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五十肩の湿布選び、どれが正解?貼る場所から種類まで整体師が解説

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こんにちは、北千住西口整体院の下園です。夜中にふと目が覚めて、肩の痛みに気づいた経験はありませんか。洗濯物を干そうと腕を上げたら途中で止まってしまった、服を脱ごうとしたら痛みが走った、そんなことが最近続いているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでまずドラッグストアに駆け込んで、とりあえず湿布を買ってきた。貼ってみたけど、これで本当に正しいのか自信がない。そんな方のために、今回は五十肩と湿布の関係について、整体師の目線からできるだけわかりやすくお伝えしていきますね。

院長:下園

正しい知識を持って使えば湿布はとても心強いアイテムになります。今日の内容がその参考になれば嬉しいです

目次

五十肩に湿布は本当に効くのか

結論から言うと、五十肩の痛みに湿布は一定の効果があります。ただし「どの段階の痛みか」によって、効果の感じ方も使い方も変わってくるんです。この点を知らずにただ貼り続けても、思ったような効果が得られないことがあります。

五十肩は正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、肩の関節を包む袋(関節包)に炎症が起きている状態です。炎症が強い急性期と、炎症が落ち着いて関節が固まってくる慢性期では、身体に起きていることがまったく違います。

湿布に含まれる成分は主に消炎鎮痛作用を持つNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)で、炎症や痛みを一時的に和らげるという意味では確かに効果があります。ただ、あくまで「症状を和らげる」ものであって、五十肩そのものを治す力はないという点は押さえておいてください。

急性期と慢性期で使い分けが必要

五十肩の症状は大きく3つの時期に分かれています。それぞれの時期で身体の状態が異なるため、湿布の種類も変えることが大切です。

  • 急性期(発症から数週間):安静時にも痛みがあり、夜間痛がひどい時期です。この段階では関節内に強い炎症が起きているため、冷湿布(クールタイプ)を使って炎症を冷やすアプローチが基本になります。
  • 拘縮期(炎症が落ち着いてきた頃):安静時の痛みは減るものの、肩が動かしにくくなってくる時期です。このフェーズから温湿布に切り替えると血流が改善されて動きを取り戻しやすくなります。
  • 回復期(改善に向かう時期):痛みが徐々に軽くなり、肩の動きが戻ってくる段階です。温湿布でのケアを続けながら、適度に肩を動かすことが回復を助けます。

自分が今どの段階にあるかを判断するのが難しいときは、発症してからの日数や、安静にしていても痛みがあるかどうかを一つの目安にしてみてください。

ロキソニンテープは五十肩に使えるのか

ロキソニンテープは、ロキソプロフェンナトリウムという成分を含む湿布薬で、整形外科ではよく処方されるお薬です。強めの消炎鎮痛作用があり、五十肩のような関節炎症にも対応できるとされています。

以前は処方薬のみでしたが、現在はロキソニンSテープとしてドラッグストアでも購入できるようになっています。ただし、市販品は処方薬と比べてロキソプロフェンの含有量が異なる場合があります。腎臓や胃腸に持病がある方、他の薬を服用中の方は、使用前に薬剤師や医師に相談することをおすすめします

市販の湿布薬を選ぶときのポイント

ドラッグストアに並んでいる湿布は種類が多くて迷いますよね。五十肩の痛みに使う湿布を選ぶときのポイントをまとめてみました。

種類主な成分向いている時期・状況
冷湿布(クールタイプ)サリチル酸メチル、インドメタシン など発症直後・急性期・炎症が強いとき
温湿布(ホットタイプ)カプサイシン、トウガラシエキス など慢性期・肩が固まってきたとき・血行を促したいとき
ロキソニンSテープロキソプロフェンナトリウム痛みが強い時期全般(ただし注意事項あり)
フェルビナクテープフェルビナク急性・慢性どちらにも対応可

「とにかく痛みを抑えたい」という方にはロキソプロフェン系、「なんとなく肩が重い・動かしにくい」という慢性期の方には温湿布を選ぶのが一つの目安になります。

湿布を貼る場所はどこが正しいのか

意外と知られていないのが「湿布を貼る場所」の問題です。なんとなく痛いところに貼っている方が多いのですが、五十肩の場合は痛みの部位が広範囲に及ぶことがあって、どこに貼れば効果的なのか迷いますよね。

湿布の有効成分は皮膚から吸収されて患部に届きます。そのため、できるだけ炎症の中心部に近いところに貼ることが基本です。五十肩では以下の部位が貼る場所の目安になります。

