
院長:下園お気軽にご相談ください!

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こんにちは、北千住西口整体院の下園です。仕事中、気づいたら夕方になるたびに肩が重くなって、首がズシンと張ってくる…そんな経験はありませんか?特に妊娠中は、同じデスクワークをしていても以前とは比べものにならないくらいつらく感じる方がとても多いです。
妊娠中に感じる妊婦の肩こり・腰痛は、「薬が使えないから我慢するしかない」と思い込んでいる方がほとんどです。でもそれ、本当にもったいないことなんです。




薬が使えない分、原因をきちんと把握して体の仕組みから整えることがとても大切です。「つらいのは仕方ない」と諦めないでほしいと、いつも思っています


妊娠すると、体の中では目に見えないレベルでさまざまな変化が起きています。この変化こそが、肩や首のつらさの根本にある原因です。「妊娠前はデスクワークをしていても平気だったのに」という方が多いのは、それだけ妊娠中の体に特有の負担がかかっているからなのです。
妊娠中はリラキシンというホルモンが多く分泌されます。このホルモンは骨盤を緩めて出産をスムーズにするためのものですが、同時に全身の靭帯や関節の安定性を下げる作用もあります。体を支えるための筋肉にこれまで以上の負担がかかり、特に首や肩まわりの筋肉が常に緊張した状態になりやすくなるのです。
妊娠中から授乳に向けて胸が大きくなりますが、この重さが姿勢に与える影響は見落とされがちです。胸の重みで自然と肩が前に出て、いわゆる「巻き肩」の状態になります。
巻き肩になると首の後ろから肩甲骨にかけての筋肉が常に引き伸ばされながら力を入れる状態が続き、これが夕方になるほど肩や首の張りが強くなる直接的な原因のひとつになります。
妊娠中期以降はお腹が前に出ることでバランスを保つために腰が反るようになります。反り腰になると背骨全体のカーブが変わり、首や肩への負担が増します。腰の問題なのに肩がつらくなるというのは、このような全身のバランスの崩れが影響しているためです。


デスクワーク中は長時間、同じ姿勢でいることが多いですよね。体を動かさない時間が長くなるほど、筋肉の血流は落ちていきます。妊娠中でない方でも肩こりが起きやすいデスクワークですが、妊婦さんにとってはさらに注意が必要な理由があります。
椅子に座り続けることで下半身の血流が悪くなり、体全体の循環が低下します。妊娠中は赤ちゃんへの血流を優先するため、もともと末梢の血行が落ちやすい状態です。この状態でデスクワークを続けると、肩や首まわりの筋肉に老廃物が溜まりやすくなり、張りや重さとして感じるようになります。
パソコン作業中は意識しなければ頭が自然と前に出てくる姿勢になります。頭の重さは約4〜5kgといわれていますが、頭が前に出るほど首や肩にかかる実質的な負荷は何倍にも増します。妊娠中はただでさえ姿勢の維持が難しいため、この前傾姿勢が長時間続くと午後から夕方にかけての首の重さが激しくなりやすいのです。
仕事中はなかなか自由に休憩を取れないという方も多いかと思います。こまめに立ち上がったり体を動かしたりすることが難しい環境では、筋肉への負担が蓄積し続けます。妊娠中は体が変化しているぶん、こうした積み重ねのダメージが通常より早く現れてしまいます。
「朝はまだ大丈夫なのに、夕方になるとどんどんひどくなる」という声はとても多いです。これには理由があります。筋肉の疲労は時間をかけて蓄積されるものですが、妊娠中の体は疲労の回復スピードも通常より遅くなっています。
午前中は昨夜の休息で回復した状態でスタートするため比較的楽に感じますが、仕事が進むにつれて姿勢の崩れや筋肉の疲労が重なり、夕方には限界を超えてつらさとして表れてくるのです。
妊娠中はホルモンの変動や睡眠の乱れなどから、自律神経のバランスが崩れやすくなっています。自律神経が乱れると、血管の収縮・拡張がうまく調整されなくなり、血行不良や筋肉の緊張が起きやすくなります。
特に午後は交感神経が優位になる時間帯と重なることもあり、肩や首まわりの緊張が高まりやすくなります。


