体温1度の差で大きく違います

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人は寒くなると体温を逃がさないようにするために、意思とは関係なく自律神経が働き、体をこわばらせてしまうことが分かっています。

大概は肩をすくめて丸まった姿勢をとりますが、これは体の表面積をちいさくして体温を逃さないようにしていると考えられます。

これは異常に力がはいるので、肩や首、背中の凝りが酷くなってしまいます。

体温が1度下がると

体温が1度上がると基礎代謝率が13%アップすると言われています。
免疫力も一時的に5~6倍アップします。

健康的な人の平熱は36.5~37.1度。
36度以下になると「低体温」といわれ、さまざまな不調を生みだします。

血流が悪くなると体温が下がり、1度下がると免疫力も落ちます。
私達の体は血液が細胞に栄養と酸素を送り届け、白血球(血液の中にある免疫機能)が老廃物を持ち帰る働きをしています。
つまり白血球が体の中をめぐることで体の異物をパトロールしているのですが、体温が下がると異物が現れても素早く駆除してくれる白血球を集めにくくなり、ウイルスや細菌に負けて発病しやすくなってしまいます。

同じく免疫に関わる腸の働きも低下します。

また、ガン細胞は35度で最も増殖する性質があるとされています。

そういったことから低体温は代謝も落ち、生活習慣病やアレルギー、うつ、癌など、さまざまな病気を引き起こすそうです。

 

体温を1度上げるには

まずは血流を良くする生活を送ることが大切ですね。
筋肉が固いと血管を押しつぶし、血流を阻害するのでまずは凝りを解消することをお勧めします。
 ・軽い運動やストレッチ
 ・湯船に浸かる(10分程度でOK)
 ・質の良い睡眠
 ・体を冷やさない(衣服・食事など)

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