「寝違え」は別の症状も悪化しているサインです

朝起きると首に痛みが走り、思うように動かす事が出来なくて憂鬱な一日を過ごした経験は少なからずとも1回はあると思います。

この時、大体の人は

「変な寝方をしてしまった」
「枕が合わない」

などと思う事が多いと思います。
もちろん正解ですが、今日はもう少しだけ深堀をしたお話をしたいと思います。

本来、人は「変な寝方」をすると無意識に寝返りを打って元に戻す事が出来ます。
満員電車の中で無理な体制になっても自然と楽な体制を探すのと同じです。

なぜ寝違えるの?

「枕が合わない」としても、暑いと布団をはいでしまうのと同じように、違和感を感じると寝返りをしながら枕を排除して、いつの間にか枕無しで寝てたりします。
肩こりはあったとしても枕を使って「寝違え」までには至りません。

では、何故寝返りが出来なくなるのでしょうか?
当院に寝違えで来られる方は、ほぼ背中肩・鉄板のようにガチガチです。
普段の姿勢で筋肉が凝り固まると、周辺にある血管が圧迫されて酸素や栄養を充分に運ぶ事が出来なくなり、筋肉を更に固めます。
また神経も挟むので、自律神経の乱れが生じます。
自律神経の活動させるように働く交感神経が優位になると、リラックスする副交感神経が働かずに常に身体を緊張させて力を入れている状態になるので、これは勿論身体を固くします。

脳からの寝返りをする指令も上手くいかずに、「変な姿勢」で寝ても気付かずにそのまま朝を迎えて「寝違え」を起こしていきます。

つまり普段の肩や背中の凝りよりも
寝返りが打てないほど」
「身体が自然と動かないほど」
固くなっているという事なのです。

身体が固くなる原因は、姿勢、ストレス、睡眠不足、環境の変化、気温の変化など様々です。
普段から固くならないよう入浴、ストレッチ、軽い運動など行う事が大切です。
「疲れを感じる = 身体が固い」 なので、そんな時こそ対応する事をお勧めします。

次回は寝違えた時の対処方をお伝えしますね。

辛い肩こり