
院長:下園お気軽にご相談ください!

院長:下園お気軽にご相談ください!
股関節や足の付け根が痛み、歩き始めや階段で気になるようになると、「MRIまで受けたほうがいいのかな」と不安になる方もいると思います。反対に、レントゲンやMRIでは大きな異常がないと言われたのに、痛みだけが続き、次に何をすればよいのか迷っている方も少なくありません。
大川カイロプラクティックセンター北千住西口整体院の下園です。この記事では、股関節の痛みでMRIが検討される場面や検査で分かること、異常を指摘されなかった場合に確認したいことについてお話しします。
股関節の症状について先に全体像を確認したい方は、股関節の痛みの症状ページもあわせてご覧ください。検査だけでは捉えにくい、歩き方や日常動作との関係についても順番にお伝えします。




まず検査の役割を確認しましょう
股関節が痛いからといって、すべての方が最初からMRIを受けるわけではありません。痛みが始まった時期や場所、歩行や立ち上がりでの変化などを確認し、そのうえで必要な検査が選ばれます。
医療機関では問診や身体診察に加え、必要に応じてレントゲンなどを行い、その結果からMRIを検討することがあります。MRIの必要性は痛みの強さだけでは決まりません。症状の経過や身体の状態も大切な判断材料になります。
「痛いのだから詳しい検査をしたほうが安心」と考えるのは自然なことです。ただ、検査にはそれぞれ役割があります。自分でMRIが必要か決めるのではなく、まず医療機関で今の症状を具体的に伝えることから始めてください。
レントゲンとMRIは、どちらか一方が優れているという関係ではありません。確認しやすい組織や目的が異なるため、股関節の状態や疑われる病態に応じて使い分けられています。
レントゲンは骨の形や関節の隙間などを確認する際に使われます。変形性股関節症や寛骨臼形成不全などが疑われる場合にも、医療機関で行われることの多い画像検査です。
そのため、股関節が痛むときには最初からMRIを撮影するのではなく、診察とレントゲンから確認が進む場合もあります。どの検査から始めるかは、年齢や症状、痛みが出たきっかけによっても変わります。
MRIでは関節唇や軟骨、筋肉、腱、骨の内部などを詳しく評価できる場合があります。股関節唇損傷や大腿骨頭壊死などが疑われるときに、検討されることもある検査です。
一方、MRIを受ければ痛みの理由が必ず一つに決まるわけではありません。画像所見だけを切り離さず、「どこが痛むのか」「どの動作で困るのか」といった症状と照らし合わせて考えることが欠かせません。
股関節の不調では、関節の横だけではなく鼠径部や足の付け根に痛みを感じることがあります。靴下を履く、車から降りる、椅子から立つ、階段を上がるといった動作で気づく方もいます。
受診するときは「股関節が痛い」とだけ伝えるより、生活の中で困っている動作まで伝えてみてください。足の付け根の痛みがいつ出るのか、休むと変化するのかといった情報も、状態を確認するうえで役立ちます。
例えば、朝の歩き始めだけ痛む方と、買い物で長く歩いた後に痛みが強くなる方では状況が違います。座った状態から立つ瞬間、脚を組むとき、靴下を履くときなど、痛みが出る動作を覚えておくと伝えやすいでしょう。
「MRIでは大きな異常はありません」と説明されたのに、歩くとまだ痛い。このような状態になると、検査で問題がないのになぜ痛むのか、自分の感覚がおかしいのかと戸惑う方もいるでしょう。
MRIは身体の内部を詳しく評価できる検査ですが、痛みという感覚そのものを画像にする検査ではありません。画像で大きな異常が確認されなかったことと、現在感じている痛みが存在しないことは同じではありません。
異常なしという結果だけで痛みを否定する必要はありません。痛みが長引く、以前より強くなる、歩ける距離が短くなるといった変化があれば、その経過を医師へ伝えて再度相談することも大切です。
医療機関で大きな問題が確認されていない場合は、股関節の可動域や周囲の筋肉、左右の体重のかけ方など、画像とは違う視点から身体の状態を確認する方法もあります。
寝ている状態では痛くなくても、立ち上がる瞬間や歩行中に負担が偏る方もいます。画像検査と歩くときの負担は別の視点になるため、検査後も痛みが続くときは日常の動きにも目を向けてみてください。
股関節が痛いと、無意識に反対側の脚へ体重を移したり、歩幅を小さくしたりすることがあります。痛みを避けるための自然な反応ですが、その状態が続くと腰や膝など別の場所に負担が集まる場合があります。
当院で股関節のご相談を受けた際も、痛む場所だけでなく立った姿勢や歩き始め、左右の足への体重のかけ方を確認します。実は、本人には普通に歩いているつもりでも、片側をかばう癖が残っていることがあります。
股関節は骨盤や腰、膝、足首とも関係しながら動いています。そのため、股関節だけを何度も動かすより、痛みをかばう歩き方や片脚に負担が偏っていないかまで確かめたほうがよい場合もあります。
必要な検査を受けても痛みが続くときは、生活の中で身体がどう変わっているかを振り返ってみてください。特に次の二つは、ご自身でも気づきやすい部分です。
靴下を履く、脚を開くなどの動作で左右差を確認します
立つ、歩く、階段を上がる場面で片側への偏りを確認します
ただし、痛みを我慢して動く範囲を試す必要はありません。あくまで普段の生活の中で「以前より靴下を履きにくい」「いつも片側の手すりを使うようになった」などの変化に気づくことが目的です。
こうした変化はMRI画像そのものから判断するものではありません。画像で確認することと、実際に身体を動かしたときに確認することを分けて考えると、次に何を相談すればよいのか分かりやすくなります。
原因がはっきりしない股関節の痛みに対して、強く伸ばしたり、深くしゃがんだりすることから始めるのは避けたいところです。まずは日常生活のどの場面で痛みが増えるのかを確かめてください。
長時間座った後だけ気になるなら、急に大きく動かすのではなく、こまめに姿勢を変えるところから始められます。歩いた後に痛みが増える方なら、距離や速さを一時的に見直すことも自宅ケアの範囲でできる工夫です。
一方、安静にしていても強く痛む、転倒後から体重をかけられない、発熱や強い腫れがある、夜も強い痛みが続くといった場合は、自己流の運動を続けず医療機関へ相談したほうがよい状態です。
股関節の痛みでは、MRIが必要かどうかを自己判断するのではなく、まず医療機関で症状を伝え、必要な評価を受けることが大切です。MRIで大きな異常が確認されなかった場合も、痛みが続けば経過を伝えてください。
そのうえで、立ち上がり、最初の一歩、階段、長く歩いた後など、どの場面で痛みが変わるのかを確認してみましょう。股関節の動く範囲や左右の体重のかけ方を知ることは、毎日の負担を振り返るきっかけになります。
画像検査の結果だけでなく、股関節の動きや骨盤、腰、膝、足首の状態、歩き方の癖まで含めて確認したい方は、大川カイロプラクティックセンター北千住西口整体院へお気軽にご相談ください。

