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膝を曲げると痛みが出るのはなぜ?変形性膝関節症との見分け方

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「階段を下りるたびに、膝がズキッとする」「朝、椅子から立ち上がろうとすると膝に力が入らない」…そんなお悩みを抱えていませんか?

実はこういった症状、40代後半〜60代の方からとても多くいただくご相談なんです。最初は「年齢のせいかな」と軽く流してしまいがちですが、膝の痛みは放っておくほど改善が難しくなるケースが多いんですよ。

今回は、膝を曲げたときの痛み、特に階段の昇り降りや立ち上がり動作のときに感じる不快感の原因と、日常生活でできる対処のヒントをお伝えします。ぜひ最後まで読んでみてください。

院長:下園

膝の痛みで来院される方の多くが「もっと早く来ればよかった」とおっしゃいます。原因が分かるだけで気持ちがずいぶんラクになりますよ

目次

膝を曲げると痛くなる、そのメカニズムを知っていますか?

膝という関節は、実はとても複雑な構造をしています。骨・軟骨・半月板・靭帯・筋肉が複雑に絡み合い、毎日の立ち上がりや歩行、階段の上り下りを支えています。そのどこか一か所に負荷が集中したり、全体のバランスが崩れたりすることで、曲げ伸ばしの動作のたびに痛みが出るようになるのです。

「歩いているときは問題ないのに、階段を下るときだけ痛む」という方は少なくありません。これは、階段を下りる動作では体重の約3〜4倍もの負荷が膝にかかるためです。普段の歩行ではごまかせていた関節の疲労や炎症が、強い衝撃を受けることで表面化するわけです。

なぜ立ち上がりのときに膝が痛むのか

長時間座った後に立ち上がろうとすると、膝にズキッとした痛みが走る。こういった症状は、関節液の循環が滞ることで起こりやすくなります。同じ姿勢を長く続けると、関節内の圧力が変化し、動き出した瞬間に痛みとして現れやすいのです。

また、太もも前面にある大腿四頭筋という筋肉の衰えも大きな要因のひとつです。この筋肉が膝をしっかり支えられなくなると、関節への負担が一気に増します。加齢や運動不足による筋力低下が進んでいる方は特に注意が必要です。

膝の痛みを引き起こす主な原因

当院に膝の痛みでお越しになる方の症状をこれまで数多く診てきた経験から言えることは、原因がひとつだけというケースはほとんどないということです。複数の要因が重なり合って、はじめて痛みという形で現れてきます。よくある原因をここで整理しておきましょう。

軟骨のすり減りと変形性膝関節症

膝の関節の中にはクッションの役割を果たす軟骨があります。この軟骨が加齢や体重増加、繰り返しの動作によって少しずつすり減っていくのが変形性膝関節症です。

変形性膝関節症は40歳以上の約2,500万人が抱えていると推計されており、特に女性に多くみられる疾患です。初期症状のひとつが、まさに「動き始めや階段での膝の痛み」なんです。

半月板損傷による痛み

半月板は大腿骨と脛骨の間にある、Cの字型をしたクッション組織です。スポーツでの急激な動きや、加齢による変性によって損傷することがあります。

特に膝を深く曲げたときや、ひねる動作で痛みが出やすいのが特徴です。「ちょっとした動きでズキッとする」という方は、半月板への負担が蓄積している可能性も考えられます。

筋力低下と生活習慣の影響

運動不足が続くと、膝を守るための筋肉がどんどん弱くなります。立ち仕事や同じ動作の繰り返しも、特定の筋肉や靭帯に負担を集中させる原因になります。

また体重が増加すると、歩くたびに膝への負荷も大きくなります。体重が1kg増えるだけで、膝にかかる負荷は階段では約7〜8倍になるとも言われています。日常の積み重ねが、気づかないうちに膝を蝕んでいるケースはとても多いです。

鵞足炎・腸脛靭帯炎など見落とされやすい原因

膝の内側が痛む場合は、鵞足(がそく)と呼ばれる腱の付着部に炎症が起きている鵞足炎の可能性もあります。膝の外側の痛みは、腸脛靭帯という組織の摩擦が原因のこともあります。

