春の頭痛は花粉症が原因かも
段々と暖かい日も増え、花粉が気になる時期になってきました。
花粉症の症状として、
鼻水、鼻づまり、くしゃみ、のどのイガイガ、頭痛、肩こり、倦怠感があげられます。
どうして、花粉症で頭痛が出るのでしょうか?
花粉症とは、体の中に入り込んだ花粉を外敵だと捉えてそれを排除しようとする
「免疫反応」によって、 鼻水や目の痒みで涙を流し追い出そうとしています。
頭痛、肩こり、倦怠感は『二次症状』
鼻の粘膜がアレルギーを起こし腫れあがると、空気を取り込む道が狭くなり体内の酸素が減ります。
脳内も酸欠状態になり、それを回避しようと頭痛の引きがねを起こします。
脳の酸欠を防ごう!
↓
脳内の血管を拡張
(たくさん酸素を取り組もうと体が働く)
↓
拡張した血管により周りの
神経を圧迫
↓
片頭痛(拍動に合わせて
ズキンズキン痛みが走ります)
脳内が酸欠になるとどうなる?
脳内の酸欠が続くと脳の活動が悪くなってきます。
- 常に眠い
- 倦怠感や集中力の低下
- 深い睡眠がとれない
- 頭痛が悪化する
- 慢性的な疲労
花粉症の時期に、寝ても寝ても眠かったり、倦怠感や集中力の低下があるのは、このためです。
また呼吸が苦しいので寝付きが悪くなってしまい、睡眠不足から段々と頭痛が酷くなって しまうケースがあります。
すると、体の代謝機能が低下し、慢性的な疲労の状態になります。
肩こり・首こりもヒドくなり、緊張型頭痛も引き起してしまい、頭全体または後頭部を締め付けられるような、じわーっとした嫌な痛みを感じます。
以上のように、花粉症になると様々な二次症状が出てきます。
次回はその対策をお話ししたいと思います。