靴下を履いて寝るのは冷え性に効果的？
靴下を履いて寝ている方へ
布団に入っても足が冷たく、靴下なしには眠れないという方もいらっしゃるのでしょう。
はたして靴下を履いて寝るのは冷え性に効果的なのでしょうか？
冷え性の特徴
そもそも冷え性の特徴というと、
■寒い季節ではないのに、手足が冷たく感じる。
■布団に入っても手足が温まりにくく、入眠に時間がかかる。
■入浴してもすぐに手足が冷えてしまう。
■重ね着しても体が冷えている。
■便秘や下痢になりやすい。
などがあげられます。
靴下を履いたまま寝るメリット、デメリット
●メリット
・足の表面が温まる （ただ深部までは温まらない）
●デメリット
・靴下で足を締めつけ、指先の動きを制限させる→血行不良を起こし、深部が温まらない
・睡眠時に足からの放熱を妨げる→睡眠時の体温調整を狂わせて眠りの質を下げてしまう
・靴下を履くことで、睡眠中に足に汗をかいてしまう→かえって足を冷やす原因となる
靴下を履いたまま寝るデメリットの方が多いので、履いたまま寝ることはお勧めできません。
冷え性の方の寝る時の対処法
・お風呂上がり～寝る直前、靴下を履き足を冷やさないようにする
→冷え性の方は、自律神経が乱れ、内臓が冷えやすいため、手足より内臓を優先してあたためることに熱を使われるので、入浴後もすぐに手足が冷えていきます。
・寝る直前まで布団を温めておく（足元に湯たんぽなど温かい物を入れておく）
→布団が冷えていると布団に入った時、寒い！と感じ、交感神経が活発になり、入眠まで時間がかかります。あらかじめ温めておく方がリラックスしやすく入眠しやすいでしょう。
・40℃ぐらいの温かいお湯に15分程浸かってリラックスする
→副交感神経を高め、入眠を良くする
これらをすることにより体を冷やさずに良質な睡眠もとれ、一日の疲れもとれやすくなります。
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