痛みだけでなく、こめかみの痛み、目の奥の重だるさ、後頭部の鈍痛など、様々なタイプの頭痛を訴えられます。これらはすべて顎周辺の筋肉の緊張から派生している可能性があります。
顎関節症による頭痛には、いくつかの特徴的なパターンがあります。朝起きた時に頭痛がする方は、睡眠中の歯ぎしりや食いしばりが原因かもしれません。夜間に無意識に顎に力を入れていると、朝目覚めた時には側頭筋が疲労しきっており、頭が痛くなります。
また、仕事の終わり頃、特に夕方になると頭痛がひどくなる方も要注意です。
集中している時やストレスを感じている時、無意識に歯を食いしばってしまう癖はありませんか。長時間のデスクワークやパソコン作業で前傾姿勢になると、顎に力が入りやすく、側頭筋が緊張し続けることで夕方に頭痛がピークを迎えます。
頭痛とともに顎がカクカク鳴る、口を大きく開けにくいといった症状がある場合は、顎関節症が頭痛の原因である可能性が高いです。こめかみを押すと痛みがある、頬の筋肉が張っている感じがする、耳の前あたりに違和感があるなども、顎関節症の典型的なサインです。
頭痛の原因となる顎関節症は、日常生活の何気ない習慣から引き起こされることが多いです。頬杖をつく癖がある方は、顎に不均等な圧力がかかり続け、関節に負担をかけています。うつぶせで本を読んだりスマホを見たりする姿勢も、顎の位置がずれる原因になります。
片側だけで噛む癖も要注意です。左右どちらか一方だけで食事をしていると、片側の咀嚼筋だけが発達し、顎の関節にアンバランスな負担がかかります。これが長期間続くと、顎関節の位置がずれてしまい、頭痛を引き起こす筋肉の緊張につながります。


頭痛外来や内科を受診しても原因が分からなかった、マッサージに通っても一時的にしか楽にならなかった、そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。それは頭痛だけに着目していて、顎との関連性を見逃していたからかもしれません。
一般的な頭痛治療では、痛みを抑える鎮痛剤の処方が中心となります。しかし薬は一時的に痛みを和らげるだけで、顎関節症という根本原因を解決するものではありません。薬が切れればまた痛みが戻るという悪循環に陥ってしまいます。
マッサージで肩や首をほぐしてもらっても、翌日にはまた痛くなる方も多いです。これは表面的な筋肉の緊張を緩和しているだけで、顎の関節のズレや咀嚼筋の根本的な問題に対処できていないからです。一時的な対症療法では、繰り返す頭痛から抜け出すことはできません。
歯科医院でマウスピースを作ってもらった方もいらっしゃるかもしれません。マウスピースは睡眠中の歯ぎしりや食いしばりから歯を守る効果はありますが、顎関節症による頭痛の根本改善にはつながらないケースが多いです。
合わないマウスピースを使い続けると、顎の位置がさらにずれてしまい、かえって症状を悪化させることもあります。マウスピースはあくまで補助的な道具であり、顎関節や周辺筋肉のバランスを整える治療が必要です。
当院では、まず丁寧なカウンセリングと4種類の検査を通じて、あなたの頭痛の本当の原因を特定します。姿勢分析ソフトで全身の歪みを数値化し、筋力検査や整形外科的検査で顎関節の状態を詳しく調べます。頭痛の原因が顎関節症にあるのか、それとも他の要因が絡んでいるのかを明確にすることが、改善への第一歩です。


検査の結果に基づいて、顎関節だけでなく首や肩、背骨全体のバランスを整える施術を行います。筋肉と関節の両面からアプローチする独自の整体法で、滞っていた血液や神経の流れを正常に戻し、自然治癒力を高めます。顎周辺の筋肉の緊張を緩和しながら、全身のバランスを整えることで、頭痛が起こりにくい身体づくりを目指します。
施術だけでなく、日常生活での注意点もお伝えします。食いしばりの癖を減らすための意識の持ち方、正しい姿勢の保ち方、自宅でできる簡単なストレッチなど、再発を防ぐためのアドバイスも丁寧に行います。
実際に当院で顎関節症の施術を受けられた方からは、以下のような喜びの声をいただいています。
朝起きた時の頭痛がなくなり、すっきりと目覚められるようになったという方や、仕事中に頭痛薬を飲む回数が減ったという方が多くいらっしゃいます。顎の痛みと一緒に頭痛も軽減されていくことで、毎日の生活が格段に楽になったと感想をいただいています。頭痛を気にせず集中して仕事ができるようになった、週末を楽しめるようになったなど、生活の質が向上したという声も多いです。
以下のような症状に心当たりがある方は、顎関節症による偏頭痛の可能性が高いです。


頭痛薬を週に何度も飲んでいる方、朝起きた時に顎が疲れている感じがする方、長時間会話をすると顎が痛くなる方は要注意です。こめかみを押すと痛い、耳の前あたりに違和感がある、口を大きく開けると顎が鳴るといった症状も、顎関節症のサインかもしれません。
MRIやCTなどの検査で異常がないと言われたのに頭痛が続いている方、マッサージや整骨院に通っても改善しない方も、顎関節症が見逃されている可能性があります。寝起きの頭痛がひどい、夕方になると必ず頭が痛くなる、肩こりと頭痛が同時に起こるといった方は、ぜひ一度ご相談ください。
顎関節症による頭痛を放置すると、症状は徐々に悪化していきます。初期段階では朝だけだった頭痛が、日中も続くようになり、最終的には一日中頭痛に悩まされるようになることもあります。慢性的な頭痛は集中力の低下を招き、仕事や家事のパフォーマンスにも影響します。
また顎関節症が進行すると、頭痛だけでなく耳鳴りやめまい、顎の激痛などの症状も現れる可能性があります。食事の際に痛みで硬いものが食べられなくなったり、口が開かなくなったりと、日常生活に大きな支障をきたすこともあります。早めに対処すればするほど、改善までの期間も短くなります。
長年の頭痛に悩まされている方の中には、原因が顎にあることに気づいていない方が多くいらっしゃいます。顎関節症と偏頭痛は切り離して考えるのではなく、関連性を理解した上で根本から改善していくことが大切です。
当院の施術は顎関節症の症状と非常に相性がよく、多くの方が頭痛の改善を実感されています。薬に頼る生活から抜け出したい、マウスピース以外の方法を試したい、根本的に改善したいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
頭痛のない快適な毎日を取り戻すお手伝いができれば、私も嬉しいです。一人で悩まず、まずはお気軽にお問い合わせください


遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

