
院長:下園お気軽にご相談ください!

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床に落ちた物を拾おうとしゃがんだとき、股関節の前側がズキッと痛む。途中までは問題なく曲げられるのに、深くしゃがむと足の付け根が詰まるように感じる。そんな経験はありませんか。掃除や靴を履くときにも痛みが出るようになると、普段の生活でも気になってしまいますよね。
今回は、しゃがむと股関節が痛くなる理由や、痛みが出る動作の特徴、日常生活で負担を減らす工夫についてお話しします。無理に動かさないほうがよい状態についても触れていきます。
股関節の痛みにはさまざまな原因があります。症状全般については股関節の痛みの症状ページもご覧ください。この記事では、特にしゃがむ動作で痛みが出る場合に絞ってお伝えします。




痛みが出る動作から確認しましょう
しゃがむ動作では、股関節を大きく曲げながら膝や足首も動かします。特に深く腰を落とすと、太ももがお腹に近づき、股関節の前側に圧迫や負担が生じることがあります。
股関節の周囲には、脚を持ち上げる腸腰筋や、お尻の筋肉などが集まっています。これらの筋肉の働きや関節の動く範囲によって、しゃがみやすさは変わります。ただし、痛みの原因が筋肉だけとは限りません。関節内部の問題が関係している場合もあります。
例えば、椅子に座る程度なら平気でも、床に近づくほど痛みが強くなることがあります。これは股関節を深く曲げた位置で負担が増えるためとも考えられますが、痛みの出方だけで原因を決めることはできません。
股関節が痛くてしゃがめない場合、まず気になるのは原因だと思います。筋肉の柔軟性だけでなく、関節の形や軟骨、関節唇などが関係している可能性もあります。
長時間座っていることが多い方では、股関節周辺の筋肉が硬く感じられることがあります。脚を曲げる動作がぎこちなくなり、しゃがむときに腰や膝を大きく動かして補おうとする場合もあるでしょう。
ただし、身体が硬いからといって、それが痛みの直接的な原因とは限りません。左右で動かしやすさが違う場合も、無理に同じ角度まで曲げようとせず、痛みの出ない範囲を確認することが大切です。
股関節を深く曲げると足の付け根が痛む場合、股関節インピンジメントや関節唇損傷などが関係することがあります。また、臼蓋形成不全や変形性股関節症でも、動作時の痛みや可動域の制限が起こる場合があります。
これらは症状だけでは区別できません。医療機関では診察や必要に応じた画像検査などをもとに状態を確認します。特に痛みが続いている方は、単なる身体の硬さと決めつけないことが大切です。
同じ股関節の痛みでも、どのタイミングで痛むかは人によって違います。しゃがみ始めから痛む方もいれば、深く腰を落としたときや立ち上がる瞬間に痛みを感じる方もいます。
例えば、股関節を曲げる途中で痛む場合は、その角度で筋肉や関節に負担がかかっている可能性があります。一方、立ち上がるときに痛む場合は、体重を支えながら股関節を伸ばす動作が関係していることもあります。
痛む場所にも目を向けてください。足の付け根の前側なのか、股関節の外側なのか、お尻に近い部分なのかによって、確認する内容は変わります。どの位置で、どの動作をすると痛むのかを普段の生活の中で把握しておくと、医療機関などで相談するときにも役立ちます。
しゃがむときに動くのは股関節だけではありません。膝を曲げ、足首を動かしながら、骨盤や上半身の位置も変化させています。そのため、股関節以外の動きも確認したいところです。
深くしゃがむには、足首を曲げて膝を前方へ動かす必要があります。足首が十分に動かないと、かかとが浮いたり、上半身を大きく前に倒したりすることがあります。こうした動作の変化が股関節への負担に関係する可能性もあります。
ただし、足首が硬い人すべてに股関節痛が起こるわけではありません。しゃがんだときにかかとが浮きやすいか、左右で動きに違いがあるかなどを、無理のない範囲で確かめてみてください。
股関節を深く曲げるときには、骨盤や腰も一緒に動きます。股関節の動きが制限されていると、腰を丸めたり身体を片側へ傾けたりして、しゃがむ深さを補うことがあります。
当院でも身体の動きを確認するときは、痛む場所だけでなく、立ち方や歩き方、腰や膝の使い方にも目を向けています。ただし、こうした動作の特徴だけで股関節の病気を判断できるわけではありません。
股関節が硬いと感じると、ストレッチやスクワットで柔らかくしようと考える方もいるでしょう。しかし、痛みを我慢して深く曲げることが、必ずしもよい方法とは限りません。
特に足の付け根に鋭い痛みや引っ掛かり感がある場合は、無理にしゃがみ込まないほうがよいでしょう。痛みを感じる角度まで繰り返し押し込まないことが大切です。強い刺激を加えることで症状が増す場合もあります。
まずは痛みの少ない範囲で動くことを優先してください。運動をした後に痛みが長く残る、翌日まで症状が強くなるといった場合は、負荷が合っていない可能性があります。運動量や動かす範囲を見直す必要があります。
股関節が痛むときは、日常生活で深くしゃがむ回数を減らすことから始めてみてください。掃除や洗濯、靴を履くときなど、普段の何気ない動作を少し変えるだけでも負担を減らせる場合があります。
例えば、床の物を拾うときは、安定した台や手すりに手を添えて身体を支える方法があります。片膝をつく姿勢が楽な方もいますが、膝に痛みがある場合は無理をしないでください。低い位置での作業そのものを減らす工夫も役立ちます。
靴を履くときには椅子に座り、靴べらを使うと股関節を深く曲げずに済むことがあります。掃除道具を柄の長いものに替えるのも一つの方法です。痛みをかばう動作が続くと腰や膝にも負担がかかることがあるため、無理なく動ける方法を選びましょう。
しゃがむときだけ痛む場合でも、症状が続いたり、以前より動かせる範囲が狭くなったりしているなら、整形外科で相談することをおすすめします。特に歩行や日常生活に影響が出ている場合は注意が必要です。
次のような状態では、セルフケアより医療機関での確認を優先してください。
特に転倒後に歩けない場合や、発熱を伴う強い股関節痛がある場合は、速やかな受診が必要です。普通に歩けるからといって、関節内部に問題がないとは限りません。気になる症状を長く我慢しないことが大切です。
股関節の痛みでしゃがめないときは、無理に柔軟性を高めようとせず、痛みの出る角度や生活の中で負担がかかる動作を確認することから始めてください。筋肉だけでなく関節の問題が関係する場合もあるため、必要に応じて医療機関での確認が大切です。
今日からできることとして、床に近い位置での作業を減らし、椅子や道具を使って股関節を深く曲げる機会を少なくしてみましょう。また、痛みが出る場所や動作、症状が続く時間を記録しておくと、今の状態を伝える際にも役立ちます。
医療機関で必要な確認をしたうえで、股関節だけでなく、骨盤や膝、足首の動き、日常生活での身体の使い方も含めて相談したい方は、大川カイロプラクティックセンター北千住西口整体院へお気軽にご相談ください。

