１日に必要な水分量は？
一日に必要な水分量は？
夏の暑さが増しています。熱中症にならないよう、水分を取りましょう。
どれくらいの量を一日に摂ればいいのでしょうか。
厚生労働省が成人に推奨するのは、2500CC（2.5L）水分を取ることです。
1日に人は尿、便、皮膚や呼気からの水分蒸発で、約2500CC（2.5L）もの水分が奪われます。
食事で得られる水分は1日約1300CC（1.3L）ほど。
一日で失う水分量と食事で得られる水分のその差は約1200CC（1.2L）。
食事とは別に水分を取る必要があります。
コップ1杯を200CCとすると、1日に6杯の水分補給が必要です。
水分を取るのを忘れてしまうという方へ
ついつい「水分を摂るのを忘れる」という方がいますが、飲むタイミングを生活習慣に組み入れれば忘れずにとれます。
・朝昼晩の食事の際に1杯ずつ
・寝起き、入浴後、就寝前に1杯ずつ
計6杯を行動と関連付けて飲むことを意識をすると、習慣化しやすいのでおすすめです。
ただし、水分を摂り過ぎても、体によくありません。飲み過ぎると体の中のミネラルなど必要な栄養素が水で薄まってしまい、むくんだり、不調をきたしてきます。
排泄力が乏しい方へ
あまりトイレに行かなくても大丈夫という方は、排泄が上手く出来ずに溜め込み体質になっています。
血液がドロドロになるので水分をしっかりとり、排泄力を高める努力をおすすめします。
毎日10-15分くらい湯船に浸かるだけでも汗腺が正常化し、内臓も動き出すので排泄力が高まります。
コーヒー、お茶、ビールの時は多めに水分を取りましょう
お茶やコーヒーなどカフェインが多く含まれている飲み物について、利尿作用で体の必要な水分までも余計に排出してしまうので、飲む場合はいつもより多めに水分を摂ることをおすすめします。
アルコールも分解するのに体の水分を必要とします。
アルコールも利尿作用もあるので、分解するのに水分が必要なうえ、さらに排泄してしまいます。
水と併用して飲むか、寝る前に多めに水分を摂ることが大切です。
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