ヒトはみんな「全身タイツ」を着ている
どうしても筋肉が緩まない時がある
当院では固くなった筋肉を柔らかくしていくことに重点を置いて施術していきます。
主に指や肘を使って筋肉を押していくことが多いですが、押している指先や肘に筋肉が溶けていくような感覚を通常は感じます。
ですが、たまにどれだけ施術してもどうしても柔らかくならない時があります。
そのような場合一度そこからは離れて他の部位を施術します。
例えば腰を施術していても変化が無く膠着状態の時に、一旦首や太モモの施術を済ませます。
すると不思議なことに、腰が柔らかくなっていたり緩みやすくなることが多々あります。
押してダメなら引いてみるといったところでしょうか。
また、片側を施術したら反対側も緩んでいた、ということもよくあります。
離れているのに効果がでる理由
筋肉のひとつ一つに名前は付いていますが、それぞれ分断されたものではなく体内で筋膜が繋がっています。最近では【アナトミートレイン】とも呼ばれています。
スーパーフィシャルバックライン(Superficial Back Line)
上記は一例でアナトミートレインは体を幾通りも何本も通っています。
ですので「症状あるところだけ施術すればいい」というわけでは無いのです。
ヒトはみんな「全身タイツ」を着ている
腰が固いと肩の方へ影響が出るということもあり得ます。
試しに着ているシャツの裾を下へ軽く引っ張りながらバンザイをしてみてください。
90°以上は手を挙げにくいのではないでしょうか。
いうなればヒトは体内に「筋肉の全身タイツ」を着ているようなものです。
当院では症状のある箇所だけでなく全身を調整し主訴の改善は勿論のこと、動きやすく、呼吸しやすく、良い姿勢を保ち易くしていきます。