寝る直前までスマートフォンを見る危険性
ついつい時間が出来ると見てしまうスマートフォン。気が付くと平気で30分でも1時間でも見続けてしまいますよね。
頭を下げて肩を丸める姿勢で肩こりや首のこりの原因にもなるので使い過ぎは注意したいところです。
今回は日中でのスマホの使い方でなく寝る時に使うことの危険性についてのお話です。
眠りを妨げるブルーライト
ブルーライトは太陽光線のひとつで青色にみえる光です。
青色発光ダイオードが発明されたことによりブルーライトは人工的に作ることが出来るようになり、LED照明を使用した機器が多く作られるようになりました。
スマートフォン、ゲーム機、テレビなどのLED照明機器をみるということは、ブルーライトを浴びるということです。
日中、太陽の光を浴びる所でも、暗い所でも見やすいようにブルーライトが使用されています。
ブルーライトは体内リズムを整える重要な光線で、日中太陽の光を浴びると夜は眠くなるように体はできていました。
しかし、夜にブルーライトの光を見ると脳は太陽光と勘違いし眠りへと導くメラトニンという睡眠ホルモンを分泌しづらくしてしまうのです。
そうなると眠るときに切り替わるはずのリラックス神経(副交感神経)にならずに活動神経(交感神経)が優位なまま寝てしまい、眠りの浅い睡眠となったり起床時の身体のだるさへと繋げてしまいます。
またアメリカの研究では睡眠時間が6時間を切ると7時間以上の睡眠をとる人と比べて風邪になるリスクが4.2倍も高くると言われています。なのでなるべく6時間以上の睡眠と寝る前はリラックスした状態を作って就寝したいですね。