肩こりがつらいとき、何とかしようとマッサージや市販の湿布を使いたくなるのはよくわかります。ただ、妊娠中は体がデリケートなため、ケアの方法を間違えると体に余計な負担をかけてしまうことがあります。どのようなことに気をつければいいか、整理してみましょう。
市販の湿布や鎮痛剤は、成分によって赤ちゃんに影響を与える可能性があります。自己判断での使用は避けて、必ずかかりつけの産婦人科医に相談してから使うようにしてください。
また、強い刺激のマッサージや勢いをつけた首のストレッチは、関節や靭帯に過度な負担をかける恐れがあります。妊娠中は関節が緩んでいるため、特に注意が必要です。
妊婦さんが日常的に取り入れやすいケアとして、次のようなものがあります。
これらはあくまでも日常のセルフケアとしての参考です。症状がひどい場合や違和感を感じた場合は、自己判断せずに専門家に相談することをおすすめします。


「妊娠中だから仕方ない、産んだら楽になるはず」と思っている方も少なくありません。確かに産後に改善するケースもありますが、妊娠中に肩こりをそのまま放置しておくと、症状が慢性化してしまうことがあります。
慢性化した肩こりは、頭痛や腕のしびれ、不眠といった二次的な不調につながることもあります。また、産後は授乳や抱っこで首・肩への負担がさらに増すため、妊娠中からしっかりとケアをしておくことが、産後の体の回復にも大きく影響します。
体の不調は、早めに対処するほど改善までの期間が短くなります。「もう少し様子を見てから」と後回しにしていると、骨格の歪みや筋肉の硬直が定着してしまい、改善のために必要な時間が長くなってしまいます。
特に妊娠中は体が変化し続けているため、気になり始めたときが動くタイミングだと思ってください。


当院に来られる妊婦さんの肩こりの原因を検査してみると、一人ひとりまったく異なることに気づかされます。ホルモンの影響が強い方、姿勢の崩れが主な原因の方、自律神経の乱れが関係している方など、表に見えている症状は「肩こり」という同じ言葉でも、その背景はさまざまです。
だからこそ当院では、まず丁寧な検査で原因を特定することを最優先にしています。感覚だけで施術を進めることはしません。姿勢分析ソフトや筋力検査、整形外科的テストなど4種類の検査を組み合わせて、あなたの体に何が起きているのかを「見える化」したうえで施術に入ります。
妊娠中の体はとてもデリケートです。強い矯正や刺激の強い施術は行いません。筋肉と関節の両面からアプローチし、体の自然治癒力を引き出すことを目的とした、体にやさしい施術を中心に行います。
施術歴10年以上の経験豊富な施術者が最初から最後まで専属で担当しますので、体の変化を見逃さずに対応することができます。
当院には男女の施術者が在籍しています。妊娠中の繊細な体の変化や不安を、同性の施術者に相談できる環境を整えています。カウンセリングから検査、施術まで同じ担当者が対応するため、些細な気になることも気軽に話していただけます。


| 疑問 | 考え方・対応 |
|---|---|
| 整体を受けても赤ちゃんに影響はない? | 妊娠16週以降の安定期で医師の許可があれば、妊婦対応の整体は受けられます。当院は妊婦さんへの施術経験が豊富です。 |
| 薬なしで肩こりを改善できる? | できます。検査で原因を特定し、体の歪みを整え自然治癒力を高めることで、薬に頼らない改善を目指します。 |
| 産後もケアを続けたほうがいい? | 産後は授乳や抱っこで肩への負担が増します。妊娠中からケアを続けておくと産後の回復もスムーズになりやすいです。 |
| 何週目から来院できますか? | まずはかかりつけの産婦人科医にご相談ください。安定期に入ってからの来院が基本ですが、ご不安な点はお気軽にお問い合わせください。 |
仕事を続けながら妊娠中の体と向き合っている方にとって、肩や首のつらさは本当に毎日のことですよね。「妊娠中だから我慢するしかない」という思い込みが、一番もったいないことだと私は思っています。
原因がわかれば対処できますし、体が楽になれば気持ちにも余裕が生まれます。赤ちゃんのためにも、まずはご自身の体を大切にしてください。ひとりで悩まずに、いつでも気軽にご相談いただけたら嬉しいです。


遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