病院の検査では原因が特定されなかったという方でも、こういった組織への負担が見落とされていることは少なくありません。

「年のせいだから仕方ない」は危険なサインです

「どうせ年齢的なものだから」と様子を見ているうちに、痛みが進行してしまうケースは非常に多いです。膝の痛みには、早めに向き合うことが本当に大切なんです。

痛みを放置していると、かばう姿勢が習慣化して腰や股関節にまで悪影響が出てきます。さらに進行すると、安静にしていても痛む状態になり、夜間に目が覚めるほどの痛みに発展することもあります。最悪の場合、歩行自体が困難になり、日常生活のあらゆる動作に支障をきたすことになりかねません。

「まだそこまでひどくないから大丈夫」と思っているうちに対処するのが、実は一番の近道です。

病院や薬だけでは改善しない理由

膝が痛くなると、まず整形外科を受診したり、市販の湿布を貼って様子を見るという方が多いですよね。もちろんそれが間違いというわけではありません。ただ、根本的な原因に対処しなければ、一時的に痛みが和らいでもまた繰り返してしまうことが多いのです。

湿布・消炎鎮痛剤の限界

薬や湿布は痛みや炎症を抑える効果がありますが、あくまで対症療法です。なぜ痛みが出ているのかという根本の原因には働きかけません。長期的に薬に頼り続けることで胃腸への影響が出るケースもありますし、副作用を心配する方も少なくありません。

サポーターの使いすぎにも注意

膝を固定するサポーターは、一時的な安定感を与えてくれますが、使い続けることで膝周りの筋肉がさらに衰えてしまうリスクがあります。サポーターに頼ることで血流が悪化し、しびれが出てくることもあります。

画一的なリハビリの問題点

リハビリテーションは本来とても重要なアプローチです。ただ、マニュアル通りのプログラムでは、ひとりひとりの身体の状態や原因に細かく対応することが難しいという現実もあります。「長期間通い続けているのに、なかなか改善しない」というご相談も当院には多く寄せられています。

自分でできる!今日からはじめるセルフケアのポイント

すぐに整体や病院に行けない方のために、日常生活の中で取り組めるケアもお伝えします。ただし、あくまで補助的なものとして活用してください。強い痛みや腫れがある場合は、まず専門家に相談することが先決です。

太ももの筋肉を意識した動き

椅子に座った状態で、片方の膝をゆっくり伸ばして5秒キープし、またゆっくり下ろす。これだけのシンプルな動きでも、大腿四頭筋に刺激を与えることができます。痛みが出ない範囲で毎日続けることが大切です。

階段の下り方を見直す

階段を下りるときは、健康な方の足から先に下ろすことで膝への衝撃を分散できます。手すりを使うことも積極的に取り入れてください。「手すりを使うのが恥ずかしい」と思う方もいますが、それよりも膝を守ることの方がずっと大切です。

立ち上がるときは膝に頼らない

椅子から立ち上がるときは、お尻を座面の前に移動させてから、太ももとお尻の力を使って立ち上がるように意識してみてください。膝だけに体重が乗るのを避けることで、痛みが出にくくなります。

膝を温めて血行を促す

慢性的な膝の痛みには、温めることが基本です。入浴のときにしっかり湯船につかったり、保温サポーターを活用したりすることで、血行を改善して痛みを和らげる効果が期待できます。ただし、運動後や急性期で膝が熱を持っているときは冷やすことが先決です。

なぜ検査が膝の痛み改善に欠かせないのか

当院にお越しになる患者さまの中には、「整形外科でレントゲンを撮ったけど異常はないと言われた」「どこに行っても同じことしか言われなかった」という方が少なくありません。異常がないと言われたのに痛みが続く…そのもどかしさは、私も患者として経験したことがあるのでよく分かります。

膝の痛みの原因は、骨の変形だけではありません。筋力のアンバランス、身体全体の歪み、神経の圧迫、血流の低下…これらが複雑に絡み合っていることがほとんどです。原因が特定されないまま施術を続けても、一時的に楽になるだけで根本的な改善にはつながりません。

