頸椎ヘルニア

頸椎ヘルニアとは

頸椎ヘルニアとは、首の骨である頸椎の間にあるクッションの役割をする椎間板が飛び出して、神経を圧迫することで起こる症状です。

椎間板の中にあるゼリー状の髄核という部分が外に飛び出し、首から腕にかけての神経を刺激するため、首の痛みや腕のしびれ、筋力低下などの症状が現れます。

働き盛りの30代から50代に多く見られる傾向があり、男性の方が発症しやすいとされています。

日本脊椎脊髄病学会の調査によると、脊椎手術全体の中で頸椎椎間板ヘルニアは約8.1%を占めており、当院にも首を痛めてお困りの方が多く来院されます。

頸椎ヘルニアを放置すると、神経圧迫が継続し症状が慢性化する可能性があります。初期の首の痛みから始まり、腕や手指のしびれが悪化し、最終的には握力低下や細かい作業ができなくなる恐れがあります。

重症化すると脊髄圧迫により歩行困難や排尿障害などの重篤な症状が現れ、日常生活に深刻な支障をきたす可能性があります。また、慢性的な痛みにより睡眠障害や精神的ストレスも増大し、仕事や家事などにも影響が出てしまいます。

頸椎ヘルニアの原因

開院以来、当院には頸椎ヘルニアでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えることは、頸椎ヘルニアは複数の原因が複雑に絡み合っておきているということです。

頸椎ヘルニアの原因として次のものが挙げられます。

このように頸椎ヘルニアは複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

年齢とともに椎間板の水分量が減少し、弾力性が失われることで亀裂が生じやすくなります。デスクワークやスマートフォンの使用により首が前に出る姿勢が続くと、椎間板への負担が増加し、ヘルニアを引き起こしやすくなります。

この複数の原因が引き金となり、頸椎関節の可動域減少や首部の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、頸椎ヘルニアが発症します。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

日常生活に支障が出ている頸椎ヘルニアやどこに行ったらいいのか分からない症状でお困りなら、おひとりで悩まれずに、経験豊富な私たちにご相談ください。

病院とはここが違います

頸椎ヘルニアへの対応として、次のようなものが一般的です。

神経ブロック注射

一時的な効果に留まることが多く、繰り返し注射が必要になる場合があります。注射部位の感染や神経損傷のリスクがあり、ステロイドの副作用として血糖値上昇や免疫力低下の可能性もあります。

牽引療法

効果に個人差が大きく、症状によっては悪化する場合があります。治療中の不快感や首への負担が問題となることがあり、根本的な改善には限界があります。また、継続的な通院が必要で時間的負担も大きくなります。

外科手術

手術による合併症や感染症のリスクがあり、術後の回復に時間がかかります。手術をしても症状が完全に改善しない場合があり、再発の可能性も否定できません。また、手術費用や入院による経済的・時間的負担も大きくなります。

頸椎ヘルニアを改善するために

まずはあなたの頸椎ヘルニアの原因を検査を通じて明らかにします。原因が特定できなければ一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

当院では頸椎ヘルニアの根本改善を目指すため、まず詳細な検査を行います。姿勢分析ソフトを用いて身体の歪みを数値化し、筋力検査や整形外科的テストなどで症状の原因を特定します。

痛みの引き金となっている部位に直接アプローチするトリガーポイント整体により、効果的に筋肉や関節を緩め、頸椎周りの痛みを改善することができます。

そして痛みがなくなった後も再発しないよう頸椎ヘルニアの原因であった生活習慣の改善や今後のアドバイスもお伝えし、健康な状態を維持できるようサポート致します。

当院の特徴

施術歴10年以上の経験豊富な施術者が専属でカウンセリングから検査、施術まで最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。男女の施術者が在籍しており同性に相談できるのも強みです。

身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで担当者が専属して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めています。

薬に頼りたくない方や手術を避けたい方、病院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

頸椎ヘルニアのQ＆A

頸椎ヘルニアは自然に治りますか？

軽度の場合は自然治癒の可能性もありますが、多くは適切な治療が必要です。当院では根本原因にアプローチし、自然治癒力を最大限に引き出す施術を行っています。

頸椎ヘルニアの人がやってはいけないことは？

急激な首の動作や重いものを持つ動作は避けましょう。また、長時間の前かがみ姿勢やうつ伏せでの睡眠も症状を悪化させる可能性があります。

頸椎ヘルニアと頸椎症の違いは何ですか？

頸椎ヘルニアは椎間板が飛び出す状態で、頸椎症は骨の変形による神経圧迫です。症状は似ていますが、原因と治療アプローチが異なります。

MRIで異常が見つからなくても症状があるのはなぜ？

画像では捉えられない筋肉の緊張や関節の機能異常が原因の場合があります。当院では詳細な検査により、隠れた原因を特定します。

手術以外で根本的に治す方法はありますか？

当院の整体法では、骨格の歪みを正し、筋肉バランスを整えることで根本改善を目指します。多くの患者様が手術を回避できています。

頸椎ヘルニアは再発しやすいのですか？

根本原因が解決されていない場合は再発の可能性があります。当院では再発防止のための生活指導と定期的なメンテナンスをお勧めしています。

日常生活で気をつけるべきことは何ですか？

正しい姿勢の維持、適度な運動、ストレス管理が重要です。特にデスクワーク時の姿勢と枕の高さに注意が必要です。

どのくらいの期間で改善が期待できますか？

個人差がありますが、当院では多くの方が3ヶ月以内に大幅な改善を実感されています。早期の治療開始が改善期間短縮の鍵となります。

頸椎ヘルニアで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の自然治癒力を高める施術は頸椎ヘルニアの症状と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

頸椎ヘルニアは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。お一人で悩まれずにお気軽にご連絡ください。