
院長:下園お気軽にご相談ください!

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朝、ベッドから立ち上がる瞬間に脚の付け根がズキッと痛む。階段の上り下りでも同じ場所が引っかかるように痛み、以前のように友人とのウォーキングを楽しめなくなってきた。年齢のせいだと言われて済まされることに、少し戸惑っている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、股関節の痛みが気になるときに家で確認できること、無理に動かさないほうがよい状態、相談を考えたいタイミングについてお話しします。先に全体像を確認したい方は、股関節の痛みの症状ページもあわせてご覧ください。




まず状態から確認しましょう
椅子から立ち上がる瞬間や、歩き始めの最初の数歩で痛みが強く出るという相談を、私はこれまで数多く受けてきました。
少し歩くと落ち着くのに、座って動き始めると再び痛む。この繰り返しに心当たりがある方は、股関節そのものよりも、その周りの筋肉や骨盤の使い方に負担が集まっていることが多く、単純に関節が悪いと決めつけない方がよいでしょう。
階段や長時間の歩行のあとに痛みが増す方もいて、生活のどの場面で痛みが強くなるかは人によって少しずつ違ってくるものです。だからこそ、まず自分がどの動作で痛みを感じやすいのかを振り返ってみることが、状態を理解する最初の一歩になります。
更年期に入ってから急に股関節の痛みを感じ始めた方は、まず年齢や体質のせいと考えてしまいがちです。
実は、更年期の時期にはエストロゲンという女性ホルモンが減り、関節を支える組織の柔軟性や骨密度に影響が出やすくなるといわれています。この変化が股関節の違和感につながることは少なくなく、痛みを訴える方の年代が重なっている点も納得がいくところです。
ただ、ホルモンの変化だけで片づけてしまうと、姿勢や歩き方といった別の要因を見落としてしまうこともあります。痛みの理由を一つに絞りすぎず、いくつかの角度から考えてみる姿勢が大切だと私は考えています。
股関節の痛みには、ホルモンの変化以外にもいくつかの背景が関わっていることがあります。
座り仕事が多い生活では骨盤が後ろに傾きやすく、股関節の前側に負担が集まりやすくなります。デスクワークの時間が長い方ほど、この傾きが強く出る傾向があります。
片側だけをかばうように歩く癖が続くと、痛む側とは逆の腰や膝にまで影響が広がることもあります。歩幅が狭くなっていないか、靴底の減り方に左右差がないか、一度確認しておきたいところです。
下半身の筋力が落ちると、股関節そのものが支えていた体重の負担を筋肉が受け止めきれず、関節側に負荷が寄ってしまうことがあります。
運動不足を感じている方ほど、この負担の集まり方が大きくなりやすいという見方もできます。特に股関節を支える殿筋や太ももの筋肉が弱ると、歩くだけでも関節への負担が増えてしまいます。
痛みが出ると、無意識に痛む側をかばって歩くようになるものです。
この歩き方が続くと、反対側の腰や膝、さらには背中まで負担が広がり、股関節だけでなく体全体のバランスが崩れやすくなっていきます。かばう歩き方が定着してしまうと、どこが本来の痛みの出どころなのか分かりにくくなるケースも見られます。
正直に言うと、痛みが軽いうちはこの悪循環に気づきにくいものです。だからこそ、痛みが小さいうちから歩き方の変化に目を向けておくことが、後々の負担を減らすことにつながります。
痛みが軽いうちは、自宅でできることから始めてみてください。
股関節周りをゆっくり動かすストレッチや、体を冷やさないようにする工夫は、無理なく続けやすいセルフケアです。長時間同じ姿勢を避け、椅子から立ち上がる前に一度体を少し動かしておくといった小さな工夫も助けになります。
一方で、強い痛みがあるときに無理に開脚したり伸ばしたりするのは避けたほうがよいでしょう。痛みが強い状態でのストレッチは、負担をかえって増やすこともあるため、痛みの強さを見ながら加減することが大切です。
自宅ケアの範囲を広げすぎず、まずは無理のない動きから試してみる。それだけでも、痛みとの付き合い方が少しずつ変わってくるはずです。
股関節の痛みが続くとき、整形外科と整体のどちらに相談すべきか迷う方も多くいます。
医療機関では画像検査によって骨や軟骨の状態を確認し、変形性股関節症などの疾患がないかを調べます。状態によって薬剤や治療の方針が変わるため、詳しくは医療機関で確認してください。
当院のような整体では、骨盤の傾きや歩き方、日常の体の使い方といった面から負担のかかり方を確認する視点で向き合います。医療機関での検査結果をふまえながら、生活習慣の面から一緒に見直していく方も少なくありません。
痛みの中には、少し様子を見てよいものと、早めに医療機関へ相談したほうがよい状態があります。
次のような状態があるときは、一度医療機関で確認してもらうと安心につながります。ご自身の状態と照らし合わせながら見てみてください。
こうした状態が見られる場合は、自宅ケアの範囲を広げるよりも先に、医療機関へ相談したほうがよい状態と考えられます。無理をして様子を見続けることで、かえって回復に時間がかかることもあります。
一度落ち着いた痛みが何度も戻ってくる場合、痛みそのものだけでなく生活の癖に理由があることもあります。
数々のご相談の中でも多いのが、痛みが引いた途端に以前と同じ歩き方や姿勢に戻ってしまうという悩みです。せっかく和らいだ負担が、同じ動作の繰り返しによって再び集まってしまうことは珍しくありません。
当院では、痛みの出方だけでなく、歩くときの負担のかかり方や日頃の姿勢の癖まで確認しながら、繰り返しにくい状態を目指すお手伝いをしています。次のような点を順番に確認していくことが多いです。
骨盤や背骨のバランスに左右差がないかを確認します
痛む側をかばう動きが出ていないかを見ていきます
こうした確認を重ねることで、痛みの背景にある生活の癖が見えてくることが多く、日々の過ごし方を少しずつ調整していくきっかけになります。
股関節の痛みは、更年期によるホルモンの変化と、骨盤の傾きや歩き方といった体の使い方が重なって強く出やすくなります。どちらか一方だけで説明しきれないことも多く、両方の視点から考えることが大切です。
まずは長時間同じ姿勢を避けること、痛みが強いときに無理をしないことから始めてみてください。小さな積み重ねが、負担を減らす一歩になっていきます。
股関節だけでなく、歩き方の癖や骨盤の傾きも含めて確認したい方は、大川カイロプラクティックセンター北千住西口整体院へお気軽にご相談ください。

