
院長:下園お気軽にご相談ください!

院長:下園お気軽にご相談ください!
こんにちは、大川カイロプラクティックセンター北千住西口整体院の下園です。最近、お尻から太ももにかけての痛みやしびれに悩まされていませんか?実は女性の身体には、男性とは異なる独特の構造やホルモンの働きがあり、それが坐骨神経痛を引き起こしやすくしているんです。
長時間のデスクワークや育児で腰に負担がかかり、生理前後になると症状が悪化するという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。当院には40代を中心に、こうした悩みを抱えた女性が数多く来院されています。


女性特有の原因を理解することで、適切な対処法が見えてきますよ


開院以来13年間、当院には多くの女性が足腰の痛みやしびれで来院されてきました。その経験から言えることは、女性には男性とは異なる身体の特徴があり、それが症状を引き起こす大きな要因になっているということです。女性特有の身体の仕組みを知ることで、なぜ自分がこの痛みに悩まされているのかが理解できるようになります。
女性の骨盤は出産に備えて男性よりも幅が広く、浅い形をしています。この構造的な違いが、腰部や臀部の筋肉に大きな負担をかけているんです。骨盤が広いことで坐骨神経が通る梨状筋という筋肉が緊張しやすく、結果として神経を圧迫してしまうケースが多く見られます。
さらに妊娠や出産を経験した方は、骨盤の緩みや歪みが残っていることが少なくありません。産後に骨盤が完全に元の状態に戻らず、不安定なまま日常生活を送っていると、腰や臀部の筋肉が過度に緊張してしまいます。
女性ホルモンのひとつであるエストロゲンには、関節や靭帯を柔軟に保つ働きがあります。ところが生理周期によってホルモンバランスが変動すると、骨盤周りの靭帯が緩んだり緊張したりを繰り返すことになるのです。この変動が神経への圧迫を強めたり弱めたりして、生理前後に症状が悪化するという現象を引き起こします。
また40代後半から50代にかけての更年期には、エストロゲンの分泌が急激に減少します。すると骨密度が低下して骨粗鬆症のリスクが高まり、椎間板の柔軟性も失われていきます。こうした変化が脊柱管の狭窄や椎間板の変性を招き、神経を圧迫しやすい状態を作り出してしまうのです。
子宮や卵巣といった女性特有の臓器は、骨盤内で坐骨神経のすぐ近くに位置しています。子宮筋腫や卵巣嚢腫などの婦人科疾患があると、これらの臓器が腫大して神経を圧迫することがあるんです。また生理中の骨盤内のうっ血や炎症も、周辺の神経に影響を与える要因になります。
実際に当院でも、婦人科で問題がないか確認することをお勧めして、その結果として適切な治療につながったケースが何度もありました。腰や足の痛みだからといって、整形外科的な問題だけとは限らないのが女性の身体の特徴です。


妊娠中は赤ちゃんの成長とともにお腹が大きくなり、その重みが腰椎や骨盤に大きな負担をかけます。身体の重心が前方に移動することで、腰椎が過度に反った状態(反り腰)になりやすく、この姿勢の変化が神経の圧迫を引き起こすのです。
さらに妊娠中は、出産に向けてリラキシンというホルモンが分泌されます。このホルモンは骨盤の靭帯を緩める働きがあり、骨盤が不安定な状態になるため、周囲の筋肉が過度に緊張して神経を圧迫してしまうことがあります。
出産を終えると身体は徐々に元の状態に戻ろうとしますが、骨盤の緩みが完全には戻りきらないケースも少なくありません。不安定な骨盤をカバーするために臀部の筋肉が硬くなり、坐骨神経を圧迫し続けてしまうのです。
また育児中は赤ちゃんを抱っこしたり、前かがみでオムツを替えたりと、腰に負担のかかる動作が続きます。睡眠不足や疲労の蓄積も筋肉の緊張を高めるため、産後数ヶ月から数年経っても症状に悩まされる方が多いのが現実です。


