むち打ち

むち打ちとは

むち打ちとは、交通事故などで首に急激な衝撃が加わることで起こる首の損傷です。追突事故の際に、頭部が鞭のようにしなって前後に大きく振られることから「むち打ち」と呼ばれています。

正式には「外傷性頚部症候群」や「頚椎捻挫」という名称で診断されます。首の筋肉や靭帯、神経などが損傷を受け、痛みやこわばり、頭痛、めまいなどの様々な症状が現れる疾患です。

厚生労働省の患者調査によると、交通事故による負傷者の約45％、年間約56万人が頚部の損傷を受けており、当院にも事故の後遺症や首の痛みでお困りの方が多く来院されます。

むち打ちを適切に治療せずに放置すると、慢性的な首の痛みや頭痛が続き、症状が長期化すると、めまいになったり、振り返る動作や上を向く動作が困難になり、日常生活に大きな支障をきたします。

神経症状が悪化すると手のしびれや脱力感が強くなり、細かい作業ができなくなる可能性があり、最悪の場合、慢性疼痛症候群に移行し、痛みが数年から数十年にわたって続くことがあります。

また、精神的なストレスも蓄積し、うつ症状や不眠症を併発するリスクも高まります。

むち打ちの原因

開院以来、当院にはむち打ちでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えることは、むち打ちは複数の原因が複雑に絡み合っておきているということです。

むち打ちの原因として次のものが挙げられます。

このようにむち打ちは複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、頚椎関節の可動域減少や首部の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、むち打ち症状が発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。むち打ちでお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

むち打ちへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

薬によっては眠気が強くなるなど副作用のリスクがあり仕事や車の運転にも影響を与えます。効果も一時的であり根本的な原因を解決するものではありません。

頚椎カラー装着

長期間の装着により首の筋力が低下し、かえって症状が悪化する可能性があります。また、日常生活の動作が制限され、仕事や家事に支障をきたすことが多く、精神的なストレスも増大します。

ブロック注射

効果は一時的で、根本的な治療にはならないことが多いです。また、注射による感染リスクや神経損傷の可能性があり、繰り返し行うことで効果が減弱する場合もあります。

むち打ちを改善するために

まずはあなたのむち打ちの原因を検査を通じて明らかにします。原因が特定できなければ一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

当院は、丁寧なカウンセリングと4種類の検査結果を基に全身の歪みを整え、滞っていた血液、神経の流れを正常に戻し自然治癒力を高める施術をします。

そして痛みがなくなった後も再発しないようむち打ちの原因であった生活習慣の改善や今後のアドバイスもお伝えし、健康な状態を維持できるようサポート致します。

当院の特徴

施術歴10年以上の経験豊富な施術者が専属でカウンセリングから検査、施術まで最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。男女の施術者が在籍しており同性に相談できるのも強みです。

身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで担当者が専属して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めています。

薬に頼りたくない方や手術を避けたい方、病院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

むち打ちのQ＆A

むち打ちは自然に治りますか？

軽度のむち打ちは自然治癒する場合もありますが、適切な治療を受けることで回復期間を短縮し、慢性化を防ぐことができます。症状が長引く場合は専門的な治療が必要です。

むち打ちの人がやってはいけないことは？

急激な首の動きや重いものを持つ動作は避けましょう。また、長時間同じ姿勢を続けることや、無理なマッサージも症状を悪化させる可能性があります。

事故からどのくらいで症状が現れますか？

多くの場合、事故当日から翌日にかけて症状が現れますが、数日後に症状が出現することもあります。事故直後は興奮状態で痛みを感じにくいことがあるためです。

むち打ちの症状はいつまで続きますか？

個人差がありますが、適切な治療により多くの方が3ヶ月以内に改善します。ただし、症状が重い場合や治療が遅れた場合は、より長期間を要することがあります。

レントゲンで異常がないのに痛みがあるのはなぜですか？

レントゲンでは骨の異常しか確認できません。むち打ちは主に筋肉や靭帯、神経の損傷であるため、レントゲンでは異常が写らないことが多いのです。

むち打ちで後遺症が残ることはありますか？

適切な治療を受けることで多くの場合改善しますが、重症例や治療が不十分な場合は慢性的な痛みや可動域制限が残る可能性があります。早期の適切な治療が重要です。

天気が悪いと症状が悪化するのはなぜですか？

気圧の変化により血管や神経が影響を受け、炎症部位の痛みが増強することがあります。これは多くの慢性疼痛患者に見られる現象で、天候と症状には関連性があります。

むち打ちで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の自然治癒力を高める施術はむち打ちの症状と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

むち打ちは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。お一人で悩まれずにお気軽にご連絡ください。