突発性難聴

突発性難聴とは

突発性難聴とは、ある日突然、片方の耳が聞こえにくくなる、または全く聞こえなくなる病気です。前日まで何の異常もなかったにも関わらず、朝起きてテレビの音が聞こえない、電話の声が聞き取れないなど、前触れなく急激に発症します。

厚生労働省により「難病指定」されている治療困難な疾患で、耳鳴りやめまい、耳の詰まり感を伴うことが多いのが特徴です。

年間推定患者数は約3万5千人から7万5千人とされ、近年は患者数が増加傾向にあり、当院にも突然起こる耳鳴りやめまいでお困りの方が多く来院されます。

突発性難聴を放置すると、難聴や頑固な耳鳴りが永続的に残る可能性が高くなります。発症から1か月以上経過すると聴力が固定化し、治療を行っても改善が困難になってしまいます。

全国調査では治癒率は約44％で、約50％以上の患者に難聴が残存するとされています。平均罹患年齢が50歳台で患者の平均余命が30年以上あることを考えると、数十万人が難聴を抱えて生活している可能性があります。

コミュニケーション障害や社会生活への深刻な影響が懸念され、仕事での会話が困難になったり、家族や友人との関係にも支障をきたすことがあります。

突発性難聴の原因

開院以来、当院には突発性難聴でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えることは、突発性難聴は複数の原因が複雑に絡み合っておきているということです。

突発性難聴の原因として次のものが挙げられます。

このように突発性難聴は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、内耳の血流障害や炎症反応、聴覚細胞の機能低下などが発生し、突発性難聴が発症します。それは人によって違い、単に薬物治療だけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

日常生活に支障が出ている突発性難聴やどこに行ったらいいのか分からない症状でお困りなら、おひとりで悩まれずに、経験豊富な私たちにご相談ください。

病院とはここが違います

突発性難聴への対応として、次のようなものが一般的です。

ステロイド治療

長期使用により血糖値上昇、血圧上昇、骨粗鬆症、感染症リスク増加などの副作用が生じる可能性があります。また、糖尿病や高血圧の既往がある患者では使用に制限があり、効果が期待できない場合も多く存在します。

血管拡張剤投与

血圧低下による立ちくらみやめまい、頭痛などの副作用が現れることがあります。心疾患や低血圧の患者では使用が困難で、根本的な聴力改善効果は限定的とされています。

高圧酸素療法

治療費が高額で、閉所恐怖症の患者には適用困難です。また、中耳炎や副鼻腔炎がある場合は実施できず、効果についても個人差が大きく確実性に欠けるという問題があります。

突発性難聴を改善するために

まずはあなたの突発性難聴の原因を検査を通じて明らかにします。原因が特定できなければ一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

当院は、丁寧なカウンセリングと4種類の検査結果を基に全身の歪みを整え、滞っていた血液、神経の流れを正常に戻し自然治癒力を高める施術をします。

そして症状がなくなった後も再発しないよう突発性難聴の原因であった生活習慣の改善や今後のアドバイスもお伝えし、健康な状態を維持できるようサポート致します。

当院の特徴

施術歴10年以上の経験豊富な施術者が専属でカウンセリングから検査、施術まで最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。男女の施術者が在籍しており同性に相談できるのも強みです。

身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで担当者が専属して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めています。

薬に頼りたくない方、病院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

突発性難聴のQ＆A

突発性難聴は自然に治りますか？

突発性難聴は自然治癒する場合もありますが、確率は高くありません。発症後48時間以内の早期治療で約50％の改善率とされており、治療なしでは多くの場合難聴が残存します。早期の適切な治療が重要です。

突発性難聴の人がやってはいけないことは？

大音量での音楽鑑賞、激しい運動、過度なストレス、睡眠不足は避けるべきです。また、耳かきや綿棒での過度な刺激、自己判断での薬物使用も控えることが重要です。

なぜ片耳だけに起こるのですか？

突発性難聴は通常片側性で、両側同時発症は稀です。これは内耳の血管分布や神経支配が左右独立しており、局所的な血流障害や炎症が一側に限定されるためと考えられています。

再発する可能性はありますか？

同側での再発は稀ですが、反対側に発症する可能性はあります。ただし、メニエール病のように繰り返し発症することは基本的にありません。生活習慣の改善で予防に努めることが大切です。

日常生活で気をつけることはありますか？

十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動、ストレス管理が重要です。騒音環境を避け、耳を清潔に保ち、定期的な聴力検査を受けることで早期発見・治療につながります。

完全に聴力は戻らないのでしょうか？

完全回復する方は約44％で、多くの場合何らかの聴力低下が残存します。しかし、早期治療により改善の可能性は高まり、補聴器などの補助手段で生活の質を向上させることも可能です。

めまいも一緒に起こることがありますか？

突発性難聴では約30％の方にめまいが伴います。これは内耳の平衡感覚を司る部分にも影響が及ぶためです。めまいがある場合は、より重篤な状態の可能性があるため早急な治療が必要です。

ストレスが原因になることはありますか？

ストレスは突発性難聴の重要な誘因の一つです。精神的・身体的ストレスが自律神経のバランスを崩し、内耳の血流や機能に悪影響を与える可能性があります。ストレス管理は予防にも重要です。

整体で突発性難聴は改善しますか？

整体により首や肩周りの筋緊張を緩和し、内耳への血流を改善することで症状の軽減が期待できます。また、自律神経を整えることで自然治癒力を高める効果もあります。薬物治療と併用することでより良い結果が得られる場合があります。

突発性難聴で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の自然治癒力を高める施術は突発性難聴の症状と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

突発性難聴は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。お一人で悩まれずにお気軽にご連絡ください。