モートン病

モートン病とは

モートン病は足の指の付け根にある神経が圧迫されることで起こる神経障害で、特に中指と薬指の間の神経が腫れて厚くなり、歩行時や立位時に電気が走るような鋭い痛みや焼けるような痛み、しびれが生じる病気です。

足の裏に小石が入っているような違和感を感じることも特徴的な症状の一つです。男女比は約1：4で女性に圧倒的に多い疾患で、特に50代から60代の女性での発症が多く見られ、当院にも足の痛みやしびれでお困りの方が多く来院されます。

モートン病を放置すると、神経の腫れが進行し痛みが慢性化します。初期は歩行時のみの痛みですが、進行すると安静時にも激痛が続くようになります。

最終的には歩行困難となり、日常生活に大きな支障をきたします。また、痛みをかばうことで他の部位への負担が増え、膝や腰の痛みを併発する可能性もあります。

モートン病の原因

開院以来、当院にはモートン病でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えることは、モートン病は複数の原因が複雑に絡み合っておきているということです。

モートン病の原因として次のものが挙げられます。

このようにモートン病は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、足指の付け根の神経圧迫や足部の筋肉・筋膜の緊張などが発生し、モートン病が発症します。それは人によって違い、単にインソールを使用したり痛み止めを服用するだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

日常生活に支障が出ているモートン病やどこに行ったらいいのか分からない症状でお困りなら、おひとりで悩まれずに、経験豊富な私たちにご相談ください。

病院とはここが違います

モートン病への対応として、次のようなものが一般的です。

保存的療法（足底挿板・靴の調整）

効果が現れるまでに時間がかかり、個人の足の形状に合わせた調整が必要なため、適切な装具を見つけるまでに複数回の調整が必要です。

また、根本的な治療ではないため、装具を使用しなければ症状が再発する可能性があります。

薬物療法

薬によっては眠気が強くなるなど副作用のリスクがあり仕事や車の運転にも影響を与えます。効果も一時的であり根本的な原因を解決するものではありません。

ステロイド注射

効果は一時的で、多くの場合数ヶ月で症状が再発します。繰り返し注射を行うと組織の萎縮や感染のリスクがあり、注射時に強い痛みを伴うことがあります。

また、ステロイドの全身への影響も考慮する必要があり、糖尿病患者などでは血糖値の上昇リスクもあります。

モートン病を改善するために

まずはあなたのモートン病の原因を検査を通じて明らかにします。原因が特定できなければ一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

当院は、丁寧なカウンセリングと4種類の検査結果を基に全身の歪みを整え、滞っていた血液、神経の流れを正常に戻し自然治癒力を高める施術をします。

そして痛みがなくなった後も再発しないようモートン病の原因であった生活習慣の改善や今後のアドバイスもお伝えし、健康な状態を維持できるようサポート致します。

当院の特徴

歴10年以以上の経験豊富な施術者が専属でカウンセリングから検査、施術まで最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。男女の施術者が在籍しており同性に相談できるのも強みです。

身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで担当者が専属して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めています。

薬に頼りたくない方や手術を避けたい方、病院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

モートン病のQ＆A

モートン病は自然に治りますか？

一度形成された神経腫は自然に消失することは通常ありません。しかし、適切な靴の選択や生活習慣の改善により症状が軽減することはあります。早期の対処が重要で、放置すると症状が進行する可能性が高いため、専門家による適切な治療を受けることをお勧めします。

モートン病の人がやってはいけないことは？

ハイヒールや先の細い靴の着用は避けるべきです。また、つま先立ちを長時間続ける作業や、前足部に過度な負荷をかけるランニングなどの運動も控える必要があります。足指を強く圧迫するような動作や、硬い地面での長時間の歩行も症状を悪化させる可能性があります。

モートン病と他の足の病気の違いは何ですか？

モートン病は特定の足指間（主に中指と薬指の間）に限局した神経症状が特徴です。疲労骨折では骨の痛みと腫れが、外反母趾では親指の変形が主症状となります。足根管症候群では足裏全体のしびれが現れ、糖尿病性神経障害では両足対称性の症状が特徴的です。

モートン病は両足に発症することがありますか？

はい、両足に発症することがあります。統計的には約15～21％の患者で両足に症状が現れます。片足に発症した場合、もう一方の足に負担がかかりやすくなるため、両足での発症リスクが高まります。予防のためには両足とも適切なケアを行うことが重要です。

モートン病の痛みはどのくらい続きますか？

個人差がありますが、適切な治療を早期に開始すれば比較的短期間で改善することが多いです。しかし、進行した状態では長期間の治療が必要となります。放置すると慢性化し、数年にわたって症状が続く可能性もあります。早期の専門的な治療開始が症状改善の鍵となります。

モートン病で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の自然治癒力を高める施術はモートン病の症状と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

モートン病は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。お一人で悩まれずにお気軽にご連絡ください。