正しい座り方

- update更新日 : 2019年07月19日
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最近、当院に肩こりや腰痛で来られる方は必ずと言ってもいいほど 『姿勢改善』を希望されています。

理由を聞くと、姿勢が悪いから凝ると思って・・・と言われる方が多いです。
今はテレビやネットでも多くの情報が流れている分、多くの方は肩こりや腰痛は「姿勢が原因」だと分かっているんですね☆

 この気付きはとても素晴らしいです(^▽^)

ただ残念ながら何年、何十年と積み重ねてきた姿勢のクセは、 直ぐに治すのは難しいです。
「正しい姿勢は分かっているけれども、なかなか出来ない」という方が多いのではないでしょうか。
 

なぜならば、人の体は「楽」を覚えると、自然と楽な方に流れていってしまいます・・・
どうしても「楽」をしたがってしまうのです。

なので普段から、気付いたら正しい姿勢を意識するクセ付けが必要になります。
お恥ずかしながら、私も足を組む姿勢を治すのに、半年かかりました(^^;

 

まずは座り方について少しお話したいと思います。

悪い座り方

 

 

悪い座り姿勢とは….

  • 背中を丸める
  • 机に肘をつく
  • 体が利き手の方に傾く(パソコンでのマウスも危険です)
  • 足を組む
  • 姿勢良くしようとして腰を反り過ぎる

などなど色々と上げられます。

姿勢の悪さから起こる症状

このような姿勢を長く続けると肩こり腰痛以外にも様々な悪影響があります。

  • 呼吸がしにくくなる
  • 内臓の働きが悪くなる
  • 体型が崩れる
  • 自律神経系がアンバランスになり、頭痛・眩暈・吐き気・寝つきが悪い

~正しい座り方~

正しい座り方とはどういうことでしょう?
一番は骨盤を立てる事!
 前かがみでお尻を一番後ろまでグイッと引いて座ると簡単に骨盤が立ちます。

 細かくポイントをみていくと・・・

  1. 背もたれが後ろに傾いている椅子の場合、背もたれの前に板や雑誌を置き、その間にタオルなどを詰めて態勢を固定する。
  2. アゴは軽く引き、首に余計な力は入れない。
  3. 足の裏がしっかり床につき、その状態でひざが直角に曲がる高さに合わせる。
     イスが高すぎる時は台座などの上に足を置く。
     自分のお尻より膝が高い位置にあると腰にも負担がかかるので注意です。
  4. パソコンのモニターを見る時は、視線が水平よりやや下を向くくらいの高さにする。
     高すぎたり低すぎたりすると顎を前に出す状態になり、首に負担がかかります。

まずは1日3回意識してやってみましょう(^▽^)/

そして実際は、体の凝りや歪みが生じているからこそ、 猫背や足を組む姿勢が楽に感じてくるものです。
1度体をしっかりと解して歪みを改善しつつ、普段の姿勢を意識して予防していく事も おススメではあります。