【手首の痛み】重い物を持ったり手をつくと右手首がズキッと痛い

手首の痛みで来院された女性（30代/スーパーマーケット店員）の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）

2ヵ月前から、右手首が痛くなった。手をついたり、手首を曲げるとより痛みが増す。仕事はスーパーマーケットの品出し。米やペットボトルなどの重い物を持つことが多い。その仕事を始めて2ヵ月が経つ。それまでは7か月間コンビニエンスストアで働いていた。

来院に至るまでの経緯

子育て中でパート勤務をしている。コンビニエンスストアで7か月働いた後、スーパーマーケットの店員となる。働き始めてから徐々に手首が痛くなった。手をついたり、手首を曲げるとより痛みが増す。スーパーマーケットでの業務に品出しがあり、米やペットボトルなどの重い物を持つことが多い。

整体は10年振りに受ける。普段特に運動はしていない。手首の痛みを解消して、仕事を続けられるようにしたいと、来院した。

検査と所見

初回カウンセリングと検査結果は以下の通り。

上記の結果から右手首の痛みの原因は、右斜角筋などの右首から右肩、右腕に渡る筋肉の過緊張が原因でできたトリガーポイントと判断。

施術内容と経過

首肩関節の可動域が低かったため、首、肩部、腕（上腕、前腕、指）の筋肉緩和の施術に重点を置いた。

初回～7回目/週1回ペース

3回目、初回の手首の痛みのレベルに対して40％ほどに下がる。右手首の痛みが減った分、腰痛を感じるようになった。4回目で腰痛は良くなった。7回目、さらに体がほぐれたことで、手首の痛みを感じない日も出て、施術後3日間は痛みを感じなくなった。

8回目以降～現在

8回目で手首の痛みはほぼなくなった。品出し作業で腰を痛めやすい。手首の痛みも腰痛も再発しないよう、2週に1回のペースで身体の状態を整えている。

以下ご本人のメッセージ

子育てとパート勤務を両立しながら、スーパーマーケットで働く中で手首の痛みに悩まされていました。特に品出しで重い物を持つことが多く、徐々に悪化していく痛みに不安を感じていました。手をつく動作でもズキッとした痛みが走り、仕事にも支障が出ていました。

整体で少しずつ痛みが和らぎ、今では手首を気にせず作業できるようになりました。これからも仕事と育児を頑張れそうです

院長からのコメント

お仕事と子育ての両立という大変な日々の中で、手首の痛みが少しでも和らぎ、笑顔でお仕事に向かわれている様子に私も大変嬉しく思います。今回の痛みは、繰り返しの動作や重い物の持ち運びによる手首への負担が大きな原因でしたが、早めにご来院いただいたことで回復もスムーズに進みました。

今後も再発を防ぐためのケアや体の使い方について、一緒に見直していきましょう。これからも応援しています！

手首の痛みでお悩みなら…

手首の痛みについて解説しているこちらのページもお読みください。

TFCC損傷について解説しているこちらのページもお読みください。

腱鞘炎について解説しているこちらのページもお読みください。