  • 肩の前面(肩の付け根より少し前側):腕を前に上げると痛い方はこのあたりに炎症の中心があることが多いです。
  • 肩の側面(腕の付け根の外側):腕を横に上げたときに痛みが出る方はここが中心部になりやすいです。
  • 肩甲骨周辺:腕を後ろに回す動作で痛みが出る方や、肩甲骨周囲にこわばりを感じる方に有効です。

一か所だけに貼るのではなく、痛みの場所に合わせて貼る位置を変えてみることもポイントです。また、皮膚が荒れやすい方は同じ場所への貼り続けを避け、少しずつ位置をずらすようにしましょう。

湿布を貼るときの注意点

湿布は手軽に使えますが、知っておきたい注意点もあります。

発赤・かゆみ・かぶれなどの皮膚症状が出た場合はすぐに使用を中止してください。また、ロキソプロフェン系の湿布は光線過敏症を起こす可能性があるため、貼った部分を直射日光に当てないよう注意が必要です。さらに、湿布は1日1〜2回の貼り替えが基本です。たくさん貼れば早く治るというわけではないので、用法用量を守って使うようにしましょう。

湿布で改善しないときに考えてほしいこと

湿布を何週間貼り続けても「あまり変わらない」「むしろ動かしにくくなってきた」という場合は、もう少し広い視点で見直す必要があります。

五十肩は、肩だけの問題ではないことがほとんどです。姿勢の崩れ、長時間のデスクワーク、運動不足による筋力低下、ホルモンバランスの変化など、複数の原因が絡み合って発症しています。湿布は痛みという「結果」に働きかけるものですが、こうした「原因」にはアプローチできません。

そのため、湿布で症状が落ち着いたとしても、原因を取り除かなければ回復が遅れたり再発したりすることがあります。

特に整形外科で「様子を見ましょう」と言われて湿布だけ処方されたのに一向に改善しないという方、または市販の湿布を試してみたけれど何も変わらないという方は、原因の特定ができていない可能性が高いです。

五十肩が長引きやすい人の特徴

次のような方は五十肩が長期化しやすい傾向があります。当てはまるかどうか、確認してみてください。

  • 発症後しばらく放置してしまった
  • 痛みを我慢して無理に肩を動かしている
  • 糖尿病などの基礎疾患がある
  • デスクワークや家事で同じ姿勢が続いている
  • 以前に肩を痛めたことがある
  • 睡眠不足が続いており、夜間痛で熟睡できていない

これらに複数当てはまる方は、セルフケアだけで改善しようとするよりも、専門家に原因を特定してもらうほうが結果的に早く良くなることが多いです。

セルフケアで今夜からできること

専門家に相談する前に、今日からできることもお伝えしておきますね。五十肩の急性期は特に、無理に動かさずにやさしくケアすることが大切です。

夜間痛がつらいときは、痛みのある側の肩を上にして横向きに寝ると楽になることがあります。仰向けが基本ですが、どうしても痛みで眠れない場合は枕の高さを調整しながら試してみてください。

また、入浴で全身をしっかり温めることも肩まわりの血流を改善して、夜間の痛みを和らげる助けになります。シャワーだけで済ませている方は、ぜひ湯船にゆっくり浸かる習慣を取り入れてみてください。

痛みが強い時期は、肩を動かすことを恐れるあまり完全に固定してしまいがちです。しかし長期間動かさないと関節が癒着して動きがさらに制限されることもあります。痛みのない範囲でゆっくりと腕を振り子のように動かす「コッドマン体操」などは比較的安全なセルフケアとして知られています。

ただし無理は禁物です。痛みが強くなるようであれば中止してください。

いつまでも痛みに振り回されないために

私自身、会社員時代にぎっくり腰で身動きが取れなくなった経験があります。あのとき感じた「早く何とかしたい」「でもどこに行けばいいかわからない」という気持ちは、今でもよく覚えています。だからこそ、肩の痛みで毎日不安な思いをしている方の気持ちは、とてもよくわかります。

湿布は正しく使えば、五十肩の痛みを和らげる心強いサポートになります。ただ、それはあくまで一時的な対症療法です。痛みが続く場合や、どんどん動きが悪くなっているという場合は、原因を特定せずに様子を見るだけでは回復が遅くなってしまうことがあります。

検査を通じて原因を明らかにし、一人ひとりに合った対応をすることが、本当の意味での改善につながります。

一人で抱え込まずに、いつでもお気軽にご相談ください。あなたの肩の痛みが早く楽になって、日常の動作が思い通りにできる毎日を取り戻していただけるよう、全力でサポートします。

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院長:下園

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