
院長:下園お気軽にご相談ください!

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ピラティスで脚を持ち上げたとき、股関節の前側が詰まるように痛む。レッスン中は我慢できても、帰宅後や翌日まで違和感が残ると心配になりますよね。姿勢改善や運動不足の解消を目指して始めたのに、かえって股関節が痛くなり、次のレッスンを休むべきか迷っている方もいるでしょう。
この記事では、ピラティスで股関節に痛みが出る理由や、痛みが出たときの対応、運動を続ける前に確認しておきたいことについてお話しします。
股関節は歩く、立つ、座るといった日常動作にも関わる大切な関節です。ピラティス以外でも違和感がある方は、股関節の痛みの症状ページもあわせてご覧ください。




痛みを我慢して動かす必要はありません
ピラティスでは、脚を持ち上げたり股関節を大きく動かしたりする運動が多くあります。普段あまり使っていない筋肉に負担がかかることもあるため、痛みの出方に注意が必要です。
脚を持ち上げるときには、股関節の前側にある腸腰筋などが働きます。腹筋やお尻の筋肉との協調がうまくいかないと、特定の筋肉に負担が集中することがあります。特に、脚を高く上げようとして腰を反らせてしまう方は注意したいところです。
ただし、脚の付け根が痛むからといって、腸腰筋だけが原因とは限りません。股関節の内部に問題がある場合もあるため、鋭い痛みや引っかかる感覚が繰り返されるときは、無理に動かさないほうがよいでしょう。
ピラティスでは柔軟性も大切ですが、股関節を大きく開いたり深く曲げたりすることが目的ではありません。周囲の人と同じ姿勢を取ろうとして、今の身体に合わない範囲まで動かすと、筋肉や関節に負担がかかる可能性があります。
実は、股関節の動く範囲には個人差があります。骨の形や関節の状態によっても違うため、身体が硬いからといって無理にストレッチを続けるのはおすすめできません。痛みのない範囲で動かすことを優先してください。
股関節の痛みといっても、脚の付け根が痛む方もいれば、お尻や太ももの外側に違和感が出る方もいます。まずは、どのあたりに痛みを感じるのか確かめてみてください。
前側の痛みには腸腰筋などの筋肉や股関節内部の問題、外側の痛みには中殿筋などの筋肉や腱の負担が関係する場合があります。お尻側の痛みでは、臀部の筋肉だけでなく腰からの影響も考えられます。痛む場所だけで原因を決めつけないことが大切です。
また、片側だけ痛む場合は、左右の筋力や動かし方の違いが関係することもあります。ただし、股関節の形態や疾患が影響している可能性もあるため、痛みが繰り返される場合は整形外科で確認しておきたいところです。
レッスン中は問題なくても、帰宅してから股関節が痛くなることがあります。運動による筋肉の疲労が関係する場合もありますが、すべてを筋肉痛として扱うのは避けたいところです。
普段使わない筋肉を動かした後には、数時間後から翌日以降に筋肉痛が出ることがあります。筋肉を使った部分に重だるさや張りを感じ、数日かけて徐々に落ち着くこともあるでしょう。慣れない運動を始めた方に起こりやすい反応です。
ただし、痛みがある場所や発生する時間だけで筋肉痛と判断することはできません。股関節の奥が鋭く痛む、特定の角度で強く痛むといった場合は、運動による単純な疲労とは別の問題も考える必要があります。
レッスン翌日に階段を上ると痛い、椅子から立ち上がると脚の付け根が痛むといった場合は、股関節への負担が残っている可能性があります。痛みをかばって歩くと、腰や反対側の脚にも余計な負担がかかることがあります。
このようなときは、次のレッスンで同じ動作を繰り返さないことが大切です。痛みが続く、強くなる、日常生活にも支障がある場合は、自己判断で運動を再開せず、医療機関に相談してください。
股関節が痛むと、身体が硬いせいだと考えてストレッチを増やす方もいます。しかし、痛みの原因によっては、強く伸ばすことでかえって負担を増やしてしまう場合があります。
特に、膝を胸へ強く引き寄せる動作や、脚を大きく開く動作で股関節の前側が詰まる場合は注意が必要です。痛みが出る角度まで無理に動かさないことを優先し、インストラクターにも症状を伝えてください。
マシンピラティスの場合も、スプリングの負荷や脚を動かす範囲によって身体への負担は変わります。マシンを使えば必ず安全というわけではありません。マットでもマシンでも、その日の状態に合わせた調整が必要です。
運動を習慣にしている方ほど、少しくらい痛くても続けたいと思うかもしれません。ただ、股関節に痛みがあるときは、予定どおりに運動することよりも、症状を悪化させないことが優先です。
運動中に痛みが出た場合は、その動作を中止してください。痛みが落ち着いても、すぐに同じ負荷へ戻すのではなく、可動域や回数を減らすなどの調整が必要になることがあります。痛みを我慢して最後まで続ける必要はありません。繰り返す痛みは医療機関で確認しましょう。
再開するときは、痛みが落ち着き、歩行や日常動作に支障がないことを確認したうえで、軽い運動から段階的に進めることが基本です。診断を受けている方は、医師や理学療法士の指示を優先してください。
ピラティス中だけでなく、歩行や階段、立ち上がりでも股関節が痛む場合は、関節そのものに問題がないか確認することが大切です。運動による筋肉の負担だけとは限りません。
例えば、変形性股関節症や股関節唇損傷、大腿骨寛骨臼インピンジメントなどでも、脚の付け根の痛みや動かしたときの違和感が現れることがあります。こうした疾患の有無は、症状だけでは判断できず、医療機関での診察や必要な検査によって確認されます。
特に次のような症状がある場合は、運動を控えて医療機関へ相談してください。
急激な強い痛みや体重をかけられない状態、発熱を伴う強い痛みなどは、速やかな受診が必要です。痛みが軽くても、同じ場所で繰り返される場合は放置せず、一度確認しておくと安心でしょう。
ピラティスのときだけ股関節に負担がかかっているとは限りません。長時間座って仕事をしている方や、普段から片脚に体重をかけて立つ癖がある方は、日常生活での身体の使い方も確認したいところです。
例えば、座っている時間が長いと、立ち上がった直後に股関節周辺の筋肉がこわばったように感じることがあります。また、痛みをかばう歩き方が続くと、身体の別の部分にも負担がかかる場合があります。運動のフォームだけでなく、普段の生活にも目を向けることが大切です。
大川カイロプラクティックセンター北千住西口整体院では、股関節周辺の筋肉の状態だけでなく、骨盤や腰の動き、姿勢、歩き方なども確認しています。必要に応じて医療機関での確認をおすすめしながら、日常生活での負担を減らす方法を一緒に考えていきます。
ピラティスで股関節に痛みが出る背景には、筋肉への負担や可動域の問題だけでなく、関節の状態が関係している場合もあります。身体によい運動だからといって、痛みを我慢して続ける必要はありません。
まずは、どの動作で痛むのか、前側と外側のどちらが痛いのか、レッスン後も症状が残るのかを確認してみてください。次回のレッスンではインストラクターに伝え、無理のない運動内容を相談することから始めましょう。
股関節だけでなく、骨盤や腰の動き、姿勢や歩き方の癖も含めて確認したい方は、大川カイロプラクティックセンター北千住西口整体院へお気軽にご相談ください。

