ハイヒールと腰痛の関係、靴選びのポイント
「『靴』が幸せになれる場所へ連れて行ってくれる、だから女の子は素敵な『靴』を履くと幸せが訪れる」ヨーロッパにはこんな言い伝えがあります。
今日は女性の必需品『ヒール』と腰痛の関係につてお伝えしたいと思います。
ハイヒールを履くと腰痛になる？
ヒールを履くと、つま先重心になりそのまま前に倒れないよう腰を後ろに反らして無意識にバランスを取ります。この状態を 『反り腰』 と言います。
反り腰の状態だと腰から背中、お尻の筋肉がずっと緊張してしまい筋肉を疲労させます。筋肉だけでなく腰の骨も前方に反ってしまい腰の骨の間にある椎間板という軟骨への負担が増し、腰痛や椎間板ヘルニアを引き起こす原因となります。
腰痛だけではなく、つま先重心になるので外反母趾になるリスクも高くオシャレではありますが体にかける負担は多いと言えます。
でも仕事柄ハイヒールを履かなくてはいけない！ 今日のコーディネートにはヒールを履きたい！
という方も多いと思います。
ではどうすればよいのか？？？
ハイヒール着用時の注意点
一番は筋肉の緊張を和らげる為に、履く前と履いた後に入念なストレッチを行う事です。特にふくらはぎやスネの前の部分、足裏のアーチなどは負担が大きく腰痛予防に重要なポイントとなります。
通勤途中やオフィスなどヒールを履かなくても済む場所ではフラットな靴を履き、必要に応じてヒールに履き替えるなど足の負担を少しでも減らす事が有効です。
靴選びのポイント
一番のポイントは自分の足に靴が合っているかどうかが重要です。サイズだけで合わせても足の甲の高さや足の幅、つま先の幅などが合っていないと靴擦れや外反母趾の原因となり足の痛みをかばうことから全身に力が入り、腰痛や肩こりに繋げてしまいます。
購入時はただ履くだけでなく、できるだけ少し店内を歩くなど試してから買うことが大切です。ヒールで長時間歩いた日は特にお風呂でふくらはぎ、足の指を広げてマッサージをするなど小まめにケアをすることが重要です。
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