
院長:下園お気軽にご相談ください!

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赤ちゃんを抱き上げようとした瞬間、手首にズキッと鋭い痛みが走ったことはありませんか。授乳しながらスマホで検索してこのページにたどり着いたという方も、きっと多いと思います。
「痛いのに抱っこをやめるわけにはいかない」という状況、本当につらいですよね。育児中の手首の痛みは、多くのママさんが経験するお悩みのひとつです。
この記事では、なぜ育児中に手首が痛くなるのか、そのメカニズムをわかりやすくお伝えしながら、今日からできる対処法と、一人で悩まないためのヒントをお伝えします。


育児中の手首の痛みは「使いすぎ」だけが原因じゃないことが多い。原因をちゃんと知ることが、一番の近道です
育児中の手首の痛みには、単純な「使いすぎ」以上の背景があります。抱っこ、授乳、おむつ替え、沐浴——これらの動作がすべて手首と親指の付け根に集中して負荷をかけ続けるのが大きな要因ですが、実はそれだけではありません。
産後のホルモン変化という、見落とされがちな要素が深く関係しています。この二つの要因が重なることで、手首の痛みが起きやすい状態がつくられているのです。
赤ちゃんを抱き上げるとき、多くのママさんは両手の親指を張り出して赤ちゃんのわきを支えます。この動作では、手首の親指側にある腱と腱鞘に大きな負担がかかります。生後3〜4ヶ月になると赤ちゃんの体重は6kg前後に達し、この重さを1日に何十回と繰り返して持ち上げることになります。
授乳中も、赤ちゃんの頭や背中を同じ角度で長時間支え続けるため、手首が固定された状態が続きます。おむつ替えで赤ちゃんのお尻を持ち上げる動作も、地味ながら手首への負担を積み重ねています。
産後の身体では、出産に向けて分泌された「リラキシン」というホルモンの影響が産後しばらく続きます。このホルモンは骨盤や関節の靭帯を緩める働きがあるため、手首の関節や腱鞘も通常より不安定な状態になっています。
靭帯が緩んだ状態で繰り返し負荷をかけられると、健康な状態よりもはるかに炎症が起きやすくなります。
産後のホルモン変化と育児動作による使いすぎが重なることで、手首が炎症を起こしやすい特別な状態がつくられるのです。これは産後ならではの問題であり、育児経験のないときとは身体の条件がまったく異なります。
育児中の手首の痛みには、大きく分けて2つの状態が考えられます。ひとつはドケルバン病と呼ばれる腱鞘炎で、手首の親指側がズキッと痛み、親指を握り込むと痛みが強くなる特徴があります。
もうひとつは手根管症候群で、こちらは手首の神経が圧迫されることで、親指から中指にかけてしびれや夜間の痛みが現れます。夜中に痛みで目が覚める、授乳中に指がしびれるといった場合は、手根管症候群の可能性も考えられます。
どちらも放置すると悪化しやすいため、早めに原因を特定することが大切です。
手首の痛みは初期のうちは「疲れているだけかな」と感じる程度のことも多いですが、身体は着実にサインを送っています。早めに気づいて対処できるように、具体的なチェックポイントをお伝えします。
以下のような動作で痛みや違和感を感じる場合は、手首に炎症が起きているサインかもしれません。
ひとつでも当てはまる場合は、症状が軽いうちに対処を始めることをおすすめします。
「育児中は休めないから、痛みが引くまで様子を見よう」と感じている方も多いと思います。ただ、手首の痛みを放置してしまうと、炎症が慢性化してしまうリスクがあります。炎症が長く続くと腱鞘が肥厚(厚くなる)してしまい、指や手首の動きがさらに制限されるケースもあります。
軽度のうちに適切な対処をすれば改善までの期間が短くなることが多いので、「まだ大丈夫」と先送りにしないようにしてほしいのです。
痛みがあっても抱っこをやめるわけにはいかない、というのが育児中のリアルな状況ですよね。だからこそ、日常の中で少しでも手首への負担を減らすための工夫をお伝えします。完璧にやろうとしなくて大丈夫です。できそうなことからひとつずつ試してみてください。
赤ちゃんを抱き上げるとき、ついつい手首だけで持ち上げようとしてしまいます。しかし、手首への負担を減らすためには、腕全体や体幹で赤ちゃんを支える意識を持つことが大切です。
抱き上げる際には、まず赤ちゃんに体を近づけてから持ち上げると手首だけに力が集中しにくくなります。抱っこ紐を活用して腕への負担そのものを分散させるのも有効な方法です。特に痛みが強い時期は、抱っこ紐を積極的に使うことをおすすめします。
授乳中は赤ちゃんの頭や背中を長時間支えることになるため、手首の固定が続きます。授乳クッションを活用して赤ちゃんを乗せることで、腕と手首にかかる支持の負担をクッションに逃がすことができます。
