肋間神経痛

肋間神経痛とは

肋間神経痛とは、胸の肋骨と肋骨の間を通る神経が何らかの原因で刺激されたり圧迫されたりすることで起こる痛みの症状です。

病気の名前ではなく、あくまで症状を示す言葉で、胸や背中、わき腹に鋭い痛みが現れるのが特徴です。痛みは通常、体の左右どちらか片側に現れ、深呼吸や咳、体を動かした時に強くなることが多くあります。

日本ペインクリニック学会の神経障害性疼痛薬物ガイドラインによると、神経障害性疼痛の保有者は全国で約600万人と推定されており、特に20代から60代の労働年齢層に多く見られ、当院にも肋間神経痛でお困りの方が多く来院されます。

肋間神経痛を放置すると、痛みが慢性化し睡眠不足により体力や免疫力が低下し、仕事や家事に集中できなくなるなど、日常生活に深刻な支障をきたします。

また、痛みを避けるために不自然な姿勢を取り続けることで、他の部位にも負担がかかり新たな痛みを生じる可能性があります。

最悪の場合、痛みによるストレスから精神的な不調を招き、うつ状態に陥ることもあります。

肋間神経痛の原因

開院以来、当院には肋間神経痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えることは、肋間神経痛は複数の原因が複雑に絡み合っておきているということです。

肋間神経痛の原因として次のものが挙げられます。

このように肋間神経痛は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

帯状疱疹ウイルス以外でも、悪い姿勢や運動不足、強いストレスなど複数の原因が重なると、胸椎の可動域を低下させ末梢神経や血流に機能障害を発生させ自然治癒力が低下してしまい肋間神経痛となります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

日常生活に支障が出ている肋間神経痛やどこに行ったらいいのか分からない症状でお困りなら、おひとりで悩まれずに、経験豊富な私たちにご相談ください。

病院とはここが違います

肋間神経痛への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期間の服用により副作用のリスクが高まります。眠気やめまい、胃腸障害などが現れることがあり、根本的な原因の解決にはならないため薬に依存する可能性があります。また、効果に個人差があり、期待した効果が得られない場合もあります。

神経ブロック注射

一時的な効果にとどまることが多く、繰り返し注射が必要になる場合があります。注射部位の感染リスクや、まれに神経損傷などの合併症が起こる可能性があります。また、根本的な治療ではないため、効果が切れると再び痛みが現れることがあります。

リハビリテーション

マニュアル的なプログラムが多く、個々の身体の状態に合わせた細かい対応が難しいのが現状です。

また、効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な通院が必要となります。症状によっては運動により痛みが悪化する場合があり、適切な負荷の調整が重要です。

肋間神経痛を改善するために

まずはあなたの肋間神経痛の原因を検査を通じて明らかにします。原因が特定できなければ一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

当院は、丁寧なカウンセリングと4種類の検査結果を基に全身の歪みを整え、滞っていた血液、神経の流れを正常に戻し自然治癒力を高める施術をします。

そして痛みがなくなった後も再発しないよう肋間神経痛の原因であった生活習慣の改善や今後のアドバイスもお伝えし、健康な状態を維持できるようサポート致します。

当院の特徴

歴10年以以上の経験豊富な施術者が専属でカウンセリングから検査、施術まで最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。男女の施術者が在籍しており同性に相談できるのも強みです。

身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで担当者が専属して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めています。

薬に頼りたくない方や手術を避けたい方、病院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

肋間神経痛のQ＆A

肋間神経痛は自然に治りますか？

軽度の肋間神経痛であれば自然治癒する場合もありますが、多くは適切な治療が必要です。原因によって治癒期間は大きく異なり、帯状疱疹が原因の場合は数ヶ月かかることもあります。放置すると慢性化のリスクが高まるため、早期の専門的な治療をお勧めします。

肋間神経痛の人がやってはいけないことは？

急激な体の動きや重いものを持つこと、長時間同じ姿勢を続けることは避けるべきです。また、冷えは症状を悪化させるため体を冷やさないよう注意が必要です。ストレスも症状を悪化させる要因となるため、十分な休息と規則正しい生活を心がけることが大切です。

肋間神経痛と心臓の病気の違いはどう見分けるのですか？

肋間神経痛は体の動きや呼吸で痛みが変化しますが、心臓の病気による胸痛は動作に関係なく起こることが多いです。また、肋間神経痛は通常片側に限局しますが、心臓の痛みは胸全体や左腕に広がることがあります。ただし、自己判断は危険なため医師の診断を受けることが重要です。

再発を防ぐためにはどうすればよいですか？

正しい姿勢の維持、適度な運動、ストレス管理が重要です。デスクワークの際は定期的に休憩を取り、体を動かすことを心がけましょう。また、体を冷やさないよう注意し、十分な睡眠と栄養バランスの取れた食事で免疫力を維持することも大切です。

日常生活で気をつけるべきことはありますか？

長時間同じ姿勢を避け、定期的に体勢を変えることが重要です。重いものを持つ際は正しい姿勢で行い、急激な動作は控えましょう。また、体を冷やさないよう服装に気をつけ、ストレスを溜めないよう適度な休息を取ることも大切です。

肋間神経痛で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の自然治癒力を高める施術は肋間神経痛の症状と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

肋間神経痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。お一人で悩まれずにお気軽にご連絡ください。