虫歯を治療してもまだ痛む場合は?

- update更新日 : 2019年07月19日
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虫歯でないのに歯が痛い

虫歯を治療してもまだ歯が痛む、違和感があるという場合はありませんか?
これを「非歯原性疼痛」と言われています。

筋・筋膜性歯痛

その原因の1つとしては「筋・筋膜性歯痛」というものがあります。
側頭筋咬筋(こうきん)、ものをかむそしゃく筋などが固くなり関連痛として現れる症状です。

これは昔と違って柔らかい食べ物が増えてきた為に、顎を動かさなくなってきた事も要因の1つです。
逆に固い物を食べすぎても今度は筋肉の疲労で固くなる事もあります。
厄介なことに、筋肉は動かさな過ぎても、動かし過ぎても固くなるのです。

歯ぎしり・食いしばり

また自律神経が乱れることで睡眠中でもずっと全身に力が入り、食いしばりや歯ぎしりを起こします。それが原因で側頭筋・咬筋・咀嚼筋が固まり痛みを出す事も考えられます。
まずは自律神経の乱れを治す必要があり、全身ケアがお勧めです。

 

下記の図は、「×」印がトリガーポイントといって歯を痛めている根源で、固くなっている場所です。この「×」印が固いことにより、赤くなっている場所が関連痛として痛みが飛び、「虫歯では無いのに痛い」という症状が起こります。

 

咬筋トリガーポイント

側頭筋トリガーポイント

当院でもトリガーポイント治療としてそれらを解すフェイシャル技術があります(^▽^)/
患者で通われている歯科医さんも、虫歯を治療してもまだ痛みが残る方をご紹介してくれたりする程です。

気になる方は施術の際にお伝えください(^▽^)