授乳姿勢を変えることで手首の角度が変わり、特定の腱への集中負荷を分散させる効果もあります。
急に痛みが強くなった場合や、手首に熱感や腫れがある場合はアイシングが有効です。保冷剤をタオルに包んで10〜15分ほど当てるだけで炎症を抑えるサポートになります。一方、慢性的な鈍い痛みやこわばりには温めが効果的なこともあります。痛みの状態に応じて使い分けるのがポイントです。
サポーターは手首の動きを制限して一時的な痛みを和らげるのに役立ちます。ただし、サポーターはあくまで補助的な手段です。長時間・長期間にわたって使い続けると、逆に手首周りの筋力が低下してしまうことがあります。授乳や抱っこなど特に負担がかかる場面だけ使うなど、うまく使い分けるようにしましょう。
「手首が痛いのだから、手首だけ治せばいいのでは?」と思うのは自然な考え方ですが、実際にはそう単純ではないケースが多くあります。
産後のママさんの身体は、出産による骨盤の開きや姿勢の変化、授乳中の前かがみの姿勢などによって全身のバランスが崩れています。猫背や巻き肩になると、首や肩周りの筋肉に緊張が生まれ、その緊張が腕や手首にまで波及します。
手首の腱鞘炎が治らない・繰り返すという方の中には、こうした全身の歪みが根本にあるケースも少なくありません。
整体の観点では、手首の痛みを訴えている方の多くに、肩甲骨周りの硬直や骨盤の歪みが見られます。手首への負担はあくまでも「きっかけ」であって、身体全体の歪みが「痛みが消えにくい土台」をつくっていることがあるのです。
湿布を貼っても、サポーターをしても改善しないという場合は、こうした全身的な問題が残っている可能性を考えてみる必要があります。根本から改善するためには、手首だけでなく全身の状態を検査で確認することが重要です。
当院に産後の手首の痛みでいらっしゃるママさんの多くは、「もっと早く来ればよかった」とおっしゃいます。
痛みを我慢しながら育児を続けているうちに、手首への負担が積み重なり、家事や育児のあらゆる動作で痛みを感じるようになってから来院されるケースが多いのです。「赤ちゃんを抱っこするのが怖くなってきた」という声も、決して珍しくありません。
当院では、手首の痛みに対して症状の外見だけで判断せず、姿勢分析ソフトや筋力検査、整形外科的テストなど4種類の検査を組み合わせて原因を特定します。「なぜ痛みが出ているのか」を明確にしなければ、一時的に良くなっても同じ痛みを繰り返すことになるからです。
育児中であれば、赤ちゃんを連れてご来院いただいても構いません。院内は女性やお子さま連れの方も安心して過ごせる環境を整えています。
当院の施術は、筋肉と関節の両面からアプローチして自然治癒力を高める独自の整体です。手首だけでなく、肩甲骨や骨盤のバランスを整えながら、痛みの根本にある原因を改善していきます。
施術後には「赤ちゃんをたくさん抱っこしてあげられた」という声を聞かせていただくたびに、私自身もとても嬉しくなります。痛みがなくなることはゴールではなく、あなたが育児を思いきり楽しめるようになることが、私たちの目指すところです。
産後のホルモンバランスが安定してくる数週間〜数ヶ月で落ち着くこともありますが、育児動作による手首への負担が続く限り、なかなか自然には回復しにくいのが実情です。軽度であっても放置していると慢性化するリスクがあるため、早めの対処をおすすめします。
はい、授乳中でも安心して施術を受けていただけます。施術前のカウンセリングで授乳中であることをお伝えいただければ、身体の状態に合わせた安全な施術を行います。お子さまを連れてのご来院も歓迎しています。
強い腫れや発熱を伴う場合や、転倒などで骨折が疑われる場合は整形外科への受診を優先してください。そうでない慢性的な手首の痛みや、病院で「異常なし」と言われたにもかかわらず痛みが続く場合は、整体院での根本的なアプローチが有効なことが多いです。
育児中に手首が痛むのは、決してあなたの抱っこの仕方が悪いわけでも、弱いわけでもありません。産後の身体の変化と、育児という毎日の繰り返し動作が重なったことで起きている、いわば「育児をしっかりやってきた証」でもあります。
ただ、痛みを我慢し続けることは、あなた自身の身体にとっても、大切な赤ちゃんとの時間にとっても、決してプラスにはなりません。
私自身、会社員時代にぎっくり腰で身動きが取れなくなった経験があります。あのとき「もっと早く診てもらえばよかった」と心の底から思いました。だからこそ、手首の痛みで悩んでいるあなたにも、一人で抱え込まないでほしいと伝えたいのです。
原因が分かれば、不安は和らぎます。まずは気軽にご相談ください。赤ちゃんを思いっきり抱きしめられる毎日を、一緒に取り戻しましょう。


遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

