歯ぎしり

歯ぎしりとは

歯ぎしりは無意識のうちに歯を強くこすり合わせたり、食いしばったりする習慣的な動作で、主に睡眠中に起こることが多く、本人が気づかないうちに歯や顎に大きな負担をかけています。

日本人で歯ぎしりの症状がある人の割合は約30％と報告されており、特に20～40代に多く見られる傾向があり、当院にも歯ぎしりでお困りの方が多く来院されます。

ストレス社会の現代において発症率は年々増加傾向にあり、現代病ともいえる症状のひとつです。

歯ぎしりを放置すると、顎関節に過度な負担がかかることで顎関節症を発症し、口が開かなくなったり、食事に支障をきたしたりする可能性があります。

さらに、頭痛や肩こり、首の痛みなどの全身症状が悪化し、睡眠の質の低下により日常生活に深刻な影響を与えることもあります。長期間放置すると、歯科治療費が高額になるだけでなく、生活の質が著しく低下する恐れがあります。

歯ぎしりの原因

開院以来、当院には歯ぎしりでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えることは、歯ぎしりは複数の原因が複雑に絡み合っておきているということです。

歯ぎしりの原因として次のものが挙げられます。

このように歯ぎしりは複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

精神的ストレスや睡眠の質の低下、噛み合わせの異常など複数の原因が重なると、顎関節の可動域を低下させてしまったり、緊張から無意識のうちに歯を食いしばったり、歯ぎしりをしてしまう状態となります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

日常生活に支障が出ている歯ぎしりやどこに行ったらいいのか分からない症状でお困りなら、おひとりで悩まれずに、経験豊富な私たちにご相談ください。

病院とはここが違います

歯ぎしりへの対応として、次のようなものが一般的です。

マウスピース療法

マウスピースは症状の進行を防ぐ対症療法であり、根本的な原因の解決にはなりません。装着時の違和感や口の乾燥、清潔に保つための手入れが必要で、破損した場合の作り直しには費用と時間がかかります。

また、装着を忘れたり嫌がったりして継続が困難な場合もあります。

薬物療法

薬物による治療は一時的な効果に留まることが多く、根本的な解決には至りません。副作用として眠気やふらつき、依存性のリスクがあり、長期使用には注意が必要です。

生活指導

生活習慣の改善は効果的ですが、ストレスの多い現代社会において実践が困難な場合が多く、効果が現れるまでに時間がかかります。

歯ぎしりを改善するために

まずはあなたの歯ぎしりの原因を検査を通じて明らかにします。原因が特定できなければ一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

当院は、丁寧なカウンセリングと4種類の検査結果を基に全身の歪みを整え、滞っていた血液、神経の流れを正常に戻し自然治癒力を高める施術をします。

そして症状がなくなった後も再発しないよう歯ぎしりの原因であった生活習慣の改善や今後のアドバイスもお伝えし、健康な状態を維持できるようサポート致します。

当院の特徴

施術歴10年以上の経験豊富な施術者が専属でカウンセリングから検査、施術まで最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。男女の施術者が在籍しており同性に相談できるのも強みです。

身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで担当者が専属して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めています。

薬に頼りたくない方やマウスピースで効果が期待できなかった方、病院で改善しなかった方も諦めずにご相談ください。

歯ぎしりのQ＆A

歯ぎしりは自然に治りますか？

子どもの歯ぎしりは成長とともに自然に改善することが多いですが、大人の歯ぎしりは根本的な原因を解決しない限り自然治癒は期待できません。適切な治療とケアが必要です。

歯ぎしりの人がやってはいけないことは？

硬い食べ物を頻繁に食べる、ガムを長時間噛む、日中の食いしばりを放置する、過度な飲酒やカフェイン摂取、ストレスを溜め込むことは避けるべきです。

歯ぎしりが原因で歯を失うことはありますか？

長期間放置すると歯の摩耗や破折が進行し、最終的に歯を失うリスクがあります。早期の対処により予防することが重要です。

ストレスがなくなれば歯ぎしりは止まりますか？

ストレスは主要因の一つですが、噛み合わせや睡眠の質など他の要因も関与するため、ストレス解消だけでは完全に改善しない場合があります。

歯ぎしりで頭痛になることはありますか？

歯ぎしりにより咀嚼筋が緊張し、その影響で頭痛が起こることがあります。特に側頭部や後頭部の痛みとして現れることが多いです。

歯ぎしりは何歳頃から始まりますか？

歯ぎしりは乳幼児期から見られることがありますが、成人では20～40代に多く発症します。ストレスの多い現代社会では年齢に関係なく発症する可能性があります。

歯ぎしりで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の自然治癒力を高める施術は歯ぎしりの症状と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

歯ぎしりは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。お一人で悩まれずにお気軽にご連絡ください。