
院長:下園お気軽にご相談ください!

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病棟を歩き回った日や夜勤のあとに、足の付け根や股関節が痛む。少し休むと楽になるものの、次の勤務でまたつらくなる。看護師の仕事では立っている時間だけでなく、中腰や患者さんの介助も多いため、このまま働き続けて大丈夫なのか気になる方もいると思います。
大川カイロプラクティックセンター北千住西口整体院の下園です。この記事では、看護師の仕事で股関節に負担がかかりやすい場面と、勤務中にできる工夫、医療機関へ相談したほうがよい状態についてお話しします。
股関節の痛みについて先に全体像を確認したい方は、股関節の痛みの症状ページもあわせてご覧ください。今回は、看護師の勤務で起こりやすい負担に焦点を当ててお伝えします。




勤務中の負担から確認しましょう
夜勤のあとに足の付け根が痛む場合、夜勤そのものだけでなく、その間にどのような姿勢や動作が続いていたかを振り返ってみてください。
夜間でもナースコールへの対応や病棟内の移動が重なれば、立つ、歩く、しゃがむといった動作を何度も繰り返します。休憩が十分に取れない日は、同じ筋肉を使う時間も長くなりやすく、勤務の後半になって股関節周辺の重さや痛みに気づくことがあります。
「夜勤だから仕方がない」と決めつけるより、どの時間帯から痛むのか、座ったあとの一歩目なのか、歩き続けたあとに出るのかを確認しておくと、普段の体の使い方を振り返る手がかりになります。
看護師の仕事は、一般的な立ち仕事とは少し違います。同じ場所に立つだけでなく、歩行と停止、方向転換、立ち座りを一日の中で何度も繰り返すからです。
病室とナースステーションを何度も往復すると、股関節は脚を前へ運ぶだけでなく、体重を支える役割も繰り返します。急いで向きを変える場面では片脚に体重が寄りやすく、いつも同じ側で踏ん張る癖があると、左右で負担に差が出ることもあります。
実は、歩いた距離だけでは分からないこともあります。小さな方向転換や短い移動を何度も繰り返す働き方では、本人が思っている以上に股関節へ繰り返し体重がかかっていることがあります。忙しい日の歩き方も確認したいところです。
ベッド周辺での処置や患者さんへの声かけでは、前かがみや中腰になる機会も多いでしょう。そこから立ち上がるときに片脚へ体重を預ける動作が続けば、股関節やお尻、太ももの筋肉にも負担が重なります。
移乗や起き上がりの介助では、自分の体だけを動かすときとは違う力が必要です。足元を固定したまま上半身だけをひねっていないか確認してみましょう。
ベッドや車椅子の位置によっては、片脚を前に出したまま踏ん張ったり、腰を落とした姿勢から患者さんを支えたりします。こうした動作が同じ側に偏ると、股関節だけでなく腰や骨盤周辺、お尻にも疲れが残り、痛む側をかばう歩き方につながる場合があります。
介助では患者さんの安全が優先されるため、毎回理想的な姿勢を取れるわけではありません。それでもベッドの高さを調節する、足の向きを変えてから体を動かすなど、無理なひねりを減らせる場面がないか探すことは、勤務中の負担を減らす第一歩になります。
股関節の痛みといっても、足の付け根、外側、お尻に近い場所など、気になる部位は人によって違います。痛む場所だけで原因を決めないことが大切です。
股関節は骨盤につながり、周囲にはお尻や太ももの筋肉があります。そのため、腰や骨盤周辺の動きが少なくなった状態で立ったり歩いたりすると、股関節周辺に負担が集まることもあります。足の付け根だけを強く押したり伸ばしたりする前に、広い範囲で状態を確認したいところです。
また、片側が痛むと無意識に反対側へ体重を逃がしやすくなります。そのまま勤務を続けると、最初に痛かった場所だけでなく腰や反対側の脚まで疲れるという痛みをかばう歩き方につながるケースもあります。
股関節周辺の痛みには、筋肉などへの負担だけでなく、変形性股関節症をはじめ医療機関での確認が必要な病気が関係する場合もあります。年齢や職業だけで「疲労だろう」と決めつけないようにしてください。
痛みがあると、体は自然に楽な側へ逃げようとします。片脚に体重を預けて立つ、歩幅を小さくする、痛む脚に乗る時間を短くする、といった変化がないか確かめてください。
一時的には楽でも、かばう動作が続くと別の場所へ負担が移ることがあります。歩き方が変わるほど痛いときは無理を重ねないことが大切です。勤務を終えるたびに強くなる、休んでも戻りにくいという場合も、一度状態を確認するタイミングと考えてよいでしょう。
特に連続勤務では、「昨日より痛いか」だけでなく、痛みが出始める時間が早くなっていないかにも注目してください。以前は勤務後だけだったのに、最近は勤務開始から数時間で気になるという変化も、負担が続いていることを考える材料になります。
仕事を続けながら対策するなら、特別な運動を増やす前に、同じ姿勢を長く続けないことから始めてみてください。痛みを我慢して強く伸ばす必要はありません。
まずは次のようなことから、勤務の状況に合わせて取り入れてみましょう。
片側だけへ体重を預け続けていないか確認する
座ったまま固まらず無理のない範囲で姿勢を変える
痛みを確かめながら強いストレッチを繰り返さない
大切なのは、痛みを消そうとして一度に多くのことをするのではなく、何をした日に楽だったか、どんな勤務のあとにつらかったかを知ることです。こうした勤務中の負担を振り返ると、自分に合った対策を考えやすくなります。
股関節が痛くても、すべてを仕事の疲れとして扱うことはできません。症状によってはセルフケアや整体よりも、医療機関への相談を優先したほうがよい場合があります。
次のような状態がある場合は、無理に動かしたり強くストレッチしたりせず、医療機関へ相談してください。
これらがなくても、痛みが長く続く、徐々に強くなる、勤務以外の日常生活にも影響が出ている場合は医療機関への相談を考えてください。必要な検査や治療は状態によって変わるため、自己判断で病名を決めないことが大切です。
看護師の股関節の痛みでは、立ちっぱなしだけでなく、病棟内の歩行、方向転換、中腰、患者さんの介助などが重なっていることがあります。まずは、どの動作や時間帯で痛みが出やすいのかを振り返ってみてください。
今日からできるのは、片側へ体重を預け続けていないか、介助時に足を固定したまま体をひねっていないかを確認することです。強い痛みがある日は無理にストレッチをせず、休んでも続く場合は相談する目安として考えましょう。
股関節だけでなく、腰や骨盤周辺、お尻の状態や歩き方も含めて確認したい方は、大川カイロプラクティックセンター北千住西口整体院へお気軽にご相談ください。