デスクワークで長時間座り続けると、臀部の筋肉が圧迫されて血流が悪くなります。特に椅子が硬かったり、座面が合っていなかったりすると、坐骨神経への負担はさらに大きくなるのです。こまめに立ち上がって身体を動かすことが大切なのですが、仕事に集中しているとつい忘れてしまいますよね。
家事や育児でも、中腰の姿勢での作業や重いものを持つ動作が頻繁にあります。掃除機をかける、洗濯物を干す、買い物袋を運ぶ、こうした何気ない日常動作の積み重ねが腰や臀部に負担をかけ、症状を悪化させていくことがあるんです。
女性は男性に比べて筋肉量が少なく、身体が冷えやすい傾向にあります。冷えると血行が悪くなり、筋肉が硬くなって神経を圧迫しやすくなるのです。特に下半身の冷えは症状を悪化させる大きな要因になります。
冬場のエアコンの冷気やオフィスの冷房、薄着での外出など、現代の生活環境には身体を冷やす要素がたくさんあります。身体を温めることは、痛みやしびれの軽減にとても効果的なんです。
症状を和らげるためには、日常生活の中でできるセルフケアがとても重要です。ただし無理なストレッチや間違った方法は症状を悪化させる可能性もあるので、痛みが強い場合は専門家に相談することをお勧めします。


入浴時はシャワーだけで済ませず、湯船にゆっくり浸かって身体を芯から温めましょう。38~40度くらいのぬるめのお湯に15分程度浸かるのが理想的です。血行が促進されて筋肉の緊張がほぐれ、痛みやしびれが和らぎやすくなります。
また腰やお尻周りにカイロを貼ったり、温熱パッドを使ったりするのも効果的です。特に冷房の効いたオフィスで長時間過ごす方は、膝掛けやカーディガンなどで下半身を冷やさないよう工夫してください。


椅子に座るときは、背もたれに腰をしっかりとつけて骨盤を立てるよう意識します。足の裏全体が床につく高さに調整し、膝の角度が90度になるようにしましょう。座面が硬い場合はクッションを使うことで臀部への圧迫を軽減できます。
また30分に一度は立ち上がって軽く身体を動かす習慣をつけてください。簡単な屈伸運動や肩回しをするだけでも、固まった筋肉をほぐす効果があります。


梨状筋をほぐすストレッチは、仰向けに寝て片方の足首をもう片方の膝にかけ、膝を抱えるようにして太ももを胸に近づけるという方法があります。臀部が伸びる感覚があれば正しくできている証拠です。ただし痛みが強い場合は無理をしないでください。
また太ももの裏側(ハムストリングス)のストレッチも有効です。椅子に座った状態で片足を前に伸ばし、つま先を天井に向けて上体を前に倒します。太もも裏が気持ちよく伸びる程度で止めて、30秒ほどキープしてください。


4~5日経っても症状が改善しない場合や、日常生活に支障が出ている場合は、早めに専門家に相談することをお勧めします。セルフケアで様子を見ることも大切ですが、適切なタイミングで専門的な治療を受けることで、症状の長期化を防ぐことができるのです。
特に排尿・排便障害は、馬尾症候群という緊急性の高い状態を示している可能性があります。このような症状が現れた場合は、すぐに医療機関を受診してください。
当院では、まず丁寧なカウンセリングで生活習慣や症状の経過を詳しくお聞きします。その後、姿勢分析ソフトを用いた検査、筋力検査、整形外科的検査など4種類の検査を行い、あなたの症状の原因を明確にしていきます。


検査結果をもとに、骨盤の歪みや筋肉の緊張を整える施術を行います。女性の施術者も在籍しておりますので、同性に相談したいという方も安心してお越しください。産後の骨盤の問題や、ホルモンバランスの変化による症状についても、豊富な経験をもとにアドバイスさせていただきます。
痛みを一時的に抑えるだけでなく、なぜその症状が起きているのか、どうすれば再発を防げるのかを一緒に考えていきます。筋肉と関節の両面からアプローチして自律神経を整える独自の施術は、身体に優しく、幅広い年代の方に受けていただける内容です。
施術後は、日常生活で気をつけるべきポイントや、ご自宅でできる簡単なケア方法もお伝えします。症状が改善した後も健康な状態を維持できるよう、しっかりとサポートさせていただきますのでご安心ください。


女性の身体には、骨盤の形状、ホルモンバランスの変動、女性特有の臓器の存在という3つの特徴があり、これらが複雑に絡み合って症状を引き起こしています。妊娠・出産や更年期といったライフステージの変化も、大きな影響を与える要因です。
日常生活でのセルフケアも大切ですが、原因が特定できていなければ根本的な改善にはつながりません。当院では丁寧な検査であなたの症状の原因を明らかにし、一人ひとりに合った施術を提供しています。
お尻から足にかけての痛みやしびれに悩まされているなら、一人で抱え込まずにご相談ください。女性特有の悩みにも寄り添いながら、あなたが健康で快適な毎日を送れるよう、全力でサポートいたします。いつでもお気軽にお問い合わせください。


遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

