インフルエンザウイルス予防として「唾液」に注目!アンチエイジングにも

- update更新日 : 2019年07月31日
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秋から冬にかけてインフルエンザウイルスが流行します。

インフルエンザウイルスの予防といえば、インフルエンザウイルスの予防接種やうがい・手洗いが一般的です。

「唾液」もインフルエンザウイルス予防に有効なのです。

インフルエンザウイルス予防『唾液』に注目

インフルエンザウイルス予防に唾液が大切!ということはご存知でしたでしょうか。

唾液は口の中をうるおすだけではありません。

近年では複数の病気のリスクが唾液からわかり、人間ドックなどで唾液検査が行われているほどです。

唾液のもとは血液、抗菌物質がたくさん

唾液は血液からつくられ、唾液腺から新たな物質が分泌され、再び血液中に戻ってきます。

唾液中の物質は現在わかっているだけでも100種類以上あります。

細菌やインフルエンザなどのウイルスにくっついて、ブロックしてくれるさまざまな抗菌物質が存在します。

その中の代表的なものは、IgAと呼ばれる感染防御する免疫物質です

免疫物質 IgAとは?

IgAが少ないと、風邪をひきやすかったり、細菌やウイルスなど感染症にかかりやすくなります。

口の中のIgAが撃退するはずの歯周病に関係する悪玉菌が、大腸がんの表面で活動しているのが見つかったこともあるそうです。

唾液ががんと関係することがわかっています。

100種類以上の唾液の物質のうち、身体を守る成分がたくさん入っています。

  • ラクトフェリンに代表される抗酸化物質
  • 脳の老化を抑える物質
  • 細胞の老化を遅らせる物質など

唾液が少なくなると

唾液が少なくなると

  • インフルエンザウイルスなどの感染症などの病気にかかりやすくなる
  • 肥満や老け顔になったり、肌の老化リスクも高くなる

アンチエイジングには唾液がとても大切になってきます。

年齢とともに唾液量が減ってきますが、『量』だけでなく『質』も大切とされ、見直していく必要があります。

次回、自分の唾液力はどうか?チェック項目をお伝えさせていただきますね。