
院長:下園お気軽にご相談ください!

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最近、暑い日が続いていますが、階段の上り下りで膝がズキンとする方が増えていると感じています。今日はそんな悩みを抱える方に向けてお話しします。
実は膝の痛みの中には、腰から来ているケースが少なくありません。ふとした瞬間に膝がこわばったり、立ち上がる時に鋭い痛みを感じたことはありませんか。そんな時、自分でできるストレッチがあれば知りたいですよね。この記事では、腰と膝のつながりを分かりやすく解説していきます。




その痛み、腰と膝の両方をみないと本当の原因は分からないんです
腰と膝は離れた場所にあるように見えますが、実は股関節や腸腰筋という筋肉を介して密接に連動しています。腰の姿勢が崩れると、その負担が股関節を経由して膝にまで伝わってしまうことがあるのです。ここではそのメカニズムを丁寧に説明します。
長時間の座り仕事や、猫背気味の姿勢が続くと、腰周りの筋肉が緊張し、骨盤が傾いてしまいます。骨盤が傾くと股関節の動きが悪くなり、その分の負担が膝関節にしわ寄せされることがよくあります。
特にデスクワークをされている方や、家事で長時間立ちっぱなしになる方は、この負担が蓄積しやすい傾向にあります。「腰は昔から気になっていたけど、最近は膝まで…」という声を、当院でも本当によくお聞きします。
腸腰筋は腰椎と大腿骨をつなぐ筋肉で、姿勢維持や歩行に欠かせない役割を担っています。この筋肉が硬くなると、骨盤の傾きや股関節の可動域低下を招き、結果として膝への負担が増えてしまいます。
こうしたサインに心当たりがある方は、腸腰筋の柔軟性低下が背景にある可能性が高いといえます。ただし自己判断だけで終わらせず、体の状態を客観的に確認することも大切です。
ここからは、自宅で無理なく取り入れられるストレッチをご紹介します。痛みが強い時は決して頑張りすぎず、心地よいと感じる範囲で行うようにしてください。
片膝を立てて前後に脚を開き、腰を軽く前に押し出すようにして股関節の前面を伸ばします。呼吸を止めずに20秒程度キープするのがポイントで、左右両方を同じ時間行うようにしましょう。
椅子に座った状態で、片方の足首を反対の膝に乗せ、上体をゆっくり前に倒していきます。お尻の外側から股関節にかけてじんわり伸びる感覚があれば正しく行えている証拠です。
| ストレッチ名 | 目安時間 | ポイント |
|---|---|---|
| ランジストレッチ | 20秒×左右 | 骨盤を立てたまま行う |
| 座位股関節ストレッチ | 20秒×左右 | 反動をつけない |
| 膝裏ハムストリングス伸ばし | 15秒×左右 | 膝を伸ばしすぎない |
毎日少しずつ続けることが何より大切です。三日坊主になってしまっても、また今日から始めれば大丈夫ですので、気負わずに取り組んでみてください。
セルフケアを続けても痛みが変わらない、あるいは徐々に強くなっているという場合は、単純な筋肉の硬さだけでなく、骨盤の歪みや関節そのものの問題が関わっていることがあります。この段階では専門的な検査が必要になってきます。
当院では、痛み止めや湿布に頼るのではなく、丁寧な検査を通じてなぜ腰の不調が膝にまで及んでいるのかを明確にすることを大切にしています。原因が分からないまま施術を受けても、同じ痛みを繰り返してしまうことが多いからです。
「病院に行くのは大げさかもしれない」と感じて我慢を続けてしまう方も多いのですが、放置すると歩き方の癖が強まり、膝以外の場所にも負担が広がってしまうことがあります。早めに体の状態を確認しておくことは、決して大げさなことではありません。
当院では姿勢分析や筋力検査、整形外科的なテストなど複数の検査を組み合わせて、腰と膝それぞれの状態を丁寧に確認します。そのうえで、筋肉と関節の両面からアプローチする施術を行い、根本的な改善を目指します。
ストレッチはあくまでセルフケアの一つであり、体の歪みそのものを整えるには限界があります。ご自身の体の状態を正しく知ることが、痛みを繰り返さないための一番の近道だと私は考えています。
腰からくる膝の痛みは、原因を正しく見極めれば、決して改善が難しいものではありません。ストレッチで様子を見ながらも、痛みが続くようであれば、決して一人で抱え込まずにご相談ください。
皆さまが階段の上り下りや趣味の時間を、また気にせず楽しめるようになるお手伝いができれば、私も心から嬉しく思います。


遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

