ぎっくり背中

ぎっくり背中とは

ぎっくり背中とは、急激に背中に激しい痛みが生じる症状の総称です。正式には「急性腰背部痛」と呼ばれ、背中の筋肉や筋膜、関節などに急激な負荷がかかることで炎症や損傷が起こり、強い痛みを引き起こします。

多くの場合、何気ない日常動作をきっかけに突然発症し、痛みのために身動きが取れなくなることが特徴です。

重いものを持ち上げる瞬間や急に振り返った時、朝起きる際などに発症することが多く、一度経験すると再発しやすい傾向があり、当院にも急な背中の激痛でお困りの方が多く来院されます。

ぎっくり背中を治療せずに放置すると、慢性化した痛みをかばうために不自然な姿勢を続けることで、他の部位にも負担がかかり、肩こりや首の痛み、腰痛などの二次的な症状を引き起こすことがあります。

さらに背中の痛みで夜中に目が覚めてしまい、睡眠不足から日中の仕事や家事に集中できなくなり、日常生活に支障をきたす恐れがあります。

また、痛みへの恐怖から外出を控えるようになり、筋力低下や体力の衰えが進行し、さらに症状が悪化するという悪循環に陥る可能性もあります。

ぎっくり背中の原因

開院以来、当院にはぎっくり背中でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えることは、ぎっくり背中は複数の原因が複雑に絡み合っておきているということです。

ぎっくり背中の原因として次のものが挙げられます。

このように、ぎっくり背中は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、背中の筋肉・筋膜・関節の可動域減少や緊張などが発生し、激しい痛みが発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

何度も繰り返すぎっくり背中やどこに行ったらいいのか分からない症状でお困りなら、おひとりで悩まれずに、経験豊富な私たちにご相談ください。

病院とはここが違います

ぎっくり背中への対応として、次のようなものが一般的です。

安静指導

過度な安静は筋力低下や関節の硬直を招く可能性があります。また、安静期間が長引くことで社会復帰が遅れ、経済的な負担や精神的なストレスが増大することがあります。完全な安静よりも適度な動きを維持することが重要とされていますが、その判断が難しい場合があります。

薬物療法

薬によっては眠気が強くなるなど副作用のリスクがあり仕事や車の運転にも影響を与えます。効果も一時的であり根本的な原因を解決するものではありません。

注射療法

一時的な効果にとどまることが多く、根本的な解決には至りません。また、注射部位の感染リスクや、ステロイド薬の場合は副作用の可能性があります。頻繁な注射により組織の変性や萎縮を起こすリスクもあります。

ぎっくり背中を改善するために

まずはあなたのぎっくり背中の原因を検査を通じて明らかにします。原因が特定できなければ一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

当院は、丁寧なカウンセリングと4種類の検査結果を基に全身の歪みを整え、滞っていた血液、神経の流れを正常に戻し自然治癒力を高める施術をします。

そして痛みがなくなった後も再発しないようぎっくり背中の原因であった生活習慣の改善や今後のアドバイスもお伝えし、健康な状態を維持できるようサポート致します。

当院の特徴

施術歴10年以上の経験豊富な施術者が専属でカウンセリングから検査、施術まで最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。男女の施術者が在籍しており同性に相談できるのも強みです。

身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで担当者が専属して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めています。

薬に頼りたくない方、病院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

ぎっくり背中のQ＆A

ぎっくり背中は自然に治りますか？

軽度のぎっくり背中であれば自然治癒する場合もありますが、適切な処置なしでは治癒に時間がかかり、再発のリスクも高まります。根本原因を改善しなければ完全な回復は困難です。早期の適切な治療により、回復期間を短縮し再発を防ぐことができます。

ぎっくり背中の人がやってはいけないことは？

急性期には無理な動作や重いものを持つこと、長時間同じ姿勢を続けることは避けるべきです。また、痛みを我慢して無理に動くことや、自己判断でのマッサージも症状を悪化させる可能性があります。専門家の指導のもとで適切な対処を行うことが重要です。

なぜ何度も繰り返してしまうのでしょうか？

根本的な原因である筋力不足や姿勢の問題、生活習慣が改善されていないためです。一度損傷した組織は再発しやすい状態になっており、表面的な治療だけでは不十分です。予防的なケアと根本原因の改善が重要になります。

予防する方法はありますか？

日常的な運動による筋力強化、正しい姿勢の維持、ストレス管理、十分な睡眠などが効果的です。また、急激な動作を避け、動作前のウォーミングアップも重要です。定期的なメンテナンスにより、症状の再発を防ぐことができます。

温めた方がいいのか冷やした方がいいのかどちらですか？

急性期（発症から48～72時間）は炎症を抑えるため冷却し、その後は血流改善のため温めることが一般的です。ただし、症状によって適切な対処法が異なるため、専門家の判断を仰ぐことが重要です。

ぎっくり背中になりやすい人の特徴はありますか？

デスクワークが多い方、運動不足の方、ストレスを抱えている方、睡眠不足の方などがなりやすい傾向があります。また、過去にぎっくり背中を経験した方は再発リスクが高くなります。生活習慣の改善により、リスクを大幅に軽減することができます。

ぎっくり背中で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の自然治癒力を高める施術はぎっくり背中の症状と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ぎっくり背中は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。お一人で悩まれずにお気軽にご連絡ください。