
院長:下園お気軽にご相談ください!

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保育の仕事では、子どもを床から抱き上げたり、抱っこのまま歩いたり、低い位置までしゃがんだりする動作が一日に何度もあります。最近、こうした動きで足の付け根や股関節が痛むようになり、「仕事を続けて大丈夫かな」と気になっている方もいるのではないでしょうか。
大川カイロプラクティックセンター北千住西口整体院の下園です。この記事では、保育士さんの股関節に負担がかかりやすい場面や仕事中に意識したい体の使い方、医療機関へ相談したほうがよい状態についてお話しします。
股関節そのものについて先に確認したい方は、股関節の痛みの症状ページもあわせてご覧ください。今回は特に、抱っこやしゃがむ動作が多い保育士さんの仕事に焦点を当ててお伝えします。




仕事中の動きから確認しましょう
保育士さんの場合、長時間同じ姿勢を続けるというより、立つ、しゃがむ、抱き上げる、歩くといった動作を短い間隔で繰り返すのが特徴です。
特に乳幼児を担当していると、床遊びから立ち上がって抱っこをする、低い位置で着替えを手伝うなど、股関節を深く曲げる場面が続きます。そこへ子どもの体重が加わるため、普段は気にならない体の使い方でも繰り返す動作の負担として表れることがあります。
「保育士だから仕方がない」と考える前に、どの動作で痛むのかを振り返ってみてください。抱っこ中なのか、床から持ち上げる瞬間なのか、深くしゃがんだときなのかによって、確認したい部分も変わってきます。
子どもを抱っこしているときは、腕だけで支えるのが大変なため、無意識に自分の腰や骨盤の横へ子どもを乗せることがあります。
右側で抱くほうが楽、左腕で抱えるほうが作業しやすいなど、得意な側が決まっている方は少なくありません。片側へ体重を預ける時間が長くなると、左右の脚にかかる重さにも差が出やすくなります。
実は、本人はまっすぐ立っているつもりでも、抱っこしている側へ腰を横に出していることがあります。まずは左右どちらで抱くことが多いかを思い出してみてください。抱っこの癖を知るだけでも、負担を考える手がかりになります。
子どもを体の前で抱えると、その重さに負けないように上半身を後ろへ倒したり、腰を反らせたりしがちです。この姿勢が続けば、腰だけでなく股関節の前側にも負担を感じるケースがあります。
抱っこしている間は平気でも、床にいる子どもを抱え上げる瞬間に足の付け根が痛む方もいます。この場合は、持ち上げるまでの動きも確認したいところです。
立った位置から上半身だけを前へ倒し、腕を伸ばして子どもを抱えると、子どもの重さが体から離れます。そのまま一気に立ち上がれば、腰や股関節周辺に力が集中しやすくなります。急いでいるときほど起こりやすい抱き上げ方の負担です。
できる範囲で子どもの近くまで体を寄せ、足元を安定させてから抱えることを意識してみてください。持ち上げながら体をひねるのではなく、向きを変えるときは足も一緒に動かすと、同じ場所だけに負担が集まりにくくなります。
保育では、オムツ交換、着替え、靴の着脱、床遊びなど、低い位置で子どもに合わせる場面が続きます。深くしゃがんだときに股関節が痛い場合は、無理に同じ姿勢を繰り返さないことも大切です。
しゃがむと股関節は大きく曲がります。そのとき足の付け根に詰まり感や痛みがあるのに、「硬いから伸ばせばよい」とさらに深くしゃがむのはおすすめできません。痛みが出る角度を何度も試すことも控えましょう。
痛みが出ない深さまでにしておくことから始めてみてください。床での作業では、片膝をつく、低い椅子を利用するなど、仕事内容に合わせて姿勢を変えられる場合もあります。
しゃがんだ状態から立つとき、いつも同じ脚を前に出したり、痛くない側へ体重を逃がしたりすることがあります。痛みをかばう動きが続くと、反対側の脚や腰まで疲れやすくなるため注意が必要です。
保育の現場では、抱っこをやめる、しゃがまないといった対応は現実的ではありません。そこで、仕事を続けながら変えられる小さな部分から試してみましょう。
意識したいのは、特別な運動を増やすことより、毎日繰り返している動作です。たとえば次のような点は、勤務中にも確認しやすいでしょう。
すべてを一度に変える必要はありません。まずは「今日はどちら側で抱くことが多かったか」など、一つだけ意識してみてください。こうした仕事中の体の使い方を振り返ることが、負担を減らす第一歩になります。
股関節がつらいと、硬くなった筋肉を伸ばしたくなるかもしれません。ただし、股関節の痛みは筋肉の疲労や体の使い方だけで説明できるものではありません。
股関節そのものの状態など、医療機関で確認したほうがよいケースもあります。そのため、痛みが出る方向へ強く伸ばしたり、深くしゃがんで何度も動きを確かめたりすることは避けてください。自宅ケアの範囲では、痛みを増やさないことを優先しましょう。
一方で、痛くない範囲で姿勢を変える、同じ側ばかりで抱かない、休める時間には股関節へ体重をかけ続けないといった工夫は取り入れやすいでしょう。セルフケアは「頑張って伸ばす」ことだけではありません。
仕事を休めないからと痛みを我慢している方もいると思います。ただ、股関節の状態によっては、セルフケアより医療機関への相談を優先したほうがよい場合があります。
急に強い痛みが出た、転倒などの後から痛む、体重をかけにくい、歩くことが難しい、安静にしていても強く痛むといった場合は、自己判断で無理に動かさないでください。夜間にも強い痛みが続く場合や、症状が進んでいると感じる場合も医療機関へ相談したほうがよいでしょう。
そこまで強くなくても、数週間にわたって同じ痛みを繰り返す、以前より痛む場面が増えている場合は、一度状態を確認したいところです。仕事への影響が大きくなる前に相談するという考え方もあります。
保育士さんの股関節の痛みでは、抱っこ、床からの抱き上げ、深くしゃがむ動作など、一日に何度も繰り返す仕事上の負担も確認したいところです。ただし、仕事内容だけを原因と決めつけず、痛む場所や程度、続いている期間もあわせて考えることが大切です。
まずは今日の仕事で、抱っこする側がいつも同じになっていないか、子どもを抱えたまま腰を反らせていないかを確認してみてください。痛みをかばう歩き方や立ち上がり方が続いている場合も、体の使い方を確認するきっかけになります。
股関節だけでなく、抱っこやしゃがむときの姿勢、左右の体重のかけ方、日常の負担も含めて確認したい方は、大川カイロプラクティックセンター北千住西口整体院へお気軽にご相談ください。