だからこそ当院では、姿勢分析ソフトを使った数値での歪みの評価、筋力検査、整形外科的テストを含む4種類の検査を組み合わせることで、あなたの膝が痛む本当の原因を特定するところからスタートします。

検査で原因を「見える化」することの意味

検査の結果をそのままお伝えして、「なぜあなたの膝が痛むのか」を分かりやすく説明します。原因が分かると、不安がぐっと小さくなります。そして何をどう改善すればいいかが明確になるので、施術の効果も上がりますし、再発もしにくくなるのです。

整体で膝の痛みが改善できる理由

「膝の痛みに整体?」と思われる方もいるかもしれません。でも、膝の痛みは膝だけの問題ではないことが多いんです。股関節や骨盤の歪み、腰の状態、足首のバランスなど、身体全体の連動性が崩れることで膝に負担が集中します。

当院の施術は、筋肉と関節の両面からアプローチして全身のバランスを整えます。自律神経を整えることで血流と神経の流れを正常に近づけ、自然治癒力を最大限に引き出すことを大切にしています。

力任せのバキバキする施術ではなく、身体に優しいアプローチですので、シニアの方にも安心してお受けいただけます。

施術後の生活習慣サポートまで

痛みが取れたあとも、再び同じ状態に戻ってしまっては意味がありません。当院では、施術のたびに日常生活での動かし方や姿勢のコツ、膝を守るための習慣についてもお伝えしています。痛みがなくなることはゴールではなく、通過点だと考えているからです。

こんな方はぜひ一度ご相談ください

以下のような状況に当てはまる方は、症状が進行しているサインかもしれません。一人で抱え込まず、早めに専門家に診てもらうことをおすすめします。

  • 階段の昇り降りで必ず膝に痛みが出る
  • 長時間座った後、立ち上がりの第一歩が辛い
  • 膝の痛みで夜中に目が覚めることがある
  • 湿布を貼ったり痛み止めを飲んでも効果を感じない
  • 「年のせい」と言われ続けているが、痛みが続いている
  • 趣味の運動や旅行を膝の痛みが原因で諦めるようになった

あなたが今感じている膝の痛みは、きちんと向き合えば改善できる可能性があります。「どうせ治らない」と決めつけてしまうのはまだ早いです。

膝の痛みに関するよくある疑問

患者さまからよくいただく質問をまとめました。同じ疑問をお持ちの方の参考になれば嬉しいです。

よくある質問回答のポイント
膝の痛みは自然に治りますか?軽度の一時的な痛みは改善することもありますが、繰り返す場合は放置すると悪化するリスクがあります
温めるのと冷やすのどちらが良い?慢性的な痛みには温める。急性期・熱感がある場合は冷やす。症状に合わせた使い分けが大切です
どんな運動が膝に良いですか?水中歩行や自転車こぎなど膝への負担が少ない運動が基本。痛みのない範囲で大腿四頭筋を鍛えることが重要です
やってはいけない動作は?深いしゃがみ込み・長時間の正座・重い物の持ち上げなどは膝への負荷が大きく避けるべきです
天気で痛みが変わるのはなぜ?気圧や湿度の変化が関節内の圧力や筋肉の緊張に影響するためです。天候の変化に備えた対策が有効です

最後に、院長からひとこと

私自身もかつてぎっくり腰に悩んだ経験があります。「痛みさえ取れればいい」と思っていたあのときの気持ちは、今でもよく覚えています。でも、原因が分かったとき、どれほど気持ちがラクになったか。その経験があるから、当院では検査を何より大切にしています。

膝が痛くて階段がしんどい。立ち上がるたびに顔をしかめてしまう。そんな毎日を「仕方ない」と諦めてほしくないんです。原因を正しく把握して、適切にアプローチすれば、多くの場合は改善できます。

大事なのは、一人で抱え込まないことです。「たいしたことじゃないかも」と思っていても、ぜひ気軽に相談してください。あなたが思いっきり階段を上って、旅行も趣味も楽しめる日々を取り戻せるように、全力でサポートします。

北千住にある当院までお越しになることが難しい方へ

遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。


院長:下園

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