ブランケット症候群(安心毛布)
みなさんのお子さんの中に、寝る時にいつも同じ毛布を口にくわえて寝てるという子はいますか?
その毛布に包まれて寝たら安心して眠る。
それがないと落ち着かない様子をみせる。
もしかしたらブランケット症候群にあてはまるかもしれません。
ブランケット症候群の特徴
- 眠たい時に毛布を探す
- 多少にニオイが出ても平気で口に入れて寝ている
- 洗濯して毛布を干しているのを見つけると取って欲しい!とアピールする
- ブランケット(毛布)が無いと安心して眠れない
ブランケット(毛布)に限らず、ブランケット症候群は、ぬいぐるみ、ハンカチ、抱き枕などでもあてはまります。
乳幼児に多く、その数は成長するにつれて減っていきます。
なぜブランケット症候群になるのか
乳幼児が断乳をきっかけに始まることがあります。
母乳やミルクを飲んで入眠していた頃と違い、断乳したことで母親が近くにいない寂しさなど紛らわせるため、毛布などを口に入れたりするようになります。
また慣れ親しんだ環境が変化したり、他のストレスをうけることによって、その不安を解消するために慣れ親しんだ毛布の匂いをかぐことで安心するようです。
いつブランケット症候群がおわるのか
子供が成長すると自然と無くなっていきますので、無理に子供から毛布を引き離そうとしなくても大丈夫です。
毛布など特定のものに執着することは次第に薄れていくからです。
子どもの成長の過程の一つであるということで、親としては安心して見守ってください。