運動習慣の三日坊主はエコシステムのせい
ヒトは生まれながらにしてエコシステム(?)搭載
困ったことに身体や筋肉は基本的にサボろうとします
つまり、なるべく身体がエネルギーを使わずに済むように省エネしようとします。
例えば、使わない筋肉への血液供給は減らされてしまいます。
栄養不足&酸素不足となった筋肉は小さく硬くなります。(廃用性筋萎縮といいます)
1日寝たきりでいると1~3%筋力が低下するとも言われています。
宇宙でトレーニングしている人でも地球では立てない
また、宇宙に長期滞在した宇宙飛行士さんは地球に帰ってくるとうまく立てません。
無重力空間にいると重力に抗う必要が無い為、宇宙船の中でトレーニングをしているにも関わらず筋力が減ってしまうのです。
このようにヒトは適切に運動しないと弱くなってしまう生き物なのです・・・
運動するのが苦手な方々へ
(今日は動きたくないな・・・)と思ってしまい、意気込んで始めようとした運動習慣が三日坊主で終わってしまうのはヒトとして当然のことなのです。
かの村上春樹氏の著書「走ることについて語るときに僕の語ること」の中でもこう書かれています。
『走り続けるための理由はほんの少ししかないけれど、走るのをやめるための理由なら大型トラックいっぱいぶんはあるからだ。僕らにできるのは「ほんの少しの理由」をひとつひとつ大事に磨き続けることだけだ。』
「ほんの少しの理由」の磨き方
「運動したらスイーツを食べる!」という一見無意味そうな手段でも、継続していけば運動が必ず習慣になります。(スイーツも習慣になるかもしれませんが・・・)
もちろんスイーツを控えめにして運動ができれば一番ですが、運動するという習慣がつくまではスイーツに頼っても良いのではないかと個人的には思います。
ただし、スイーツの量にはくれぐれも注意しましょう(^_^;)
また、自分と他人を比較しないことも大切です。比較するなら「以前の自分」と比較しましょう。
- 以前の自分よりも早く走れた。
- 以前の自分よりも高い負荷で筋トレできた。などなど
小さな達成感を積み重ねることで自信もつき習慣化しやすくなります。